思ったこと
震災前に流れていたソフトバンクのCMは、次々と多数の芸能人が登場してきて、その高額なギャラのことを思うと、ソフトバンク携帯を使用している者として、だんだん不愉快になっていました。最初はカイ君の可愛さに面白がっていたCMも、これでもかこれでもかと芸能人が出て来るようになり、白戸家も関係なくなり面白さは激減。 ウンザリしてました。未曾有の大震災によって、そのCMも消えてくれて良かった。芸能人への高額なギャラを払うよりも、利用者へ還元して欲しいと思っていたけど、孫さんが100億円の義援金を出してくれたので許します。昨晩、カイ君(お父さん)一人(?)の静かなCMを見て安心しました。それから気になっているのが宗教家たちなのですが、私達は神社仏閣に行っては拝観料やお賽銭を出していますが、それは非課税となって優遇されてるわけで、その優遇を受けている方々は、この災害に対していったい何をしているのでしょう?京都や奈良には、多くの人々が修学旅行、個人旅行で沢山のお金を落としてきていますが、傍観者なのでしょうか。何も聞こえてこないのが不思議でならないです。 明治以降の、100人以上の死者・行方不明者が出た地震・津波を調べてみたら、三陸や東海だけでなく、島根や鳥取、丹後や但馬、福井など日本海側でも起きていたことがわかり、改めて、日本で大丈夫という場所がないことがわかりました。 明治5(1872)年3月14日 7.1 浜田地震 死者 約550 明治24(1891)年10月28日 8.0 濃尾地震 死者 7,273 明治27(1894)年10月22日 7.0 庄内地震 死者 726 明治29(1896)年6月15日 8.2 明治三陸地震 死者 21,959 明治29(1896)年8月31日 7.2 陸羽地震 死者 209 大正12(1923)年9月1日 7.9 関東地震(関東大震災) 死・不明 10万5千余 大正14(1925)年5月23日 6.8 北但馬地震 死者 428 昭和2(1927)年3月7日 7.3 北丹後地震 死者 2,925 昭和5(1930)年11月26日 7.3 北伊豆地震 死者 272 昭和8(1933)年3月3日 8.1 昭和三陸地震 死・不明 3,064 昭和18(1943)年9月10日 7.2 鳥取地震 死者 1,083 昭和19(1944)年12月7日 7.9 東南海地震 死・不明 1,223 昭和20(1945)年1月13日 6.8 三河地震 死者 2,306 昭和21(1946)年12月21日 8.0 南海地震 死者 1,330 昭和23(1948)年6月28日 7.1 福井地震 死者 3,769 昭和35(1960)年5月23日 9.5 チリ地震津波 死・不明 142 昭和58(1983)年5月26日 7.7 日本海中部地震 死者 104 平成5(1993)年7月12日 7.8 北海道南西沖地震 死者 202 不明 28 平成7(1995)年1月17日 7.3 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災) 死者 6,434 不明 3 地震だけではなく火山の噴火や冷害や日照りなど、昔の人は大変な思いをして来たのでしょう。その末端に私達は命を与えられ生きているわけで、それは奇跡的なことなのかもしれないね。