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2007年02月07日
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カテゴリ:人間関係
この週末、又も切ない「さようなら」をしてしまった。

今回は二つあるのだが、それは「実兄」と「お金」・・

ひきこもりの兄の自立支援にと渡したお金が、無残な使われ方をしていたことが発覚したのだった。



私の兄は、もう十年以上も職についておらずずっと家にひきこもっているのだが。

それはそれはもう手におえない状態になっていた。

何が手におえないかとゆうと、「心」。

かなりひねくれてしまっていて、何を言っても裏を返して聞き入れない。

出てくる言葉は決まって「どうせ」「働くもんか」「親が悪いんや」とマイナスばかり。

「金があれば出ていくわ!」と、決して裕福ではない親の事情を見透かしては罵るばかりで。

本来は自分で働いて貯めたお金で出ていくのが筋なのだけど、彼はもう思考がストップしていて。

もうこのままでは一生親にくっついた「子供」のままで人生を歩んでしまうのが目に見えていた。



そこで、である。

私と我が夫で相談し、彼にお金を用意しようと決めたのだ。

金額は、「100万」。決して小さい額じゃない。

私達だって子供を二人抱え、これから何かとモノイリの身。大事な大事な大切な貯金である。

・・でもこれで兄の目が覚めてくれたら・・!

・・これで家探し職探しの手立てになってくれたら・・!

「生き金」になってくれたらそれでいい。

私も夫も、お金に関する考え方は同じ。

何に生きるか、それで幸せな気持ちになれるか、何かが循環するかetc・・

結果は後からついてくると信じ、100枚のお金さんを旅立たせたのだった。


・・けれど・・


とても無残な現実を突きつけられた。

彼はそのお金で、密かに色んなモノを買いこんでいたに過ぎなかったのだ。

新しいバック、流行りのジャンパー、趣味の電車グッズともう数え切れない。

「初めは手を付けなかった。でもイライラが溜まって発散させてもうた」とは彼の弁だが。

私はもう猛烈に怒り罵り、大声でケンカしてしまった。子供達の前で・・



正直、あきれた。

正直、失望した。

詳細は省くが、私も母も手が震えるくらいに怒り続けた。



結局かえってきたのは残りの50万と、ただやるせない空虚な気持ち・・

事実上あの50万は彼との「手切れ金」となってしまったのだった。

だってだって、今までだって色んなアプローチしてきたんだもの。

長女が産まれてすぐの時、彼の部屋を夫と一緒に探してあげたりもしたんだもの。

結婚してからずっと、夫と毎日のように彼の将来をアレコレ考えてきたんだもの。

職を紹介する話だって持ちかけてきたんだもの。

でも、もういい!!

心優しい夫の気持ちを踏みにじるようなこと、やはり許せない。

寛大な夫でさえも、もう今後面倒は見きれないと言い切った。

もちろん、親にも伝えた。「彼の今後には一切関与しません」と・・

親も充分に納得、私に夫にただ申し訳ないを繰り返すばかりだった。



今回彼の失ったモノは、かなりかなり大きい。

それは我が夫とゆう、少しお人よしな人間からの「老後のサポート」を見捨てられてしまったから。

50万では計り知れない、大きな大きな力であるのに・・

そして又、私とゆう唯一のきょうだいからも手を離された。

親が甘いことを思うと、叱ってくれるただ一人の人間だったに違いない。

切ないが、もう彼を叱ることもないだろう・・



私が思うに、お金にも心があると思うのですネ。

私達から旅立って行く時、100枚の諭吉さんは確かに笑っていた。

けれど帰ってきた50枚の諭吉さんはとても悲しそうだった。

そして無残にも飛び散った50枚の諭吉さんはもっともっと泣いていたに違いない。

だから、日向ぼっこさせてあげたのだ。帰ってきた諭吉さん達に・・

お庭の花棚の上で、朝のさわやかな光を浴びてとても気持ち良さそうだった。

飛び散った諭吉さん達には「ごめんネ、次は良い旅してネ」と心より祈った。

本当に大切にされるべきお金さん達、どうか幸せになってネ!



久しぶりにヘビーな内容になってしまったけれど、色んなことを学んだ。

高い授業料になってしまったけど、いつかは彼に用意しなければいけないお金だったと思う。

それが、後が先になってしまっただけのこと。

そして、後よりは先で良かったんだと。まだ彼が若い内で良かったんだと。

やり直せるきっかけになるものがあるとしたら、少しでも早い方が良い。

何か少しでも彼の心に揺さぶりが起こせたのなら良しとしてみよう。


そしてお金には「厄」もついていることを学んだ。

心の荒んでる時、間が差せばそれはたちまち毒となり麻薬となる。

使う気持ち良さが快感となり、次から次へと散財してしまうのだ。

例え最初は良心が「使ったらダメだよ」とささやいていたとしても・・


そして今後、彼の面倒を見る心配もなくなった。

そういった意味でも早くにわかって良かったのだと思う。厳しいけれど・・



ピュアな気持ちでお金を旅出せた自分達に、乾杯!

頑張った自分達をほめてあげよう。

きっと又良いことあるさ!ケ・セラ・セラ、明日も十年後も楽しみでいこう~♪



   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *


数日経っても本当はまだ考えちゃう未熟な妹です;;

私も甘いのか、これが優しさなのかハッキリしないと!

キッパリ宣言、頑張ります!!

























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最終更新日  2007年02月07日 23時41分13秒
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