2022年現在。
世界の総人口は、約79億5400万人で、前年より7954万人増加している。
中国が14億4800万人で世界第1位。
次いで、インドの14億600万人で第2位。
但し、今年中にはインドが中国を抜いて世界1になるとの見通しが出ている。
アメリカが3億3480万人で第3位と続いている。
世界的に人口増加の傾向にある中で、日本の人口は
約1億2560万人で世界第11位ではあるが、前年より約50万人の減少で毎年減少が続いている。
日本の年間出生数は、'73年の第2次ベビーブームの209万人を境に減少しているのだ。
因みに、昨年は80万人を割り込む見通しで、国の想定よりも8年も早く少子化は進んでいる。
減少傾向にあるのは、全201ヶ国・地域のうち、日本を始めとしてドイツ、イタリア、スペイン、ウクライナ、ロシアなど20数ヶ国だけである。
万葉の歌人、
山上憶良は「
銀も 金も玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも(銀も金も玉も何ほどのものか、子に勝る宝などありはしない)」と詠んだ。
女性に優しく、子供が生みやすく育てやすい政治的配慮が必要である。