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テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4772)
カテゴリ:妊婦さん集まれ~!
(続き)すぐさまLDR室へと移動した。
まだ陣痛が来ていないので、リラックスしてガウンに着替える。そして一応横になる。 陣痛監視機?をお腹につけられ、先生に言われて初めて私は知った。 「もう陣痛来てますよ。痛くないですか?」 そう、もう始まっていたのだ。出産へのカウントダウンが。 私は鈍感なのか何もまだ感じない。 しばらくして長女1歳7ヶ月が旦那に連れられやって来た。 長女はとても眠たそう。それでもベットに横たわる私を見て、何か感じたのだろう。 枕元にきてはたくさん「なでなで」してくれ、チュウも時折してくれる。 何も言っていないのに・・ 可愛いなぁと思っていると、少しお腹がキュウとなり始めた。 先生はすかさず「はい、フーーツ」。息を吐くように指示してくれる。 そう、この産院では「ソフロロジー出産」を推進しており、最後までいきまずに産めると言う。 前回は産院が超混雑してて、私はソレを実践する余裕などなかったので、 今回こそは!とやる気まんまん☆ 指示通り「フーーツ」と吐くと、本当に楽に感じたのだった。 「この調子だワ、いける!」そう思っていると、今度は長女がぐずり出した。 仕方あるまい、もう時刻は深夜1時を廻っている。そりゃ眠かろう。 そこで旦那は長女を別室へ連れて、少し寝かせてあげることにした。 ・・すると・・ なぜか、帰ったはずの我がばぁばがそこに立っていた! どうやら電話を切った後、猛ダッシュで最終電車に駈け込んで来たらしい。 我が兄&父に「まだ間に合う、行け!」と押され、駅まで兄が自転車の後ろに母を乗せて・・ ギリギリの決断、行動。普段とっても腰の重い面々が皆揃って動いてくれた結果なわけで。 私はとても嬉しかった。ありがとう・・ そしてそこからはよりハッキリとお腹の収縮を感じるようになっていった。 自分で時計を見ながら「5分間隔・・4分間隔・・3分間隔」と確認。 前回とは違い、かなり冷静な自分がいる。 痛みさえ痛いとは感じず、ただ「熱いモノ」が下にグイグイ押しこんで来てるなぁとゆう感じで。 今はこの辺にベビーがいるんだなと始終思いながら、3分間隔まで来たのだった。 本来なら痛いのかもしれない。 でも今は「ベビーが自らこの世に出てきたいと思っている証」と思え、嬉しくてたまらない。 痛みにさえ「ありがとう、頑張ろうとしてくれてるんだネ」と思えてしまう。 それは予定日を過ぎ、悶々とした日を過ごしたからこそ起きた感情かもしれない。 今は、そんな日々さえもあって心から良かったと思えマス。 さて、ここからはばぁばと旦那がタッチ交代。 ばぁばが長女のお守に別室へ、旦那が私のそばへといてくれるようになった。 時刻は明け方5時半ころ。自分で時計を見た、これが最後の瞬間だった。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月25日 15時12分39秒
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