本を買う
今回のモンゴル行きの一つはモンゴル文法の本を買うこと。探し出す本を写真に収め、本屋探索。合計6軒。まず最初に国営建物の中にあるノミンデパートのインテルノム書店。ウサギ、モンゴル語で「モンゴル語の本ありますか」。店員「全部モンゴル語です」あ!日本ではこのフレーズで文法書が買えるのだが、そりゃそうだ。ここはモンゴル。全部モンゴル語の本に決まっている。英語に切り替える。これ以上モンゴル語が上手に使えない。文法書コーナーに案内されて目指す本はないが一冊確保する。後はハードカバーで重そうだから却下。2番目は国立大学の近くの本屋、前日によったけどナーダムで閉まっていた。最初から英語、文法書もモンゴル文字も充実。しかし国立大学出版の目指す検定本はない。詩集とモンゴル文字の何冊かを買う。店員の青年一生懸命調べてくれる。そして我らが話している日本語を聞いて最後に「私少し日本語できます」「え、先に言って」と言っても自分から英語で話していたんだった。次はシャングリラホテルのあるショッピングモールに行く。小さい。文法書は僅か。英語も通じない。ならばと次にナーダム明けの国立大学図書館に直接乗り込む。守衛のおじさん。「ノミンサン(図書館)に行きたい」という私に特別にセキュリティーバーを開けてくれて2階のオフィスに連れていってくれた。後で守衛さんが言った。「韓国語話せる?私は韓国語話せるんだ。」早く言ってよ。モンゴル語よりは話せたのに。モンゴルは日本贔屓だと言うけれど、韓国のコンビニ、スーパー、韓国企業、韓国に移住する人は日本の何倍も何倍も。日本はお相撲だけ。ずっと遅れをとっている。大学図書館の事務所で大学出版の本はどこで買えるかと聞く。英語が通じず。ここは図書館という。「うん知ってる」大学の図書館なら大学の出版物はどこかわかるか聞いたんだ。PC 検索してくれて確かに有るけど、ここは図書館だから売ってない。殆どジェスチャーで。最後は本屋に案内してくれるという。途中「私少し日本語話せる。挨拶ぐらい」あ、ちょっとだけでも日本語話せば良かったね。そして案内されたのは2番目に行った本屋。ここはもう来たとも言えず、お礼を言う。そして3番目の本屋へ。絵本が充実。絵本のみ買う。次の日、留学生だったテムジンが言った。「大学の中にある大学書店へ直で行かなきゃ無いんだよ」「それって図書館員でも分からないわけ?」大学の校内の2階の絶対一般人の目に触れない場所にその「購買部」は有った。探すべき本は山積み。要は勉強の本しかない本屋。ここの大学生が授業の講義で使用する本だったのだ。著者の国立大学の教授名を言ったら一発で他の欲しい本もわかった。おかげで本屋に行くたびに本が増えて帰りの荷物は本だらけ。