～はればれといこう～　子育てはハンディじゃなくキャリア！はたらくを創造しよう。☆cherryの日記。

6月30日に開催される４つ葉プロジェクトのタウンミーティング。

amigoチームとしても、当然事務局シゴトにかかわっているのですが、
もうひとつ「群読」という役もやることになりました。

今日、その「群読」の練習があり、役が決まり、その役で練習をしましたが、
「役を演じた」ことによって、なんとなく見えたものがありました・・・


そもそも群読は

ワークライフバランスに関する現状と望む社会像のキーワードを
杉山ゼミのみんなで拾い出し、それを杉山さんとことばのプロである
浜尾朱美さんによって
シナリオをつくり、登場人物の５人が交互にセリフ調で語りながら
聴衆にイメージを浮かべてもらう、

という意図で考えられたものです。


へえー　なるほどねー
面白そうね

と思いつつ

う、、あたし、役を演じるのすごい苦手・・・と思ったりもしてました。
（できればひっそりと・・・・などと）


でも、その後のシナリオ作成段階で、「なんかあたし、この流れだと役に
付かざるを得ないよな・・・・きっとそうなるんだよなー」と
思うようになったのでした。

シナリオをつくる段階で、大きな問いかけをしてしまったからです。
その当人が、やらないわけにはいかないから。

言うだけ言わせてもらうわ、でもやらないけど。
なんてありえん・・・



シナリオで演じる私の役は、
リアルな私とは違う。

ダンナも、会社も、違う。

あたしにできるのかなー、、、自信ないなーーー

と思っていたのですが、練習で「その人」になってみたときに
なんか、「そうか、そういう解決があったのか・・・」と思えた
気がします。

詳しい話はネタばれになっちゃうからいえませんが、
素のあたしとちがう「わたし」になったことで、
「そうか、あたしも、そうやってやればよかったんだ。あたしも
そうやって、言えばいいんだ」というヒントみたいなことが
浮かんだのでした。


母となった女性は、ついつい強くやさしい「母」になってしまう。

思いやり、愛を注ぐべき対象に愛を注ぎ、
周囲のバランスのための中心にいる。

母という私だけではなく、人生においての私、社会での私、
いろんなものに心を配り、知恵をひねり、時に感情の嵐に飲み込まれ、
でも、毎日暮らしている。


男性よりも心理的に逃げ道がない分、おおまじめに家族を考え、
パートナーシップを考え、社会における個としての自分について
考え、一生懸命行きようとしてしまう。


だけど、本来私たちオンナができることって、
頭であれこれひねるのではなく、ハートやおなかで感じたことを
素直に表現することなのではなかろうか。

もっと単純に、シンプルに、だれでも感じられること。


今回の群読。

浜尾さんの「言い切っちゃえばいいよ、カーンと明るくね」という意図、
自分がその役をやることによって、意味がすごーーくわかった。


いろんな責任を負いすぎず

言い切っちゃえば、いいんだよ。
いっちゃえば、いいんだよ、と。


でもそれは、シャカイや周りや、自分や、、いろんなことがしっかり見えて、
感じているからこそできる、意図した非常に洗練したものなのだ。

なおかつそこには、洗練だけでなく、たくましいスピリットがある。


４つ葉プロジェクトが担う意味って、なんだろう。
どこにあるんだろう。
そして、わたしはそのプロジェクトの中で何ができるんだろう。


基本方針としてはわかっているけれど
そんな風にも思ってた。



杉山さんがいってくれている「１０兆円」という数字もそう。

家族政策が功を奏し、出生率が回復しているフランスの政策と日本を比較し、
いろいろな考慮をしてだした試算が「フランス並みにするには１０兆円かかる」
っていうことだ。

10兆円は、国家予算（一般会計）全体の1/8程度。

今の大体３倍らしい。

といっても規模が大きすぎてぴんとこない。

家計で考えてみるとたとえば世帯収入が40万の家庭において、
「フランス並み」の子育てに関する安心感のために必要なお金はいくらに
なるかというと、だいたい5万円・・・。

家計の中から月５万円子ども関係にかかるって、至極普通な気がします・・

財源はどうしよう。


という議論もあるかとはおもいますが、４つ葉は「頭はすっきり、
こころはからっと、たくましく」「言い切る」ことが必要なのかなーと
思ったりしました。


でもさ、国家予算をちょっと調べたときに、あらためて思ったのですが、
「一般会計」のほかにもうひとつ「特別会計」という別のお財布が国には
あるわけなのですが、そっちの財布には「449兆」も入っているんだよ。


「国」という家長から「これで生活しなさい」といって渡される金額が
４０万円だとしたら、そこには入っていない、家長専用のお財布には
その５.６倍。。。

つまり２２４万円が入ってる・・・・


そっちのお財布から、５万くらいポンと頂戴よ、おじいちゃんたち！


４つ葉を通してみたシャカイは、私たちは知っているようで知らないことが
たくさんあって、知らないからいいようにされちゃってんだなーという
ことを感じます。


国家予算（一般会計）について、あれこれ調べたりしているブログなんかを
つらつらと見てみたら、４０万（ボーナス込み）の家庭にたとえるならば、
今の日本は毎月借金１８万円して生活してて、ローンも５０００万以上
のこってる計算になるそうですよ・・・

４０万は使い切っちゃって、足りなくて毎月１８万円借金し続けているって・・



こわいわ・・・


ほんと、知っているようでしらないシャカイのこと。
４つ葉って勉強になるわ・・・



「むずかしい」とか思い込まず、シャカイのこと、一緒にいろいろと考えたり
してみませんか？

わからないなら、わかるようにすればよいのです。


４つ葉タウンミーティングは、ひとつのきっかけになると思ってます。
よかったらぜひ渋谷にいらしてください。

みなさんとお会いできるの楽しみにしています。


４つ葉プロジェクトのタウンミーティング詳細はこちら。