カテゴリ:本・読書
早いですねぇ。2月も終わりました。今月も読んだ本のUPのみになってしまいました。
『天上の虹』里中満智子 先月からの続きで、4巻から10巻まで読んだのですが、漫画と言えども、これは1日1冊のペースでしか読めない厚さと内容でした。 『アメリカ人の本音』マックス・フォン・シュラー 米海兵隊として来日。日本・韓国で活動し退役後、日本に住んでる歴史研究家の方が書いたもの。 黒船来航の時から現在までのアメリカ人の考え方を書いたもので、英語と日本語で書いてあるので、これはアメリカ人にも是非読んでほしいものです。 アメリカ人の教養の無さや傲慢さ、中国や韓国の出鱈目や嘘も、全部マックスさんは理解しています。 『百人一首』 今月中旬から、百人一首の暗記をしています。 脳トレのつもりで一カ月で覚えようと計画しました。一日5首ずつ。土・日はその復習日または休み。 70首まで終えたところなのですが、最初の30首くらいまでは順調に暗記できたのに、それ以降は自信がない状態。順番も作者も歌も合致しなくなってきています。 とりあえず、13日の誕生日まで頑張る! 『無用の達人 山崎方代』田澤拓也 一年ほど前から短歌作りをしてるので、万葉集や百人一首などの他に色々な短歌も読んでいます。 山崎方代という方の歌に出会い、どういう人なのか知りたくて。 ま夜中を ひとり静かに 茶をたてて 心の中を あたためておる こんなにも 湯呑茶碗は あたたかく しどろもどろに 吾はおるなり 平安貴族たちの百人一首を読んだ後にこれを読むと、すご~~~くいいなぁって思ってしまうのであります。 『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国』上・下 若桑みどり 題名のクアトロ・ラガッツィとは、「四人の少年」という意味。 16世紀織田信長の時代に、キリシタン大名たちによって4人がヨーロッパに派遣され、帰国後に迫害に遭い歴史に翻弄されたわけですが、キリシタン大名や信長・光秀・秀吉などを、西欧側の史料から当時の日本を読み解いています。 著者の若桑さんは専門が西洋美術史ですが、バチカンなど沢山の図書館で、当時日本に来ていた宣教師たちが書いた手紙を見つけ、これを書いています。 大佛次郎賞を受賞しています。付箋だらけになるほど歴史の勉強になりました。 若桑さんの文章は大変読みやすいです。上下1000頁くらいありますが、お勧めです。 この他に、東野圭吾の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、寺田寅彦の『俳句と地球物理』、林修・小池百合子の『異端のススメ』なども読みました。 やっぱり歴史ものは面白いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.02.28 23:53:20
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