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カテゴリ:ブラジルっぽい話題
ブラジルで日本語を学ぶ大学生に、
日本の「今」を教えるというイベントに参加してきました。 杉本副領事(女性)と、民間団体「ブラジルを知る会」のマダム、そして僕。 僕らのブースでは、この三人が力を合わせて若者たちの悩みに答えました。 というか、杉本文化担当領事が非常に可愛い。 三十路に到達したとかいう噂も聞くけど、あの人はアイドルの方が向いてます。 今回の企画の最中も、「えー、どうなんでしょうねぇ」とか言いながら、 僕と顔を見合わせる仕草に激萌え。これかッこれが萌えなのかッ! さて、第一質問者はメグミさん(仮名)。 大学では獣医学を専攻する日系人。 家では日本語が話されているので、日本語を聞き取ることは得意。 日本語を本格的に勉強し始めたのは去年からということです。 「私、漫画が好きなんですよ」 いきなりお姉さん方二人の表情が止まるが、僕だけが食いついた。 「へぇ、どんなの?」 「るろうに剣心とか、彼氏彼女の事情とか…」 彼女の表情が明るくなる。ブラジルの漫画好きは明るい。 「日本では、あまりキスしたり抱き合ったりしないです。なんでですか?」 割と美人な彼女のこの質問。結構ドキッとした。 「マナーとして、公の場では私を出さない」という回答では、納得いかぬ様子。 「オパ太郎さんはどう思いますか?」 「僕だって本当はもっとキスとかしたいですよ」 この発言で場がなごみました。なごんだと思いたい。 第二質問者はフェリペ君(仮名)。 非日系ならではと言おうか、マニアックなところを突いてくる。 「マンガでは、温泉に入るとき、日本人はみんな頭にタオル乗せます、なぜ?」 「いわば記号ですよね。多少絵が下手でも、頭にタオル描いておけば温泉と分かる」 「実際の日本ではフロオケというものが存在します」 割と新鮮味を持って聞いてくれたようだ。 このあと、彼は「離婚についてどう思いますか」と質問。 「バツイチ、バツニってなんか野球みたいですね」 「ナリタリコンに興味があります」などと名言を連発してくれました。 ちなみに3月から早稲田大学に留学するそうです。 今回の企画を通して、杉本領事はさすが留学制度に精通していることを実感。 最後の質問者はレノン君(やっぱり仮名)。 彼は結婚について興味を持っていました。 「あの、データがあるんですけど」 なんか売りつけられそうな気配を感じながら、資料を覗きこむ三人。 日本の結婚に関する数字がつらつら書いてありました。 でも質問内容が「晩婚傾向はなぜ起こるのか」とか、突っ込みすぎ。 僕ら無責任なことしか言えませんってば。 面白かったんですが、 「日本ではラーメンを音を立てて食べないとマナー違反」 って書かれた本があるようです。 で、彼らは前日に東洋人街のラーメン屋に行ってラーメンを注文、 音を立てて食べることにチャレンジしたそうです。 「で…どうでしたか」 「むせました」 一同爆笑。 どうやら、ラーメンを音を立てて食べるには慣れが必要らしいです。 ラーメンを音を立てて食べることができるのは、東洋系だけな模様。 三人目を終えたところで会はお開き、再開を約束してお別れしました。 いやぁ面白かったなあ。 そして今日、今から彼らの発表会があります。 どんな発表になるのか、こちらも興味津々。 いってきまーす。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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