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テーマ:北京オリンピック!!(505)
カテゴリ:五輪
とうとう女子は準決勝。
相手は世界ランキング1位の亜米利加。 一回も勝った事がない相手。 前半はセットプレーのこぼれ球…だっただろうか。 大野さんが走りこんで先制点。 けれど四十分過ぎに怒涛の二失点。 とにかく亜米利加はでかい、強い、速い、上手い。 ヘディングでのボールの飛ばし方がしっかりとしているし、キック力もある。 どんだけふんばってもわずかなミスを見逃さない。 フィジカルが強い方な澤さんですら吹っ飛ばされている場面があったからなぁ。 両サイド共攻められると日本は追いつけないし、日本がカウンターを仕掛けようにも相手の戻りが速い。 …日本もそこそこスピードがある方と思っていたがいやはや、上には上がいる。 日本は…疲れているのか、抜かれるのが怖いのか、いつもの鬼プレスが見られない。 そしてミスが多い。 そこを相手に掻っ攫われる。 ずっとその繰り返しですね。 二失点もミスから取られているし。 あとは日本のサイド攻撃が少ないなぁ。 中央で人がいっぱい集まってパス回ししても最終的にはシュートが打てずに取られてしまう。 相手が高さあるから仕掛けないのかなぁ…。 後半両チーム選手交代なし。 亜米利加は1点リードしているからか、余裕すら感じる。 それでも攻撃の手を休めないなぁ。 日本は右SBを代える。 何度か右サイドからの攻撃が見られるようになる。 三失点目は日本のGKが前に出てきたのを狙われたループ気味のシュート。 日本はFW二枚を入れる。 パワー系の二人を入れてきたというところだろうか。 丸山さんはスピードあるみたいだけど、荒川さんは完全なパワー系だろうな、見た目からしても。 荒川さんが入って、彼女のポストプレーで日本は多少前でボールがキープ出来るようになってきた。 てか、荒川さんも亜米利加相手にフィジカルで負けてないな、恐ろしい。 しかし相手のセットプレーからの流れで亜米利加の物凄い角度からのゴールが入る。 …クロスっぽいゴールな気がするけれど。 1-4。 普通なら諦める得点差。 けれど彼女達は走るのを止めない。 …相手も4点取っておきながら攻め続けてくるけれど。 でも何度攻められても意地で防いで、攻撃仕掛けて。 ロスタイムも終わろうかという時…おそらくは最後のプレー。 日本が攻めて丸山さんが意地のドリブルの切り替えしからクロス、ゴール前のごちゃごちゃから途中出場の荒川さんが押し込むっ! そして試合終了。 2-4、日本は三位決定戦へ。 言いたくはないけれど改めて感じさせられる世界との差。 というか亜米利加は調子悪そうだったのに、勝ち上がるにつれて調子を上げてくるってのが嫌だなぁ、もう。 今日はGKのポジショニングの悪い部分が完全に狙われていた。 そこで二失点だった。 あとは多少消極的になっていた気もする。 体格差、なんて男子も同じような事だからそれを埋めるには走り続けるしかなかったけれど、スペースを作ることを怖がっていたのかな。 こちらは相手のフィジカルに対応出来るのが澤さん、そして荒川さんぐらいしかいなかったからなぁ。 亜米利加は資金不足で休んでいた女子サッカーリーグが来年から再開されるようだし。 これからまだまだ強くなるかもしれない。 それでも…日本だってまだまだ伸びしろがある、と思う。 でもそれには女子のLリーグがプロ化して、選手全員が働きながらサッカーをするのではなく、サッカーに集中出来る環境を作る事が大事なんだろうなぁ。 今日、二点目を決めた荒川さんなんか西友でレジ打ちしてますからね。 …彼女の場合はプロ契約の話があったのに「いや、今の仕事が好きだから」とプロ契約を断ったからなんですが。 サッカー協会も地味に女子の強化、というか育成プログラムは行っていて、GK強化計画とか色々やってはいるんですが…まだまだやるべきことはいっぱいあるんだろうな。 ただ今日の試合を見て女子サッカーの人口が増えたりすれば、彼女達の試合を見に来る人たちが増えれば…もしかしてもしかすると。 と、云々言っている自分自身も彼女達の為に何かしてあげたいな、と思い始めていたり。 まずは今月末にLリーグのオールスターがあるようだから、それを見に行こうかな? 三位決定戦の相手は独逸。 …これもまたでかくて上手いだろうなぁ。 でも泣いても笑っても後一試合。 最後まで戦ってもらいましょうっ! そんな感じで本日の日記終わりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月19日 00時58分28秒
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