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~はればれといこう~ 子育てはハンディじゃなくキャリア!はたらくを創造しよう。☆cherryの日記。

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2008.05.17
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4つ葉プロジェクトの動きに呼応するように
このところ「保育」を絡めた子育て支援について考えることが多いです。


世田谷区の認可園にフルタイムでお世話になるようになって3年目。
保育園の先生方とのコミュニケーションや、お母さんたちともちょこっと
親しくなってきたり、
今年は保護者会の役員をやらせてもらったりしているので、ワーキング
マザーたちの様子がちょこっと見えてきた。


わたしはというと、もともと「在宅子育て」と呼ばれるくくりの中で
子育てを始めたし、今自分の仕事を通して主に関わるのもこの範囲の人たち
なので、保育園の保護者よりも、在宅の人の気持ちのほうが分かりやすく、
保護者会にでても「この人たちは、保育以外にどんな子育て支援を必要と
しているんだろう・・」と、ぼんやりしたりしていました。


今年一緒に役員をやっているハハ仲間は、地域の子育て支援の活動にも
ちょっと関わったりしていて、私の仕事にも興味を持ってくれているので
4月から色々な話をしていて、一緒に役員をやれるこの1年、保育園での
子育て支援についてちょっとがんばってみようか、という話になりました。

保育施設を利用している家庭は、意外と子育て支援の恩恵にあずかってなく、
子育てに関する情報も、地域の情報もすくなくて、ほんとにクラスの中で
親しくなった人たち同士で支えあってはいるけれど、それだって、習い事を
一緒に土日にやったり、休みの日に遊んだりするような形での交流が多い。


平日忙しいし、とにかく時間がないから、こどもの育ちについて考えたり、
子育て環境やワークライフバランスについてとか、そういったことに目を
向けるきっかけもあまりないのではないか。。と思う。

いやもちろん、働きながら積極的にそういう講座に参加したりしている人も
いるだろうけど(実際回りにいる。休み取ってまで参加するような人たち・・)、
「ちょっと興味がある」とか「たまたま」ってだけで色々な場所に出向く
ことは難しいもんね・・・

必然的に「機会」が少ないです。



在宅子育ての人たちは、ある意味時間もあって、集える場所があって、
「ノンプログラム」を楽しむ機会に恵まれている。
子育てや子育て環境に関する勉強をしたり、
生きがいを求めて、自分がやりたいことに向けて努力をする時間もあるし、
新しい価値観を構築していくことに向き合う時間もある。


在宅子育ての人のほうが育児不安が強い、というデータはあるけれど
保育園利用者のほうがやはりマイナーな存在で、(乳幼児の在宅子育て家庭は
全体の82%だから)「保育」という大きな恩恵でくくられてしまって、
あまり他の恩恵を受けることができていないのではないか・・と思ったり
します。

杉並の子育て応援券だって、保育園児の母たちは使い道がないそうだし、
確かに親子コンサートとか、イベントしか使えないよね。

たとえ、土日に魅力的なプログラムがあったとしても、月曜日から金曜日まで
保育園にいっている子どもたちをさらに保育に送り込んでまで受けたいと思うか
それもわからないし、ゆっくりしたり、たまった家事を片付けたりもしたいよね。
父親ふくめ、家族で時間を取りたいと思うし、自分ひとりの時間だって欲しい。


あたしも、そう思います。


産休とか育児休業とか、保育園とか、在宅からしたらとてもうらやましい
制度の恩恵にあずかっているようで、「子育て」という暮らしについていえば、
在宅の人たちのほうが豊かなきもします。
(上手に地域につながれれば、ね)


在宅だの保育園利用家庭だの、そういったくくりではなく、

「すべての子ども、すべての子育て家庭」に対して何ができるかを考えたいと
思うのだけど、ライフスタイルが違うのでやっぱりアプローチ方法や拠点となる
場所はとりあえず違うのでしょうか。

保育園の中で、保護者向けのサロンがやってみたいね、と、その役員仲間と
話をしています。


「子どもを真ん中」に置きつつ、保育園と各家庭がどう関わっていって、
そこに地域や仲間がどうつながっていけるのか・・・・



先週参加した「保育ネット烏山」という、地域の保育施設のネットワークの
会議でも、このあたりの話がたくさん出ました。

「子ども」にまっすぐに向き合うというベクトルの専門性と、
現代社会の中で子育て家庭をどう支援していくか・・・

保育園も、長時間保育が増えていく中で本当に大変そう・・・
民営化を担った園の先生が、「生後57日から夜10時までお預かりしています・・
民営化、ということは、そういうことも引き受けるということで、がんばって
います」と、おっしゃっていました

子どもたちのことを考えると、ほんとは、預かりたくない・・
だけど、必要とされているのであれば、受け止めて、精一杯のことを
しなくては、、と、いう感じです。


先生方の熱心な姿を間近でみられる貴重な機会なので、毎回楽しみに
参加しているのですが、保育者として、保育施設の運営責任者として
(基本園長先生が出てくる会合です)のお話を伺える貴重な場です。

大学の先生や世田谷区の保育課の担当も参加しているので、
色々面白い話もきけますし、今回は、児童福祉法の改正のお話などが
きけて、とてもよかったです。


今までは、在宅子育て家庭のことを話しにいっていた感じだったのですが
今回からは保護者としての目線も強くなりました。

在宅子育ての中での自助、共助、公助。
保育園と保護者では、どんなことが出来るだろうか。

保育園に保護者として関われるのはあと2年。
その間に、何か出来たらいいなあ。

保護者同士の共助、からはじめてみようかな。


そして、だから今年のタウンミーティングは、とても楽しみです。

是非、皆さんいらして下さいませ。



第3回 4つ葉タウンミーティング 
テーマ=「保育」
~親と保育者で未来の子育てを語ろう~

厚生労働省少子化対策特別部会はじめ、社会保障国民会議などで
少子化対策の財源に関する議論が高まっています。
規制改革が進みそうな保育分野ですが、こどもやおやの声を生かした
改革を進めるために何が必要か、みんなで考えよう!


” 子どもの育ち ”にとって、本当に大事なことは何?
======================================================
4つ葉プロジェクト毎年恒例のタウンミーティング、今年のテーマは
ずばり「保育」。親と保育者、行政、専門家などがそれぞれの立場で、
保育の現状と、「これからの保育」について語り合います。

「保育」から子育て支援のあり方、子育てのありかたについて展望して
いきます。関心のある方でしたらどなたでも大歓迎。
ふるってご参加下さいね。

■開催日時
2008年6月22日(日)13:30~15:30(開場13:00)

■場所 大正大学巣鴨校舎10号館

■参加費 ¥2000 ※当日受付にてお支払ください

■保育 13:00-16:00 定員20名 ひとり2000円、2人目より1000円
  タウンミーティング参加申込と同時にコマーム(0120-506-092)へお電話
  ください。「4つ葉タウンミーティングでの保育」とお伝えいただければ
  ご予約いただけます。

■ゲスト 高山静子さん(浜松学院大学専任講師)
     義本博司さん(厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 保育課長)
     大日向雅美さん(恵泉女学園大学 大学院教授)

■プログラム(予定)
13:30 開会の挨拶(世話人代表:杉山千佳)
13:40 事務局より活動報告(事務局:石山恭子)
13:50 保育の現場からの現状報告(高山静子さん)
14:10 シンポジウム
15:15 アクションの発表(4つ葉プロジェクトメンバーより)
15:30 閉会
(16:00~17:00同大学にて懇親会を予定しています)


詳細およびお申し込みは4つ葉プロジェクトHPへ










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Last updated  2008.05.19 14:25:53
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