カテゴリ:子育て環境とシャカイ
NHKの番組から一夜明けて。
泣いて「やっぱり社会って子連れに冷たい・・」とか言ってても しょうがないので(そんなつもりは毛頭ないが・・) 気を取り直していこうと思います。 たえこさんも、そんなことでめげてちゃいかん、といっているし おねえさまも、「反響があるってことはみんな関心があるってことよ」 と、前向きに受け止めようとしているけなげなあたしたちです(笑) やはり取材側の意図というものに左右されるので、メディアって 怖いな、、、それはまたキモに命じます。 さて、落ち着いて今回のことを考えてみよう。 ・・・と、気丈なことをいいますが、 やっぱり傷つきはしますよ。 でもね、 そこであきらめていては仕方なく、 振り上げた手をすっと降ろしちゃうのではなく、 そうか、、、 じゃあ次はどうすればいいのか、、 と、「普通に」次を考えたいと思う。 == ベビーカーで乗車について。 なぜ、ベビーカーで電車に乗るのか。 のるときに、たたむことが常識な世代と、それが常識として つながっていない世代。 あたしは、年子二人つれて電車に乗るとき、自主的にたたんだ ことはありません。 (チョー混んでいるラッシュは別。空間的にあまりじゃまでなければ という良識の範囲か?) できたらしたほうがいいことは知っていたし、 お友達には、かならずたたんで乗り降りしていた人がいることも 知っている。 子ども一人ならできるけど、ふたりじゃなあ・・・荷物も倍だし まだちゃんと歩けるわけじゃないから、両手を子どもにつないで しまうと、荷物を持つのは危ないし・・・ とか思ってました。 これは、非常識なのか、良識の範囲内なのか・・・ そういうことを、「当事者」の対象を広げてやってみないと いけないと思う。 母たちだけで固まってなにかやっていれば世間は暖かいけれど 外に出て行こうとするとやはり風当たりは強くなる。 でも、風が吹いているのは当たり前で、「さむーーーい、 やっぱり外に出るのやめよう、みんなでぬくぬくしてよう」と 思って引きこもってもいけないし、 それなりに防寒、防塵対策をして外に出て行かねばならない。 なぜ、あたしたちは、子どもをつれてベビーカーで電車に乗るのか。 おんぶにだっこだったら、万事はOKなのか。 手伝ってください、というのは「自己責任ではない」のか。 自分達でも、考えないといけないし、 愛と勇気と知恵を持って対処せねば、次の世代にも同じことを させることになってしまう。 歩いていける範囲で暮らせる時代ではない、と思っているのですが、 逆に「わざわざ電車に乗ってまでやることじゃない」と思っている ことがあるのも事実。 その両面をしっかり意識したいと、あらためておもう。 子連れの人向けのイベントを開催したりするとき、 本当は時間をはずした午後にやったらいいのだろうな、と思うこともおおい。 だけれど、みんなには朝早く起きて午前中から活動してほしい。 そう思うからわざと午前のプログラムにしていることもある。 でも、歩いてこれる人よりも対象を広げているのであれば、 そして 仮にベビーカーでくるのはNG と社会的に認知されたのであれば、 こういった企画はありかたが間違っていることになる。 世田谷のカレッジだって、 区で1箇所しかやっていない。 対象者は全区。 朝10時開始だと、間に合うようにくるには、どうやったって ラッシュに電車に乗らないといけない。 ラッシュにのるな、というのはとても難しく、 みんなだって好き好んで乗っているわけでないはずだから、 『のる理由』があるはず・・・・ ただの対立の議論、世代間の議論ではなく、 今この社会であることを考慮して、なんとか冷静に議論したり 実験したりできないものだろうか。 愛と勇気と知恵と、そして未来への明るさ、ペイフォワードとして 一緒に考え、行動してくれる人を待っています。 こども基金でもだそうかなあ・・・調査研究。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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