カテゴリ:子育て環境とシャカイ
今日、NHKニュースで、ベビーカーでの電車の乗車についてせたがや子育てネットの活動などが紹介されたようですね。
わたしは外出していてまだ見られなかったのだけど、放送前からドキドキとしていました。 なぜなら、こういった内容が新聞に掲載されたりすると、批判が続々と届くからです。 非常識だ! 傲慢だ! 権利を主張するな! そういった声のほうが多く届くのです。 今回は、事前に世田谷での盛り上がりの様子などについて4つ葉のブログで書いたりもしましたが、自分達の権利を履き違えないようにしよう。 ベビーカーと車椅子は、同じようで違うもなんだ。 時代が違う、社会が違う、と、世代間の断絶で片付けてはいけない。 そういった認識をわたし達「子育て中のひとたち」も理解をしていて、 ただ「あたしたちをベビーカーごとのせろ!!」といったトーンでは なく、どうやったらみんながストレスなく過ごせる社会にできるだろうか そう考えていました。 TVの取材時、インタビューで、まつださんは、 悩んでいました。 当事者でもある彼女が発言をする、ということは、 毎回毎回「恥知らず!」とののしられるようなリスクがあるってことで、 毎回彼女は、その言葉の鋭い先でぐさぐさとつかれています。 新聞にコメントがのる。 TVでコメントをする。 その重みは、計り知れないものがあります。 当事者ヅラして、メディアを利用して声を上げているのではありません。 必要だから、言う 子育て支援のNPOの代表のくせに そんな言葉さえ、飛んできます。 毎回、そういったエネルギーの消耗がありながらも、必要だと思うから 言い続けていて、そして、自分達でもしっかり考えていこうよ。 伝えていこうよ。 そう投げかけ続けています。 == 放送終了後。 予想通り、たくさんの「批判」が届いております。 ぞくぞくと、届いています きっとTV局にもじゃんじゃんと電話なりご意見が届いて いるのでしょうね。 内容見てないので、事実確認がわからないけど どんな構成だったのか。 でも、投稿だけみてると涙がでましたよ 抱っこのほうが赤ちゃんにとってもいいらしいですよと、 子育て支援のNPOに、親切に教えてくださる方もいました。 こういうご意見がくることはもちろんわかっていたし、 覚悟もしていたと思う 実際に、インタビューの後、制作側も、取材を受けた側も一緒に 私たちはその覚悟をしましたから。 きっとそういう意見はでる。 でも、取り上げないと、すすまない。 対立構造ではなく、 どうやったら話し合いができるのだろうか わたしたちは、ベビーカーをたたんで、ラッシュ時を避けて、 愛着形成のためにおんぶにだっこで電車にのるか、極力避ける しかないのだろうか そんなはずはない、と思っていても ついついそんな弱音を吐きたくなってしまうなあ・・・・ 顔を出して、立場を出して、当事者でもある顔で意見をすることの重み。 どうしたら、いい? どうすれば、伝わる? みんな、一緒にやろうよ! あたしたちができることも、きっともっとある。 世代の断絶を埋めるために、何ができるんだろうな。 あたしたちはいつも、そんなに権利を主張して生きているのだろうか。 あたしたちはいつも、そんなにマナー違反をしているのだろうか。 こどもたちには、あたしたちオトナは、何を見せてあげられる? あたしたちは、前の世代からなにを教えてもらった? なにを受け渡してもらった? 次の時代への課題ではなく、大事にすべきことは、なんだった? これから親になるひとたち。 こどもたち。 なにを残していってあげればいいのだろう。 次の一手は、どうしていこうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[子育て環境とシャカイ] カテゴリの最新記事
|
|