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福祉・介護タクシードライバーの日記

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2006.10.07
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カテゴリ:キャバリアズ
9月3日に誕生した赤ちゃんたち、今では離乳食も上手に食べることができるようになり、お目目もぱっちりで、深い体毛に覆われ、ますますかわいさが増しています。
特にこの子、と言うわけではないのですが、4番目に生まれた子(ルーシー)は、1番小さく生まれてきて、おっぱいも離乳食も食べる量がみんなより少なめで、身体も小さめと、成長がゆっくりです。(他の子たちがあまりにたくましく育っているので特にそう見えるのですが。)どうしてもルーシーのことは、私たち夫婦にとってとても気になる存在です。

9月23日の祭日の朝、ルーシーがおっぱいを飲まないことに気付きました。結論から言うと風邪をひいていたのですが、なにしろ赤ちゃんですので、すぐに対処しなくては命取りになってしまいます。すぐにかかりつけの獣医さんに連絡をしたのですが、その日は休診日で、しかも、ご自宅も留守電になっていて、「急患は夕方5時に来てください。」とのこと・・・。

状況が悪くなると、人間あせるもので、5時まで待てない、どうしよう・・しかたない開いてるところを探そうということになり、タウンページ開いて、やっと午前中開いているところを見つけ連絡して連れて行きました。新しい病院でした、受付の女の人のとても事務的な冷たい対応と、そこから少し見える診察室のやたら機械が目立つ様子に不安を感じながらも、相手は専門家なんだからと自分にいい聞かせ、呼ばれて中へ・・。

ひどい診察でした。生まれてきた子犬たちの中で一番小さいというだけで、「多分、内臓に奇形があるのでしょう。」と。「そういう子は、長くは生きられない。」と。そして、「レントゲンを撮らないと原因がわからない。」と、生後3週間の子に放射線を当て、(ああ、なぜ、あのとき、断れなかったのか・・・)血液検査をするといって注射針を何度も刺そうとし、(さすがに止めさせましたが)おまけに、「胃腸の働きを助ける。」とか言って打たれた注射でルーシーの容態は急に悪化し、焦ったその医者は「酸素吸入をしてあげるから。」と、冷たい診察台の上で冷気を当て続けました。そして最後に、「多分、無理でしょうから覚悟しておいてください。」と言って、べらぼうに高い治療代を請求したのでした。

ルーシーの身体は冷え切って硬くなり、病院に連れて行く前よりずっと悪化して、もう、虫の息でした。私たちは、親ブリーダーさんの指示を仰ぎながら、ルーシーの身体を温め、マッサージを続け、シロップ水を飲ませて、なんとか、かかりつけの獣医師さんの、急患の診察時間である5時まで頑張りました。

診察室に飛び込んで「助けてください!!」と懇願する私たちに、先生は穏やかに対処してくださり、丁寧にルーシーを診てくださいました。そして、すぐに点滴を打ってくださり、ルーシーの身体には特に異常はないので、多分、大丈夫だと、お乳に吸い付けるようになれば、もう、安心だと言ってくださいました。(しかも、治療代は、前の医者の約1/5)

そうして、ルーシーの容態は徐々に回復し、夜にはニッキィのお乳に吸い付きました!!

もう、そのときの安堵といったら言葉になりません。本当に良かった・・・・・・・・


結局のところ、急に寒くなってきたのでルーシーに風邪をひかせてしまったわけですが、獣医師の力量というものにこれだけの差があることを、命がけで思い知りました。何が、内臓の奇形だ、このやろう。

皆さんも、可愛い家族を守るために、信頼のおける動物病院を選んでください。

画像は現在のルーシー。







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Last updated  2006.10.07 09:28:53
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