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テーマ:メモ(86)
カテゴリ:ウェブデザイン
こんにちは。
肉厚先生ことよらです。 少し前の話ですが、アドビシステムズ社ホームページに『Adobe CS Live』なるサービスが追加されました。 アドビ CS Liveのページ 『Adobe CS Live』とはAdobe BrowserLab、Acrobat.com、SiteCatalyst NetAverages、Adobe CS Review、Adobe Story(ベータ版)と言った便利な各種サービスを統合したオンラインサービスの事です。 ウェブデベロッパーには有りがたい機能が揃っていて、私の場合BrowserLabにお世話になったことが何度かありました。 Adobe BrowserLabとは指定したurlのページを複数のブラウザでチェックできるクロスブラウザチェックシステムです。ブラウザのバージョン、OS(Mac or Windows)をも跨いで確認できる優れものです。 ホームページ制作、ウェブシステム開発を行う上でデベロッパーを悩ませる原因の一つがブラウザ問題。たくさんのブラウザが世の中に普及しており、それぞれの仕様の違い、html、css等の対応の違いで表示のされ方が違ってくるという問題です。製作者は各ブラウザを意識して、なるべく全てのブラウザで同じ表現ができるように組んでいくべきなのですが、これがなかなか難しい! また、一時期はWindowsのIEがシェアの大半を占めていたブラウザ競争ですが、最近ではIEのシェアが落ち気味でFirefoxやGoogle Chrome、Operaなど他ブラウザが勢いを増し、シェアの分散が起きています。 ということは、今まで以上に気を付けていかなければなりません。 同じブランドのブラウザでもバージョンの違いにより全く別物として扱う必要がある上、同じバージョンの同じブラウザでもMacとWindowsではアンチエイリアスの関係などで表示のされ方が違ったり・・・。 このような表示の違いを一元管理でチェックできるのがAdobe BrowserLabなのです。 特に凄いのがwindowsしか持っていないユーザーでもMac版のブラウザチェックを行える点です。これは有りがたい^^ ここまでの説明では完璧に聞こえるAdobe BrowserLabですが、いくつか問題点もあります。 まず、スクリーンショットでの確認になるので、Flashや動画などの動きまではチェックできない。 その辺のチェックは必須なので、このあたりはちょっと痒いです。 もうひとつは文字化けの問題。 実際にホームページに上がっているものを実際のブラウザで見た場合に、普通にフォントが適用され問題なく表示されているページでも、Adobe BrowserLabで確認すると思いっきり文字化けしていたりします。本気で少し不安になります^^; 逆にAdobe BrowserLabで文字が普通に見えているページでも、実際に上がっているものを実際のブラウザで確認すると文字化けしていたりする場合もあるようです。 さすがにこれはガクプルしてしまいますね。 なので、このシステムに頼り切りにはならないで、段組みのズレ、カラム落ち等レイアウト部分のみのチェックぐらいに留めておくべきなのかもしれませんね。前バージョンのブラウザだとレイアウト的なズレが激しく目立つので、前バージョンのブラウザチェックにも使えると思います。しかし、可能な限り実際のブラウザで確認するべきなので、出来ればwindows、Mac両方体制+旧バージョンブラウザが入っているPCというフル装備で挑みましょう。 ・・・・・・・結構ハードル高い・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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