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カテゴリ:エネルギー補充★デイアウト(英国内)
いや、タイトルでまるで歩いたかのように書きましたが
実際歩いていません、今日は。 家にいなければいけない事情があったので 残念ながら外に出られませんでした。 さて、こんな日。 日曜日の今日は、どっぷりと厚い雲に覆われ どんより暗く、そして時折さめざめしく雨が降った日なのでした。 普段だと、 「あ~、ひどい、こんな天気。だから英国はいやだよ」 (はい、そりゃ、日本だってクライ日はありますけどね) なーんて、気分が暗くなるのですが、 ある本を読んでから、「こんな日を待ってました!」と 思うようになりました。 暗い日だからって、家で鬱々していなくてもいい、 違う楽しみがあるんだ!とウキウキ。 天気に関する私の持っていた概念を変えたので(笑) ホント、いい本に出会ったと思います。 それは。 Walking Haunted London 「呪われたロンドンを歩く」 ロンドンとその近郊で 呪われた、つまり幽霊がでるというウワサの箇所を巡る ウォーキングコースが豊富に載っています。 エンバンクメント、サボイホテルの近くの有名なクレオパトラのニードルは元より、 女性のテームズ川投身自殺幽霊をみかけるという。。。 ロンドン市内のあらゆるところ、ロンドン塔、グリニッジなどと 実はたくさんコワイ場所があるようです。 なんて、これを書いている間にも 何気に怖くなってきた私です。 部屋の電気、すべてつけようかな(笑) ひとつの例をここに。 ストランドの近くにコーツ銀行(Coutts Bank)というプライベート銀行があります。 有名な顧客は、もちろんこの英国の女王様だったりするのですが、 この銀行。 1993年に取締役達の決定で、霊媒師のエディー・バークスを呼びました。 夜な夜な、銀行にアタマのない幽霊が現れていたずらをするので、 なんとか幽霊と話をしてもらってやめさせたいというのが目的だったとか。 さて、彼がこの霊とコンタクトしたことで、 実はこの幽霊、4代目ノーフォーク公トーマス・ハワードだったことがわかりました。 彼はメアリー・スチュワートと婚姻の予定があったのですが、 1572年にエリザベス一世によって処刑されています。 彼はそれが悔しくて安もうにも安めない、人の力を借りたい とエディー・バークスに語りました。 エディーは、ようやく霊の心を鎮め、1993年11月15日、実際の子孫である 現在のノーフォーク公夫妻と近くの教会で霊の旅立ちを祈った、 というのですが。 英国でも、このようなことが行われているんですねえ。 実際、銀行の取締役会で決まったというのが、 なんともいえません というわけで。 こういういわくつきのコワイ場所を巡って歩く、 それは天気のいい日ではなくて、 特に、 今日のようなときどき雨降りの曇り空の方が楽しめる(?)ような気がしませんか? とても雰囲気が出そうです。 (夜だったら、尚さら!) 今日は出かけられなかったけれど、 今度の天気の悪い日(!!!)がやってきたら ぜひ、この呪われたウォーキングコースを歩いてみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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