～はればれといこう～　子育てはハンディじゃなくキャリア！はたらくを創造しよう。☆cherryの日記。

子育てをきっかけに、子育て支援や地域社会の扉が開かれ、
思い切って飛び込んでみたら、、、、


そこは新天地だった。



以前、親しい友人（独身・３４歳・悪気なし）に
結婚やこどものメリットがわからない

といわれたけれど、そのメリットとやらは確実にそこにある。
だけど、それは本人がどう受け取るかによってエライ違う結果に
なるので、どうも『納得』させられなかった。

でもそれはしょうがない。

そのメリットとやらは、自分自身が体感して、感じるしかないから
いくら誰かが「子育てはすばらしい」とか「出産はすごい」とか
いったところで、納得なんてできないのだ。



そしてどうやら、
わたしはその「メリット」とやらを見出すことができ、
そのお陰で人生の彩りが鮮やかになり、豊かになり、私自身の世界が
幅も深さも広がった・・・


こどもがかわいいとか、かわいいけどたいへんとか
そんなことは当たり前すぎる話なので割愛するけど、私個人の体験
からいうならば、
私が今まで一人で生きてきてなかなかできなかったのに、
こどもを産み育て、家族で、地域で、社会で暮らしていく中で
大切に思えるようになったことは、


引き算。



整理べたな私、
シンプルに暮らせない私。
いろいろやりたいことがあふれていく私。
丁寧に暮らせない、丁寧に対応できない。

でも、
いつでも胸に希望と願いをもち、
自分を信頼できていて、
同時進行で、いろんな種をまくことができる私。
前に進むことが得意な私。
仲間がいて、支えあえる関係がある。

とりあえず、すすむ。
前にすすむ。

形を変えても、同じ思いでやり続ける。

わたしが得意なのは、シンプルな計算。

ひとつ、ふたつ、いっぱい。

あれこれ悩まない。
いっぱいやればいいじゃん。

そうやって足し算ばかりの人生だったような気がするけど、
こどもを産んで、こどもたちと暮らしているうちに、

「マイナスを」「足す」　ことがちょっとだけできるように
なった気がする。


自分の中から、何かがなくなるわけじゃない。
何かを失うわけじゃない。

「マイナス」を「足す」のだ。
「余白」を「足す」のだ。


ここ１年の私。

きっと、いろいろな物事をかき分けかきわけ、
ちぎっては投げ、ちぎっては投げしているようにみえて
いると思うのだけど、
いっぱいいっぱいたまっていく私の経験には、実は余白も
増えているのだ。



どこまでも、いつまでも、プラスを足し続けなくてもいい。

マイナスだって、必要なのだ。



アミーゴプリュス、という　「プラス」を意味する言葉をもつ
会社を立ちあげてあらためて思ったこと。



「プリュス」って、好きな言葉だな。



わたしはやっぱり、
自分の人生にいろいろなものを足していきたい。

たとえそれが、プラスでも、マイナスでも。


前を向いて、プラスしていこう。