ロンドン　ドックランズ・ストーリーズ~Stories of London Docklands

いや、つらかった。
ほんと、苦しかった。


いったい、2月中旬からみんなで調子が悪かった。

いつも手を洗ったり、うがいもこまめにしてるから
私は大丈夫！と思っていたのに、
先週の初めからダウンしてしまった。
あれだけひどくなることは珍しい。


でも、ようやく私は回復してきた模様（笑）


今回の一連の風邪（？）を記録しよう。


2月中旬。
二ーノ君、突然の嘔吐から始まり、続いて下痢。
おそらくウィルス性の嘔吐下痢症。

嘔吐も処理が大変だけど、下痢の際はオムツから漏れちゃったりして
二ーノ君も、可哀相に、ゆるゆるウンチの上にたって泣いていたり、
私も泣いたり（笑）と大騒動の数日間。


1週間後くらいで二ーノ君、回復。
元気になって、またヤンチャに歩き回ること2日間くらい。


朝、目が覚めると、
私の目がなかなか開かない。
なんとも目やにがすごいのだ。
鏡でみると、充血し目やにでいっぱいになった目。

結膜炎になったようだ。
同時に、喉も痛い。
結膜炎は、数日でよくなったが
喉の痛みはひどくなるばかり。
また熱が出てきて悪寒がする。
筋肉痛のような痛みがあちらこちらに。
ヨガをやったせい？と思うが、実は風邪のせいだった。

悪寒とひどい倦怠感で、1日半寝込む。
（この間、主要な食事だけ用意してあとは、
　ゴーカート男に二ーノ君を頼む）

その翌日、二ーノ君の目に私と同じような目やにを確認する。
二ーノ君にも結膜炎が移ってしまったのだ。

まだ熱があって、倦怠感もひどいけれど
二ーノ君をGPに連れて行った。
抗生物質の点眼薬を処方してもらい、
私も身体の調子が悪く、やっとやっとのことで薬屋にいって手に入れた。
身体にムチうって動くっていうのは、こういうことなんだな、と思う。

ついでに先日切れたLEMSIPと喉のドロップを手に入れて帰る。

LEMSIPを飲んで寝た翌日。
薬のせいか、わからないが（寝ているときは、容態は確かにラクにはなったけれど）
朝、気分と身体がスッキリしていた。

やっと回復したようだ。

それから、私は普通に動けるようになる。


二ーノ君、先日の嘔吐下痢症を克服してやっと遊べるようになったせいか
午前中、時間を惜しむかのように
ピンピンしておおはしゃぎで遊ぶ。。。。

そう、遊んでいたのに。。。。


お昼を食べたら、いきなり、戻す。
それからまた吐くようになり、
グッタリしてくる。
食べたものをすべてだしたのに、
吐くものはないのに、はき続ける。

鮮やかな黄色の液体を吐くようになった。
そのまま、一昼夜。
ゴーカート男と交代で看病。

朝方になって、ようやく
わずかな少量の水を与えても、吐かなくなったので
脱水症状を懸念して
5分ごとに5mlの水を飲ませる。

二ーノ君、とりあえず丸一日でなんとか嘔吐は収まる。


と、思ったら。

今はゴーカート男が寝込んでいる。


たぶん、この結膜炎、喉の痛み、咳と、熱。
これも風邪だと思うのだ。


なお、今回ももちろんGPと話したり
NHSダイレクトに電話したり、
カウンシル在住の人オンリーの緊急医療電話相談もしたりしたけれど、


なんていうか、だね。

いつも思うのは、

「私でもGPになれそう♪」


いつも、すでに知っていることしかアドバイスしてくれない。

風邪は、風邪でも、
どのウィルスなのか、どういうことが予測されるのか、
別に知ったことかかみたいな感じだし、調べるつもりもないようだ。

「なにかのウィルスでしょう。或いは、細菌だね」で終わる。

こちらの天気予報でよくあることだが、
「今日は、晴れ、曇り、雨でしょう（そりゃ、どれか、だわな）」っていうのと同じだ。

薬だって、日本みたいに
アレ用には、コレ。
コレ用にはアレ。
と処方してくれない。

え？　これ？　みたいな薬のことが多い。

アフリカで黒魔術師が祈ったりさわっただけで病気が治る（？）のと
あまり程度が変わらないような気がするんだけど？


GPを医者と呼ぶのかわからないが、
日本だったら医者は、肉体労働だと思うわけよ。

でも、GPは、あれは完璧なる事務職だ。
座ってダイレクトリー読んで、ほとんど身体にも触らず
ま、こんなんでしょ、と薬の処方箋を書くだけ。


ただ、今回利口になったことがひとつ。

結膜炎を患った二ーノ君に、抗生物質の目薬が処方されたのだが、
その際に、
「私から息子に病気が移ったようなんですけど、私にも処方箋書いてください」
とお願いした。

すると。

手違いで、そのメディカルセンターでの私の患者としての登録が削除されていたので
（↑　これもコワイよね！）
その日は処方箋をあげられないといわれた。

「同じものが欲しいって薬局に言えばくれるから、買ってちょうだい。
　それに、この目薬、処方箋をもっていくより安く手に入るわよ」

二ーノ君は、乳幼児だし、私は出産後まだ一年以内なので
処方箋でもらった薬は、無料で受け取れるのだが、
通常、処方箋一枚につき6ポンド（今はまた値上がりしたかも）の薬代がかかる。

だけど、今度からは、
処方箋をもらっても、もし、その薬が薬屋で処方箋がなくても手に入れられるものだったら
小売価格を聞いてみよう。
処方箋を渡さないで、購入した方が安い場合があるということだ。


そもそも、処方された薬がいくらなのか、ではなくて、
処方箋が一枚、一律いくらっていう値段自体も
妙なシステムよね。

不思議なイギリス。。。