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今日は、UR芦花公園団地自治会さん、URさんと一緒にやる「まちのサンタプロジェクト」のキックオフミーティングでした。
=>詳しくは、ぶりっじ@rokaのブログに。 地域いの絆再生のために、サンタさんが一肌脱ぎます。 という企画で、「世田谷区地域の絆再生事業補助金」をいただいて 立ち上げたプロジェクト。 「まちのサンタ」さんを養成して、まちの賑わいだとかつながり づくりのために活動をするというのが趣旨です。 キックオフミーティングには、団地の自治会長さん(ぶりっじの「じじ」)、 URさん、せたがや子育てネットのメンバーの他、 おやじの会さん、 世田谷アドベンチャークラブさんなどにも来ていただき、 みんなでこの企画をどう進めていくか、ワーク形式で話し合いをいたしました。 自分たちだけで考えるよりも、いいアイデアが沢山出るし、 やはりみんなでつくっていくっていうプロセスは大事ですね。 みなさん、貴重なご意見本当にありがとうございます。 「誰かの企画」のお手伝いをするよりも、ほんの少しでも「自分たちの企画」と 思っていただけたらいいし、その中で役割を担っていただけたらいいなあと思う。 地域のグループのコラボって、いうほど簡単にできないんですよね。 もちろん、地域で活動している人たちだから、 「こういうことが、まちに必要」っていうことはよくわかるし、 できる事なら、一緒にあれこれやりたい、って思っているに決まってる。 だけど、みんな忙しい中やりくりをして活動をしているし、 コラボ相手だって、1つや2つじゃないわけで。 「それは必要だよね」「それは正しいよね」ってことだけでは、 物事は動いていかない。 たとえどんなに必要性があって、どんなに企画が魅力的な内容だったとしても、 実際に地域の中で動きだして、育っていくには、それだけじゃないモノが 必要なんだな。 それが、ここ数年、 とっても良くわかった。 「正しい、必要」 から 次に進むために必要なのは、やっぱ顔の見える 関係だったり、より深い共感(頭での理解じゃなく、想いとして共感する) だったりする。 今回ミーティングに参加してくださった方々は 「うちの子」が毎回楽しみに通っているアドベンチャークラブのみなさんだったり 「うちの子」が通う小学校のおやじの会の方だったり 私が直接つながりを持っている人たちで、そのつながりの上で、 ご協力をお願いさせていただいた。 で、当然ながら私だけじゃなくって、 他のメンバーも、顔見知りの方がいたり、普段からいろんな活動でご一緒 したりしていて、「世間ってせまいですね」「今回もよろしく」みたいな 話になったりするのです。 顔がつながるということは、活動を信頼できるという事。 ただの顔見知りでも、ただの活動を通じて知っている団体というだけでも 足りない。 やっぱり地域ってとこは、それなりに「土壌」が必要なんですね。 市場じゃなくて、土壌よ、土壌。 ** そう思う一方で、 「そんな風にやるしかないんだったら、担い手が増えっこない」と 思ったりもいたします だって、自分たちの活動だけで忙しいのに、週末とかまであれこれ 顔つなぎに行ったり、、そんなの大変じゃんって。 でも、さらに良く考えてみると、それはやっぱ「必要」どまりなんだろうな。 自分自身が、そうやっていくことの「意味」が分かってない。 手続きとか段取りとして必要だと思っているだけで、 自分がそのつながりを本当に必要としているかは、別。 もしくは、相手の活動に興味や関心を持って、心を寄せていないだけ。 ほんとに興味があっていきたいなとか、 あの人の顔見に行こうとか、 ちょっとでも寄ってみようとか、 そんな風に思えないものは、無理にコラボする必要がないんだと思う。 無理をして営業する場じゃないなあ、と思う。 そういう意味では、地域って、シビア。 自分たちが、愛着と尊重する気持ちを持っていないと、 ほんとにうまくいかないもんねえ。。。 ま、広く言えばはビジネスの世界でも同じことが言えるんだろうし 人間関係だって、それが真理だと思うのですが、 「正しい」とか「必要」だけじゃないものじゃないと、 つながりって産まれないよなーと、あらためて思った次第です。 とはいえ、やっぱビジネスセンスもこれからは地域に必要だと 思うので、それを肝に銘じながら、あたらしくバランスをつくって 行きたいな。 「必要」は「必要」として、まちの機能にしていきたいし。 「必要」に「共感」がついたら、鬼に金棒なんだしね。 地域の中でゆっくり育むことも大事にしないといけないけど、 それだけでは、足りないから。 すでに、そのやり方だけじゃ足りなくなっちゃってるのが事実。 失われてきているもの。 仕組みとして根付きやすい土壌改良も、していかねばなりません。 オーガニックもいいけれど、 アイガモ農法もいいけれど、 農薬を使う事が必要だってことも、あるもん。 遺伝子組み換えすることだって、あるもん。 その見きわめをしながら、 バランスを見出していきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.04 14:34:04
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