カテゴリ:♪本の覚え書き♪
月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露する記事を発表した。 だが、名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れることになる。 そんな彼の身元を大企業グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが密かに調べていた。背中にドラゴンのタトゥーを入れ、特異な風貌をした女性調査員リスベットの働きで、ヘンリックはミカエルが信頼に足る人物だと確信し、兄の孫娘ハリエットがおよそ40年前に失踪した事件の調査を彼に依頼する。 ハリエットはヘンリックの一族が住む孤島で忽然と姿を消していた。ヘンリックは一族の誰かが殺したものと考えており、事件を解決すれば、ヴェンネルストレムを破滅させる証拠資料を渡すという。 ミカエルは信頼を受諾し、困難な調査を開始する。 全世界で800万部を突破した『ミレニアム』三部作の第1部、いよいよ刊行。 まさに鳴り物入りの物語です。 そして読んだらやめられない! 『ミレニアム1 下』を<さっそく予約しました♪ そう!この本は1~3に分かれ、さらにそれぞれ上下巻なのです。 題名にもなっているミレニアムの発行者ミカエルと、副題になっているドラゴンタトゥーをした女性調査員リスベットの生活が、別々に同時進行的に語られるて話は進みます。 しかしミカエルはリスベットの存在さえ知らない状態。いかに話が長いか想像できます(笑) そう、まだまだ5冊も読める~ そしてこの作者がもうすでにこの世にいないという事実にも驚きを隠せません。 ラーソン,スティーグ(Larsson,Stieg) 1954年スウェーデン北部に生まれる。 スウェーデン通信でグラフィック・デザイナーとして20年間働き、英国の反ファシズムの雑誌『サーチライト』の編集に長く携わる。 1995年、人道主義的な政治雑誌『EXPO』を創刊し、やがて編集長を務めた。 パートナーである女性とともに2002年から「ミレニアム・シリーズ」の執筆に取りかかり、2004年のはじめに三冊の出版契約を結ぶ。 2005年、第1部『ドラゴン・タトゥーの女』が発売されるや、たちまちベストセラーの第1位になり、三部作合計で破格の部数を記録、社会現象を巻き起こした。 しかしその日の目を見ることなく2004年11月、心筋梗塞で死去した。享年50才。 彼の作品はこの6冊しか読めないのです。 つくづくおしい方を…と思わずにはいられません。 複雑な部分も丁寧に読もう! そう心に誓って読書ノートに登場人物とその関係をまとめまくりました。 早く2冊目が読みた~い!!! すべての人が一様にあやしい物語なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 24, 2009 08:12:22 PM
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