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テーマ:福祉医療関係(1061)
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最近、あるグループホームからの依頼で、94歳の車椅子のおばあちゃんを眼科へタクシー輸送しました。付き添いは息子さんの奥さんで、70歳くらいの人でした。
いつもは、息子さん夫婦二人で、乗用車に車椅子からおろして乗せて車椅子をたたんでトランクに入れて連れて行ってるそうです。もう歳もとってきてその作業も運転も辛くなってきたそうです。 私のタクシーは、車椅子に乗ったまま乗降できるので付き添いの方の労力は必要ありません。運賃もこの地区で国交省の定める規定のメーターの料金帯の下限のほうで設定しています。 ので、ご利用いただくお客様は、自分で言うのも変ですが、みなさんとても喜んでくださいます。 今回も「ほんとに楽させてもらった」と喜んでくれて、往復の料金4000円弱を支払ってもらったうえに、お土産まで頂きました。お礼をいって気分よく次の予約の場所へ向かっていると、携帯が・・・。出ると先ほどのグループホームの職員さんでした。 「どうしてタクシー代がこんなに高いのですか?もっと安くできないのですか」とけんか口調で・・。今どきタクシーに乗ったこと無い人もいないだろうけど、もしかしたらと思い、料金の説明をしました。どうも、先方は利用者から苦情を言われたわけではなく、金額を聞いて利用者のためを気取って、値切ろうとしたみたいです。 でも、タクシー代が高いか安いかは、人の感覚でちがいますからその人には、高いと感じたのでしょうが、私から言わせてもらえば、たかだか数千円の話です、気合入れて値切ったところで、数百円の話でしょう。ホームはどうでしょう?その人の介護保険全額取った上に月額10万円前後の利用料を取っています。介護度の大きい人からは月額50万円前後とってるわけです。 利用者と家族のために少しでも と思うのは解かりますが、後先何も考えずにこういうことを平気で、しかも得意げに言う介護職の人が、私の住む街には多いように思います。ちょっと違うんじゃないですか?こちらもできるかぎりのことはやってるつもりですが、生活し家族を養っていかなければならないので、限界があります。そのへんも解かってほしいものです。 そんなことがあった日も、家に帰ればこの子達が大喜びで迎えてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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