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カテゴリ:リアル日記
注:今日の記事はリアル日記のみ&説教臭い内容を含みます。 特に興味がない方は飛ばしてください。明日は通常通りRSアフォ日記です。
昨日は息子を旦那に 横浜といえばやはり・・・
元町・中華街ヾ(。・∀・)ノダー!!!
1050円でチャイナドレス姿の写真を撮ってくれるところがあったので、しっかりやってきました。年甲斐もなく赤をチョイスΣ(ノ∀`*)ペチョリンコ コスプレ大好きなんです~(〃ノωノ)
横浜の中華街は結婚前に旦那と一度だけ来たことがあるのですが、その時とはだいぶ変わってました。前は中華料理屋の他は中華食材のお店や土産物屋が多かったのですが、今は可愛いエスニックの雑貨屋さん、占いのお店(手相占い1000円は安いと思う)、肉マンなどの路上販売が増え、観光客がより楽しめる雰囲気になりました。
何故か不思議な和モノの雑貨屋さんなんかもあって
鞄の底に下駄の歯がΣ(・д・o)
できねぇよ、木でUFO 。゚(゚ノ∀`゚)゚。
山下公園へ行くとちょうどワールドフェスタなるものをやっていて、世界各国の料理の屋台が出ていました。
昼食後すぐだったので見るだけ・・・(゚ρ゚*)デモオイシソウ
ど真ん中に謎のオブジェ( ゚∀。)
その後、私の趣味で横浜美術館へ。
シュルレアリスム展(*´▽`*)
美術館前ではジャズの生演奏(。´ω`。)
美術館からまた山下公園に戻ると、フェスタ終了間際で空いていたので晩御飯(σ ゚Д゚)σゲッツ!!
トルコのビールとシシケバブ( ゚Д゚)ウマー
横浜というのはお洒落でアートで美味しい街のようです。 すっかりファンになってしまいました(>▽<)♪
一緒に行った友達は私が結婚前に勤めていた会社の子です。 病気療養を終えて復職したいという意向を会社に伝えてから半年間以上も一向に話が進まず、ストレスが溜まってまた病気が悪化。せめてもの気晴らにと一泊二日で東京に遊びに来ていたのです。 彼女が抱えているのは心の病気。
私が勤めていたのは従業員250人程のジェネリック医薬品メーカー。 田舎にある家族経営の会社で、上と下の繋がりが深く、良く言えばアットホーム、悪く言えばなぁなぁの甘々。人事の評価制度がしっかりしていないため、仕事が出来なくても上の人間に気に入られていれば安泰というところでした。
私のいた研究開発部では開発した製品への評価が発売後にユーザーから返ってくるので、『出来る限りいいものを出そう』というそれなりの緊張感が各チームにありました。 しかし彼女のいる品質管理部は工場からあがって来た製品に対して、決められた試験方法で決められた通りのデータを出すというある種の流れ作業で、淡々と毎日のノルマをこなすものです。自然、手よりも口を動かす人間が出てきます。そういうダラダラした仕事をする人間の尻拭いは、一生懸命やっている人がすることになります。いつの間にか『最初から○○に頼めばいいや。』という図式になり、真面目な少数の人間に仕事が集中するようになります。しかしどれだけこなしてもサボっている人と給料は変わりません。
A 「私が頑張らないと仕事が回らない。」 B 「何、この会社。あほらしいから辞めよう。」 彼女はAの考え方をする人間でした。
ちゃんと仕事をする人間が見切りをつけてどんどん辞めて行く一方、彼女はますます頑張りました。でも誰も褒めたり労ったりしてはくれませんでした。お喋りばかりに熱心で仕事をしない部下達に手を焼いていた課長は自分のことで手一杯。何度か相談しましたが、「もうちょっとだけ頑張ってくれ。」と繰り返すだけでした。途中入社の上司にとって、古参社員のケツをひっぱたいて反感を買うより、一人に我慢してもらうほうが楽だったからです。
最初の症状は不眠でした。 寝つきが悪い。眠れても一時間ほどで目が覚める。 眠れないことは新たなストレスになります。 この時点で病院に行っていれば軽く済んだはずなのに、彼女は休まずに頑張りました。 「このくらい我慢しよう。」 ついに頑張れなくなったとき、彼女の病気はなかなか後戻りできないところまで進んでいました。 全身の痛み、平衡感覚が無くなり立ってもいられない。 ここまで来て初めて自分が抱えてきた病気の重さに気づいたのでした。 病気療養のための休職は二年に及びました。今でも完治しているとは言えません。
『痛みや苦しみを我慢して頑張り通す。』 日本人の美徳です。 責任感が強いことも、会社のためを思って身を粉にして働くことも、全て素晴らしいことです。 でもその美点が仇になることが世の中多いです。
怪我をしたら血が出る、痛いと思う。これは「体が危機に晒されてるぞ!」ということを知らせてくれているのです。 心だってそうです。不眠、頭痛、食欲不振。 血が吹き出てれば駆け寄ってきてくれる人もいますが、こういう症状は目に見えないからと他人も自分もそれを無かったことにしようとします。 でももっと心の悲鳴に耳を傾けるべきなんです。
「しんどいと思ったら逃げればいい。」 いつも私はこう思ってます。 道徳の時間ではこんな風に教わらなかったけど、頑張りすぎて壊れてしまった人を何人も見ていて、そんな人はまさに『道徳の教科書通り』だから。 時には逃げていい。頑張らなくていい。 頑張ろうじゃなくて、「よく頑張ったね。」って自分を褒めてあげてほしい。
一ヶ月入院したり、薬の副作用で死にそうになったりしながら、彼女は少しずつ変わりました。 今なら不条理なことに対して「無理です。出来ません。」って言える。 しんどかったら「休みます。」って言える。 ちゃんと自分を大事にしてあげられる。 今度はもっと要領よく、ずるく、強かに生きてほしいと思います。
「人生に耐えるのには、一般に一つの可能性しかない。即ち、或る程度の軽薄ということである。」 (ジンメル 『愛の断想 日々の断想』より)
なんでもほどほどにね!
<お土産>
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