カテゴリ:今日のやったこと。
NPO法人せたがや子育てネットが文部科学省の委託を受けて実施する「女性のライフプランニング支援総合推進事業」が始まって、いますんごいどたばたしているのですが、とても面白いです。
自分ひとりで興奮してても仕方ないのですが、やりたかったことのひとつであるので、いろいろ考えては、あの人にあいたいなとか、あんな人にかかわってもらえたらなとか、そんなことをあれこれ・・・ これを事務局やNPO全体でシェアしてひとつひとつ形にしていかないといけないのですが、頭の中がこれいっぱいです。 で、なぜそんな風に盛り上がっているのか自分でもいろいろ考えてみたのだけど、 これはひとつ、社会人になってすぐに、私を育ててくれた先輩や上司、同僚などへの 恩送りなのかな、と思っています。 もともと人にかかわる仕事がしたかったこと、 人材開発とか、適材適所とか、 そんなことにかかわりたかったし、 人の気持ちとか、心理とか、才能とか、 そういうことにも興味がある。 もろもろ、理由はたくさんあるんだけど、 でもやっぱ、私を仕事を通して育ててくれた、あのころの人たちへの恩送りになるのではないかと思っているのだとも思う。 「どうしてこの書類があるかっていうと・・・」 「この処理の意味は・・・」 いつもいつも、「なんでかっていうと」といって、一つ一つの仕事の意味を丁寧に教えてくれた先輩。 庶務であっても、少し難しい受注の処理であっても、 とにかく、「なんで」この仕事がここにあって、「誰に」つながっているのか教えてくれた。 それがわかったから、仕事が面白くなったんだよなあ と、あらためて思ったのでした。 残念ながら、私を育ててくれた女の先輩とは、「ワーキングマザー」仲間として仕事ができなかったのだけど(お互い子を持つ前にやめてしまったし異動もあったし)、あんな先輩たちがたくさんいたら、お互いにあれこれやりくりしていけたのではないかな、とぼんやり思ったりしました。 自分の意識や情報はもちろんだけど、 モデルの存在、 導いてくれる先輩や上司、それを日常的にはぐくむ環境。 そしてやっと、制度。 いろいろなものの上に、働くことは成り立っていたんだな、、と、 今の自分の職場環境とは違う社会を懐かしくおもい返す。 私が仕事を好きなのは、 仕事を通して自分を発揮するうれしさや喜びを教えてくれた、あの人たちの存在があったから。 もう一緒に仕事をできない人たちだけど(可能性はゼロじゃないが)、お世話になったあの方たちの顔を思い浮かべながら、企業で働くことについて思いをはせるのでした。 直接恩は返せないけど、次の世代に送ってまいります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.12 00:36:12
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