宅配
俺俺詐欺が2回、1回目は危うく引っかかりそうになった。2回目は流石に即対応、子供と警察に電話。しかし、わかっていても娘の名前までわかっていたらドキドキするのは当たり前。さあ、どれだけの人が引っかからない自信があるか。家族の名前とか勤め先とか全て相手に先に言われても動揺しない自信があるか。世の中怖い疑心暗鬼で生きている。先日Amazonの箱に入った届け物が来た。着払い。財布をとりに来たご隠居を留め。宅急便のお兄さんに聞く。送り主の名に心覚がない。注文したものも今はない。心当たりないから持ち帰って貰った。直後。頭をよぎったものがある。そういえば、モンゴルに帰った留学生が友人から送られてくるものが有るって帰国時に言っていたなあ。この人が友人なのか、しかし事前の連絡もない、送料着払い。普通頼んだら送料先に払うよね。モンゴル留学生よ。普通友人以外の家に送る場合、700円ぐらいの送料は負担してくれるよね。モンゴル留学生の日本人友人よ。すぐモンゴルに電話する。「すっかり忘れていたけど、そういえば時間できたら送るって言ってたなあ。なんの連絡もなかったけど」というじゃないか。急いで宅急便の人に戻って貰った。平謝り。昨日宅急便が来た。娘から。父の日のプレゼントらしい。毎日の生活の中で見つけたものを買って送ってくれたらしいけど、特別じゃなくてそんなプレゼントが嬉しい。いつもの様に絵葉書に小さな字でウイットの効いた文を書いてくる。プラリネブルーボックスは別として、札幌農学校クッキーとか瀬戸内レモンケーキとか、中身もいつも年寄りの想像力を掻き立てる。ほぼネーミングで選んでいるよね。