今や、情報過多時代である。
毎日、溢れるほどの情報の中からインターネットで新しい情報を収集している。
しかしながら、同じ所をグルグルと巡っているような気がしてならない。
何故なら、検索ワードで情報を引き出すのは自分自身だから、自身の関心のある情報に偏ってしまうからだ。
したがって、新しい世界を知るためには発想を変える必要がある。
「それには旅が良い。それも観光の旅が良い」とは、評論家の東浩紀氏の持論である。
観光客は、日常から離れて見物するだけの気楽な立場で、何の責任も負わない。
「だからこそ、普段は行かない場所も訪れ、普段は話さない人とも話すからだ」とか。
ネット上で、お薦めされる情報はウェブの閲覧履歴などに基づいているから、関心の外にある情報は入ってこない。
だから、時には視点を変えて、ネットサーフィンや観光旅行などで自分には持っていない価値観や情報に触れるのも良いかも。
今までにない新鮮な世界を垣間見て、新しい意外な自分を発見するかも知れない。(^^)v