カテゴリ:私的考え・つぶやき
ここ数日、「とびきりいい仕事がしたい」という想いがふつふつとわいてます。
最近、お付き合いのある自治体の方との意見が合致しなくって、 もちろんそれは、相手の立場と現状と「公平公正の原理」と照らし あわせていくと、私が言っていることが「こだわりすぎ」なのかも しれないと反省しつつも、もやもやしていました。 よりよいものを一緒に作っていきたいのに、 どうして「とびきりいいこと」について一緒に考えることが できないのだろう、、、、と、モヤモヤ・・・ ただ意見を言いっぱなしにするのではなく、組織vs組織として考える ならば、相手に伝わる形で伝えなくてはいけないのは理解しているし、 そのスキルは磨きたい、と思っているんだけど、 根本的な違いを見出して、壁にぶち当たっている感は残っているけど ちょっとブレークスルーの光が差し込んでいるような気もしてます。 「とびきりいいいこと」のビジョンを一緒に見ながら、 「じゃあ、自分たちはこのやり方で、」とか、「私たちはここを」とか 「これは一緒に連携してやりましょう」とか、そういうワクワクする ことがしたかったのだけど、いまはまだその時期ではないようだ。 だから、自分たちでやっていかなくちゃいけない、と、 状況を受け入れていくことにしました。 (でも、組織ではなく担当レベルでは以前よりも突っ込んだ話が できるようになったりして、確実に前進はしていると思っています。 ただ、時期とタイミングと出し方を見極めなくては、という話。 それぞれの役割をよーく分かっている方も沢山いることも、事実。) ** もろもろの出来事を通して、 わたしは結局「とびきりいいこと(いいと思うこと)」を仕事に したい、と思っているのだなーと、あらためて実感をする。 そして、そこには公的な支援が受けにくいことも・・・分かってきた。 (「公的な支援」と一口に言っちゃうとちょっと乱暴すぎで、 実際はそうともいいきれないんだけど、今手を組みたい、パートナー としてやりたいと思っていることについては、公の枠組みでやるのは むずかしいことなのだ、ということがよくわかってきた。ってこと。) 手を組むべき場面と、それぞれが自分の専門性とフィールドと やり方でやるべきことがあるのだとあらためて実感し、それに あわせて色々組み立てないといけないんだなって、ほんとに 思いました。 自分たちのやりたいことを「目の前の現実」にあわせて曲げていくことは 必要ないけど、実行するための資源の見直しは常に必要なんだな ** 今日、地域で活躍されているNPOの大先輩と会議でご一緒することが あって、行政と上手に関係性を構築されている彼女の言動は、いちいち ほほぅ、、なるほどなあ、、と、学ぶことが多い。 私たちにはとってもなじみのある部長さんの「こだわり」についての 発言をうけ、とってもさらりと 「でも、○○さんが以前別の場面でおっしゃっていたのだけど、 これならパーフェクト!という商品を販売しても、それはあまり 受け入れられなくて、こだわりすぎずにちょっと一歩ひいた商品を 出すことが、一般的に受け入れられるコツだそうですよ」と、 やんわりと、でも説得力のある引用を用いつつおっしゃっていて、 わたしにたりないのは、これだなーって、納得しました。 だけど、そこで、「でも私がやりたいのは、ヤッパそこなんだよなー」って、 腹を決めたのも確かです。 私が今やりたいことは、「一般的に受け入れられること」ではなく 「とびぬけてこだわったいいこと」なのだなーと。 amigoのコンセプトで大好きなのは「最新の電化製品を出始めに買う人たち」 というターゲッティングだった。 よさや必要性が認知されていない段階では、広く認知されることよりも、 まず「これはいい!」と、ファンになってくれるコアな人たちに対して 強く訴えることが必要なんだ。 そして、その人たちがよさを伝えてくれ、「よさ」そのものが一般的な ものとなって、広く流通するし、後継が沢山でてきて、サービスや商品が 洗練され、安い価格で手に入るようになる。 自分たちが「いい」「必要」と思っていることを、その段階まで はぐくんでいくためには、ある程度までは、引っ張っていかないと いけないし、とんがっていくことによって、天井が高くなっていって、 全体的な質の向上にもなるはずなのです。 底上げと、リードと、両方をはさんで引っ張りあげたい。 そのために、それぞれについてのやり方を、間違えないようにしよう。 そして今やるべきことは「とびきりいいこと」を形にすること、 価値を安定させていくこと。 過去から私がしょっちゅう言ってた言葉を思い出す。 「普通って、なによ?」 良識的できちんとした思考をもつだんなさんによく 「普通そうはしない」とか「普通はそうする」という風に指摘を 受けていたんだけど、そこに私はよく 「普通ってなによ?どうして普通はそうだからって そうしなくちゃいけないの?」と、絡んだりしてました 笑 状況を見つめて、きちんと伝える力は持っていきたいけど こだわり続ける強さもほしいな。 前述の部長さんは、とんがった人なので、強い想いで こだわりを通し、あたらしくできたことも沢山ありました。 それによって、どんだけ革新が起きたかって説明するの 難しいかもしれないし、まだまだこれから質の向上につとめて もらいたいなっておもうこともあるけど でも、「立ち上げる」ってそういうこともコミなんだと思う。 飛びぬけること、って、たいへんなことなんだろうけれど、 それによって、一気に底上げできることも事実。 違う次元での論争ができるようになることも事実。 とびぬけたこだわりは忘れずに、 でも、もう少しきめ細かい対応ができるようになりたいです。 自分たちが目指すものを見失わずに、 その目指すものの実現のためには、幅広く、色々な資源をフル活用 できるような、その腕を磨こうと思います・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.09 03:23:04
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