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今週ははひさしぶりに子どもの発熱にあわてました。
月曜日の朝 布団から引っ張り出したムスコ(寝起き悪い)が、あきらかに ホカホカしてた。 これじゃあばれるなとあきらめて(笑) 熱を測ったら、びゅーっと上がって39度越え。 頭の中で予定を確認・・・ 当日ののスケジュールは、午前中は10時から下北沢でチャレンジウィークの説明会。 これは私が資料をつくって今日持参する予定だし、話すのも私しかできない・・・ 午後は、世田谷区の烏山地域の懇談会。 NPOの事業だから他の人でもいいのだけど、「烏山地域」だから私がいかねば・・ そういうわけで、今日はキャンセルではなく 「何とか仕事に行くための手はず」を整えることに決定。 実家の母、父、姉、、、つかまらず。 とりあえずNPOのみんなにメールをして、なんとかそっちにいくからと伝える。 そしたら、たえさんから「うちでみようか」とありがたいメール! 彼女のうちはなんども通った家だし、ムスコも0歳の頃からの付き合いで信頼 しているし。熱は高いが比較的元気なのが助かった。 保育園の送り帰りのたえさん@ほやほや保育士(笑)に託して、午前の部へ突入、、。 開始が遅れてしまったけれど、素直に「子どもが熱を出して・・・小さい子どもを 持ちながら仕事をするのは、なにかとたいへんで・・」なんていう話もする。 こんなとき、子育て中の人たちにかかわる仕事でよかったなとおもう。 もちろん、穴を開けてはいけないわけだけど、 どうやったって起こりうる出来事。 「子どもが熱を出して・・」と発言したとき周囲が「また?」とか 「こっちは仕事なんだから」 「だから子どもがいる人は・・・」なんていわれちゃったりしたら、、、 (いるの?そんな人たち?) イタイね・・ そんな環境で仕事をしていたとしたら 熱を出した、わたしがいかないとまずい、 だんなに「休めないよね?」と聞いたら「無理だね」といわれる。 そんな状況であったらこどもの病気に対して 「チッ」とか「はぁぁぁぁぁぁぁー」って思ってしまいそうで怖い。 こどものことはもちろん心配だけど、同じくらいに 「ああ、またみんなに迷惑かけちゃう・・」って。 でも私は、直接的に支援もしてくれて、子どものこともよく知る仲間たちなので、 本気で心配してくれるし、心理的にはとってもいい環境で仕事をしているので 子どもが熱を出しても、そんなにあわてずにすむ。 お昼には姉を捕まえられたので、 笹塚のまつだ家から自宅へ取って返し、姉に託して今度はチャリで烏山へ行く。 移動時間が短くてすむのは、ほんとありがたい。 ちょっと戻る、ちょっと出向く、それが気軽。 病児はワークライフバランスのひとつなのだと思いますが、 こどもの病気にどれだけダメージを与えないですむか。 「だれでもできる仕事」を選んでおく(つまり換えがすぐみつかる) という選択肢もなくはないが、そうではなく 地域における人間関係のネットワーク、バックアップ体制が充実してたり、 病気を受け止める風土に温かみがあったら、 「あたししかできない仕事」も含んで、「自分らしい働き方」ができるの だよなー 月曜日は、友人と姉に。 火曜日は、姉と父に。父もお迎えという形でたくさんフォローしてくれています。 水曜日は、母に。(有給休暇をとってもらって昼過ぎまでお願いできた) 明日からは、なんとしても仕事開始したいなあ。今日でなんとかがんばってくれ! 本当に助かりました。みんながいてくれてよかったよ。 ベビーシッター会社や病児保育を利用しながら、、という手もなくは ないが、こうなると「そうまでしてやる仕事なのか?」というギモンを いだく人もいるし、そのコストに見合う収入があるとも限らないし、 それに、病気のこどもにとっても、母や家族じゃないならばせめて よく知っている人とすごせたほうがいいんだろうとも思うし。 (医療的な専門性はここでは触れません) あたしとしては 仕事内容としてはそこそこ「自分らしい仕事」になってきて、子ども対大人と いう方向もふくめ、地域での関係作りは大成功というまずまずの状況では ありますが、「安心して仕事ができる」「継続的に」という点ではまだまだ まだまだです。 「収入」を犠牲にした地域貢献・ワークライフバランスは、やっぱ アンバランスだよね。 あたしたちは生活者なのだし、「ボランティアでいい」とかいっている わけじゃない。 確かに、だんなさんの収入でとりあえず日々の生活は成り立ってはいるけど だからその範囲でいいわ、なんてぜんぜん思ってないし。 かといって、「だんなを追い抜いてやるわ」とも思っていなく、 そこそこの収入と、福利厚生。インフラの整備。 子育て支援の仕事をしているのに、自分が子どもうんだら育児休業もとれない という状況だからねー やりがいはある。自分がやりたいと思って情熱を注げる仕事ではある。 お互いいたわりあいながら休むこともできるし、子連れでもできることはある ということも間違いない。 赤ちゃんの頃からいろいろなひとの手をかりて育てることができるのはとても 幸せだけれど、 有給の育児休業があって、のんびりと子育てに専念するってことじゃないから。 そう考えると、 短くてもいいから、せめてサンジョク期くらいは、すべての国民に等しく 国から「有給の出産休暇」がもらえたらいいのに。 ダブル受給の人の扱いとか収入制限とかそういった話にもなりそうだけど 全員に等しく・・。 出産費用・検診費用を無料にとかもまあ、必要だし、いいんだけどさ、 もっと有効な使い方ができるのではないでしょうか。 家事援助を発注するもよし。 その後の地域での関係作りに必要な費用としていろいろなプログラムに 参加したりとかね。 直接的な行政のサービスだけではない選択肢も絶対必要。 地域につなげるためのものだから (杉並のバウチャーはソレに近いけどちょっと違うかな) インフルエンザの息子と過ごしながらそんな風に思ったり、 だからこそ、"会社"をつくったんだ。 だからこそ、もっと安心してはたらける環境づくりのために意識を高めて 行動していかなくちゃってあらためて思いました。 任意団体でもなく、NPOでもなく、会社で仕事をしたいと思ったのは そこにも理由があるのです。 ファミリーフレンドリー企業という未来に向けてがんばるのです。 ** しかしタミフルって、やっぱ・・・・ ここ二日、夜中のムスコの様子があきらかに違います。 うわごとのようにわけわからないことを言ったり叫んで 飛び起きたりします。 熱は下がったみたいだけど・・・ちょっとこわいな、タミフル。 薬は上手に使わないと・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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