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せたがや子育てネットが今年文部科学省の委託を受けて実施する「女性のライフプランニング支援総合推進事業」のワークショップにて、高村光太郎の詩が引用されたときき、うれしく思いました。
高村光太郎の道程は、わたしも好きなうただから。 道程 高村光太郎 僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る ああ、自然よ 父よ 僕を一人立ちにさせた広大な父よ 僕から目を離さないで守る事をせよ 常に父の気魄を僕に充たせよ この遠い道程のため この遠い道程のため ============ 「智恵子抄」とか、好きだったな。 私はあまり文学的な人ではないのですが、中学校の国語(現国だっけ?)の授業で 詩集をあれこれ読んで、そのときにたくさんであった詩が、今でもたまに浮かんでくる あれが阿多多羅山 あの光るのが阿武隈川 中学生のころの私が、智恵子抄の世界をどれだけ理解できていたかは疑問ですが、 写真の前に挿した桜の花かげに すずしく光るレモンを今日も置かう とか見ると、胸が苦しくなります。 == 戻って、道程。 これはたまに思い出して、勇気をもらう詩なのですが、 ほかにも 「逃げない!晴れ晴れと立ち向かう。それが僕のモットーだ」(岡本太郎)とか 最近だと、なんどもこのブログに書いていますが、 スティーブジョブズの「点で繋ぐ」というスピーチ。 これは私の人生の北極星と言ってもいいくらい、エールを送ってくれる言葉。 女子学生、大学生向けに実施する「ポーラースタープロジェクト」のコンセプトは このあたりにあります。 ==== スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学卒業祝賀スピーチ より もちろん大学にいた頃の私には、まだそんな先々のことまで読んで点と点を 繋げてみることなんてできませんでしたよ。 だけど10年後振り返ってみると、これほどまたハッキリクッキリ見えることも ないわけで、そこなんだよね。もう一度言います。 未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、 君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。 だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで 必ず繋がっていくと信じなくてはならない。 自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。 点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、 そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。 結果、人と違う道を行くことになってもそれは同じ。 信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。 http://www.youtube.com/watch?v=DE8HrWmnLwA うーん、何度聞いても、響きます。 そう、振り返って、繋いでいくのであります。 未来に向かっては、つなげない。 何を信じるか、それは人それぞれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.08 23:34:39
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