|
カテゴリ:リアル日記
最近「だめんず・うぉ~か~」(倉田真由美著)を読み出し、はまっています。 だめんず=ダメなメンズ うぉ~か~=渡り歩く人 ダメ男ばかりと付き合ってしまう女性の体験談を紹介しているマンガです。 まあ誰でも記憶を辿れば一回くらいはありますよね、うっかりダメ男と付き合ってしまったイタ~イ経験Σ(ノ∀`*) でもこのマンガで紹介される女性は「幸せになりたい」と願いつつも、何度も何度も繰り返してしまうのです。 借金、ヒモ、浮気、変態、マザコン、暴力、ストーカー、虚言壁、麻薬中毒。 「一回ヒドイのにあたれば懲りるだろうに何で繰り返すの?嘘じゃない?」って思う人がいるかもしれませんが、いるんですよ本当にそういう人。 我が家のだめんず・うぉ~か~、私の妹です。 姉の私が言うのもなんですが結構美人だし(私と全然似てないのです・・・)、気立てはいいし、本当にいい子なんですよ。 でも妹の歴代の妹の彼氏はすべてだめんずでした ε(-ω-`;)ハー 中でも極めつけだったのが元旦那(つまり妹はバツイチ)。 今日は「マジでこんな人がいるんだΣ(=д=ノノ」と驚いた彼のことをだめんず・うぉ~か~風に紹介したいと思います。 初めて「彼氏なの♪」と紹介されたときから、私の中では警鐘が鳴っていました。 なにしろ私の目を一切見ない。こちらが話しかけてるのに顔を妹の方に向け、そちらに返答を返す。 シャイにしたってちょっといきすぎです。 本当にこれで社会生活を送れているのか? それが第一印象でした。 やがて適齢期だった妹は結婚を決意。 彼の家に挨拶に行くと両親共に好意的に迎えてくれたと言っていました。 その次の日、家に電話があり 義母「○○(琵琶湖の傍の吹きさらしの場所)に土地買っといたから^^」 その後も『私指定の大工さんに頼んで』『焼き杉の板の本格的な和風建築を』『間取りはこんな感じで』と義母が次々に勝手に決めていきます。大工さんが「お嫁さんの意見もお聞きになったら?」と気を使ってくれましたが、全く耳に入らず。 妹の『△△(滋賀で新婚さんが住みたい所No.1のおしゃれな町)に』『こぢんまりしたマンションを借り』『いつか洋風の可愛い家を建てたい』という希望は全てスルーされました。 さらに挨拶に行ったときはずっと別居という話だったのに、「ここ私の部屋ね~♪」と自分用の部屋を作り、ちゃっかり『いずれ同居^^』に話を摩り替えていました。 しかし彼は何も言えず、ずっと義母の言いなりだったそうです。 (義母がどんな人でも本人がしっかりしてればいいので、ここが決定的にダメ) 私ならこの時点で結婚を止めるところですが、妹は 「結婚したらしっかりしてくれるだろう。」 と妙なプラス思考でそのまま結婚に突き進んでしまったのでございます・・・。 土地は買ってもらいましたが建物は自分たちが払わなければなりません。こだわりの大工さんなので建築費がバカ高く、正直普通の家を土地つきで買ったほうが安いです。 安月給の旦那では到底払えないので共働き。 義母「あんたたちに任せておくといつまでたっても返せないから」と、 旦那の通帳も妹の通帳も義母が預かり、月々の生活費のみ(ありえないくらい小額)を渡されるというシステムに。 そのくせよく食べる旦那。 しかも粗末な内容だと文句を言う旦那。 よって妹は近くにある自分の実家から食材を持ち出してごはんを作っていました。 どんなに仕事が遅くなっても買い物は業務用スーパー(遠い)に走ります。 何故なら一々旦那にレシートをチェックされ、 「なにこの豆腐100円って。業務用なら30円で売ってるだろ?」と言われるからです。 30円の豆腐って・・・味するんすか・・・?(  ̄ロ ̄) 毎朝5時半に起き、ばかでかい旦那の弁当箱におかず(必ず5種以上)を詰める妹。 彼は冷凍食品や惣菜や夕飯の残りが嫌いなのですべて朝に手作りするのです。 自分が仕事が遅くても旦那は帰りが早く、玄関の鍵を開けて早々「ごはんまだ~?」の声。 ゆっくりする暇もありません。 忙しくて土曜日も出勤していたので、せめて日曜くらいたくさん寝たい。 にもかかわらず毎週日曜朝8時に来てまだ眠る妹に声をかける義母(合鍵もってるので勝手に入ってくる)。 「○○ちゃ~ん、草むしりするわよ~!」
子供出来ないのを全部女のせいにするって 一事が万事超マイペースな義母。 とにかくすべてノンアポ、相談なし、意見してもスルー。 挙句の果てにストレスと過労で体調を崩した妹に一言、
ちなみにその場に旦那がいましたが、何も言わなかったそうです。 私 「それ、私なら3日で離婚してるよ?」 妹 「でも彼は真面目でいい人だし・・・。」 いやいやいやいやいや! 数限りなくツッコミ入れてきましたが、妹は平和主義で我慢強い人間です。 自分さえ我慢すれば全て丸く収まると思っているのです・・・(´;ω;`)ブワワッ へとへとに疲れたある日、妹は交通事故を起こしました。 前の車のおかまをちょっと掘っただけで双方怪我はなかったのですが、事故相手がタチの悪い人で 「俺の日給は5万以上や!それもちゃんと保障せぇよ!」 とごねるごねるごねる。 保険会社を通してくれと言っても直接携帯電話にかけてきて交渉してきます。そんな要求が保険会社に通るわけないというのを知ってるので、気の弱そうな妹をターゲットにしているのです。 そんなときにも旦那は見てみぬ振り。 泣いて応対を頼んでも「しゃあないやん、自分のことやろ?」と逃げの一手。 「俺はいざとなったらやる男や。」と言ってたけど、 さすがに切れて、実家に戻ってきました。 実家に戻った日の夜、妹が電話をかけてきました。 妹 「お姉ちゃん・・・私・・・うちに帰ってきてん・・・。」 私 「おめでとう!おかえり~(*´▽`*)」 間髪いれず晴れやかにお祝いを言いました。 本当にその言葉以外浮かびませんでしたよ、ええ。 実家に帰ってから母と近くのイタリアンレストランに行ったとき、 「美味しい・・・!私こんなん食べたかってん・・・。」と泣いた妹。 何万もするコースではありません。1050円のランチです。 結婚生活中、妹は一度も外食をさせてもらっていなかったのです・・・。 話を聞いて思わず泣きましたよっ。・゚・(ノд`)・゚・。 実家に帰ってきてからやっと妹が打ち明けたのですが、結婚以来旦那とはセックスレスだったらしいです。 旦那は本当は現実の女性が苦手で(結婚前は無理して隠していたとのこと)、もっぱら興味の対象はエロゲとAV。 当然子供が出来るはずないのに、義母は子供が出来ないことを全て妹のせいにして詰っていました。100%自分のせいなのに旦那はいつものごとく見て見ぬ振りでした。 しかしこのセックスレスが重大な離婚事由に相当するため、離婚自体はスムーズに行ったのが不幸中の幸いでした。 もっと色々ありましたが、エピソードがたくさんすぎて書き切れません。 話を聞く度に『開いた口がふさがらない』とはこのことだというくらいあんぐりと口が開いてしまい、あやうく顎を外しそうになりました。 こんなひどい生活を2年我慢し続けた妹。 だめんず・うぉ~か~ではうぉ~か~にありがちな特徴として ・母性本能が強い(しっかりした人より『自分がついてなきゃ』という人に惹かれがち) ・責任感が強い(ダメ男でも途中で放り出せない) ・妙なところでポジティブ思考(『いつか変わってくれるかも』と根拠のない期待) ・自己評価が低い(自分を安く売りがちで悪いことがあると自分の責任と感じる) ・平和主義(争うより自分が我慢する方を選ぶ) というのが挙げられていましたが、妹は全て当てはまっております。 美点になりそうなものばかりなのに、いい人すぎるといい目を見ないというこの不思議! 優しくなくていい、我慢強くなくていい、もっとわがままになって今度はちゃんといい男を選んで欲しいと切に願うリアル私なのでした (TωT)ノ~~~シアワセニナレヨ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[リアル日記] カテゴリの最新記事
|