カテゴリ:子育て環境とシャカイ
昨日、無事にポーラースタープロジェクトの学生企画・運営講座が終了しました。
事務局を務めさせていただいておりますが、本当にホッとしました。 4大学9名の実行委員さんたち、本当にお疲れ様でした。 講座の様子は、ポーラースタープロジェクトブログに書いておきましたので、ご興味ある方はこちらにもどうぞ ==>ポーラースタープロジェクトブログ 全10回の連続講座、全10回の実行委員会(今回の講座に向けた企画会議)、全4回の連絡協議会、そして、毎週月曜日と金曜日の事務局作業日。 5月1日に文科省からの受託が決定し、 (補足)================================= ■平成21年度女性のライフプランニング支援総合推進事業 全国6団体が受託し、それぞれの強みを生かして「女性のライフプランニング支援」 のための取り組みを行っています。 ・あおもり女性のライフプランニング支援連絡協議会 連続セミナー「女性のためのライフプランニング講座」 ・財団法人日本女性学習財団 「女性のライフプランニング支援プログラム開発研究」 ・NPO法人せたがや子育てネット ★私たちです 女性のライフプランニングの学びと交流の場づくり 「ポーラースタープロジェクト」 ・NPO法人参画プラネット 連続セミナー「将来設計塾」 ポータルサイト構築等を行う「女性のための「将来設計」プロジェクト」 ・NPO法人働きたいおんなたちのネットワーク 講座やハンドブック作成を盛り込んだ 「希望のある子育て期をすごすための女性のライフプランニング」 ・NPO法人関西こども文化協会 「ライフプランニング手帳」作成 ======================================= 私たちNPO法人せたがや子育てネットは、拠点である「コミュニティカフェぶりっじ」を使った、「女性のライフプランニングの学びと交流の場づくり」をテーマにしました。 連続講座をただ聞くだけじゃもったいないし、「ハラオチ」してもらうためには何が必要か、ということで、以下のようなポイントを設定しました。 ○スターをよばない (いえ、結構豪華講師陣なんですけど、"タレント"ではないという意味です。) ○講座と振り返りの時間を6:4くらいに設定する 感じたこと、感想をシェアする、ということも同じくらい大事に。 ○学生だけではなく、社会人ロールモデルも参加。 このロールモデルも、可能な限り多様なライフステージにいる方に参加いただく ○「ワールドカフェ」スタイルを取り入れる。 <ワールド・カフェ>とは 「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方に基づいた話し合いの手法。 そして、学生の企画会議である実行委員会も、前半3回くらいはとにかく人と知り合うこと。 自分は何を感じてこの場にいるのかなどを気軽におしゃべりする場として、「つながり」づくりを丁寧に。 その後は、講座を重ねていく中で気付いたことのシェアや振り返りを、そして全講座が終了したら、そこで初めて「企画会議」に入っていくなど、「コミュニティカフェ」という場が持つ良さを最大限に発揮できるよう、「場」だけでなく「人」も感じられるような構成にしました。 メンターさん(社会人ロールモデル)たちも、総勢30名にお願いをして、 本当にお忙しい中足をお運びくださったり、 なかなか参加できないけれど、いつも心を向けてくださった方もいて、 本当にみなさんのボランタリーな想いにはたくさん助けていただけました。 この場を借りて改めてお礼を申し上げます。 学生たちにとっては、リアルで多種多様なロールモデルと出会えたことも大きな収穫だったと思います。ありがとうございます。 そうやって重ねてきた月日の中、 これでいいのだろうか、 これで大丈夫だろうか、と悩んだ時もありましたし、 つたない事務局運営から、ごたごたとさせてしまって、 ずいぶん心配をおかけしたり、やきもきさせてしまったことも あったと思うのですが、 今はもう、すべてがいい経験でした。 昨日、実行委員5人と打ち上げにいき、 彼女たちが本当にリラックスした笑顔でそこにいて、 ポーラースターをきっかけに、色々な経験ができた、 自分が変われた、という発言をしてくれているのを見て、 本当に心がアタタカクナリマシタ。 学生時代の私、社会人時代の私は、ガードが固くて、 人さまのお世話になることよりも、ワタシが信じるモノをかたくなに 守ろうとしていた。 「絶対!」が口癖で、自分がほしいものは自分で分かっているし、自分で 手に入れてこそ一人前だと思ってた。 趣味じゃないプレゼントは、サンキュー but ノー・サンキュー! みたいな気持ちでしょうか。(ちょっと極端だけど) だけど、子どもを持って、地域という場にいて、いろんな人に出会って いろんな経験をして、 「予想外のプレゼント」を本当にうれしく思えるようになった。 ポーラースタープロジェクトを通して伝えたかった人は、 昔の私だったかもしれないな。 そんなに突っ張らなくなっていいんだよ、と あのころの私にいってあげられた気がするし、 あのころの私が、彼女たちの中に少しづついて、 そんな気持ちをそっと受け取ってくれたような気もします。 ポーラースタープロジェクトを通して得たものは、本当に大きかった。 「やりたい!」と突っ走ってきたことを申し訳なく思った日もあったし、 「望まれない子」を産んでしまったような気がした日もあったのですが、 昨日の打ち上げで、ああ、本当によかった、みんなのおかげで、 無事にここまでこれた、と思いました。 みなさん、本当ありがとうございました。 成長って、ほんと、尊い。 わたしは、やっぱ、 こういう場に立ち会いたくて こういうことをしているんだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.21 15:12:44
コメント(0) | コメントを書く
[子育て環境とシャカイ] カテゴリの最新記事
|
|