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~はればれといこう~ 子育てはハンディじゃなくキャリア!はたらくを創造しよう。☆cherryの日記。

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2007.11.10
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今日は、ご縁があって、駒澤大学にて「社会教育計画」の授業の中で講師をつとめさせていただきました。

NPO法人せたがや子育てネットと、コミュニティカフェぶりっじの紹介ということなんだけど、学生さんと話す機会なんてあまりないので、じつはとっても楽しみでした。


この授業は、前期12回・後期13回と年度を通じて全学部生が参加できるオープンな授業で、グループワークを通して、社会教育とか生涯学習について学んでいくのだそうです。

今回は、「社会教育実践のデザインに向けて」というテーマの授業でした。

「子育て支援とまちづくり」をキーワードに事業を行っている私たちが事例を紹介する。
そして、学生さんたちは、ぶりっじを利用した「社会教育実践のアクションプランづくり」をするのです。

チーム対抗でプレゼンを行い、最優秀の内容については2月に本当にぶりっじを利用して実施することができる・・・というものです。


先日ぶりっじに数グループが見学に来てくれたのだけど、その時の対応をみかみさん経由できいていたので、話す内容にイメージがわきました。
(みかみさん、ありがとう)

大学2年、ハタチそこらの学生さんたちだもんね。
「社会」すらまだ知らないのだから初々しいわ。

でも、こういった若人に話をするって、なんだかとってもワクワクする。
子どもをうんでいらい、すっかり次世代をはぐくむことに興味が沸いたのでね・・・


授業の中、時間にして60分。
パワポを使いながら、自分達の事業や、推進していく思いなどをお話させていただきました。


私が伝えたかった一番のことは、

社会教育とかボランティア、とか、非営利活動とか社会貢献とか、そういうものは
一部の選ばれた人、一部のいい人がやるのではなく、だれもがやることなのだということ。

子育て支援なんかをしていると「えらいねー」とか言われることが多くて、
「いやいや、そうじゃないだろう・・・」といつも思うのだけど、やはり、
言葉のイメージとは大きい。

なので、一番最初に「社会教育の実践」というようなテーマは難しく考えなくて
いいと思いますよ、ということをわたしの例をもとにお話。

短大の英文科でて、短期留学したり、インカレのサークル(今もこんな表現するのかな?)
入ったり、IT系の会社に一般職で就職して、総合職に転換して、社内結婚して、
子どもうんで、育児休業とって、退職した・・・・


とりたてて、福祉や公益、地域などに興味があったわけではない私が、いまなぜ
ここでこうやって話をさせていただく機会があるのか・・
そのあたりのお話をしつつ、ぶりっじの紹介。

せたがや、ぶりっじ それぞれの紹介だけでなく、かかわる人材やお金のこと
などについても伝える。

そして、アクションプラン作りにあたっての前提条件の提示などについては、
どんだけ想いをのせられるかがポイント。
(まるでTBCです)


なんらかの社会貢献をするといっても、
なんとなくえらそうなことをすればいいのではない。

誰を相手に、どんな想いを持ってプランを実施するのか。
その人たちは、どんな人でどんなニーズを持って暮らしているのか
想像したり、その人たちとどんな場がつくっていけるのか
自分達だけではなく、いろいろな人たちや資源を活用して、
「わたし」「あなた」だけではなく「誰か」のために事業プランを
立てることが大事なんだよ

というようなことを伝えてみました。


質問などは、それほど多くなく、
プラン作りにあたっての具体的な質問や相談めいたことが多かったので
内容はどうだったかしらとドキドキしましたが、アンケートを見る限り、
みんなまじめに聞いててくれてんなあーーー

という感じ。
伝えたいことが、すこしや伝えられたカナ、と思えるような感想文に、
とても感激してしまいました。



情報や場所の提供だけではなく、人と人がかかわり、仲間を作ることなのだと
イメージがわいた

という、具体的な反応はもちろん、

私がプレゼンの中で使ったキーワードが響いてくれた子もいました。

「子育てにやさしい = 甘やかし 」ではない、ということばが響いた

これからの生活で自分も「当事者」の一人になっていけたらいいと思った


とかね。



他にも

ベビーカーの事件(ちょっと話した)は、法学部としても考えたい


とか

社会教育の中の子育て としても知識・興味が増えた

とか

「社会教育」を難しく考えすぎていたことに気がついた

とかね。

とてもわかりやすかった、おもしろかった

というただシンプルにうれしい感想も。



みんな、ちゃんと書いてくれるもんだなあ・・・・



子連れで伺ったのですが、保育にはだんなが入ってくれ(笑)
家族総出だったんだけど、ほんといい経験になりました。

学生さんたちにも、わたしがいて、だんながいて、こどもたちがいて・・
という様子が見えただろうし、

子ども達が、わたしやだんなではなく、女子学生さんたちとばかり遊んで
いる姿を見て「地域、って場所にこどもたちと一緒につながっていけたから、
子ども達は、ああやって、他の人と仲良くしてくれる。
だいたいの場所で、両親は暇で、だれかがこどもと遊んでくれるって
ほんとすばらしいとおもうんだよね」といったりしました。

「子育て支援は、お母さんがたいへんだから助けてあげようというもの
 ではないし、そこには父親の存在もあるし、そもそもこどもの育ちに
 社会は必要、こどもの目線も必要」というようなことも伝えたのだけど

その本質を、そこにいることでちょっとは感じてもらえたかな。


ひとなつこい子ども達。
相手をしてもらって、とても楽しそうでした。

また来てね、また遊ぼうね、と、学生さんたちに言われてご満悦。




あたしが、いまここで、こんな仕事をしているのは、

私一人、家族だけで育てているよりもきっと、子ども達は幸せだし、
いい子に育ってくれている、いろいろな才能や資質を発揮してくれている、
と、心底思えているからだ。

自分の子どもが、母親である自分を通しての人間関係だけではなく、
直接人にかかわって、彼らがつくった人間関係があるということは、
とてもいいことだよなあ。


あらためて、そんなことを思いました。

学生さんたちのプラン、とても楽しみです。








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Last updated  2007.11.12 01:06:23
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