囲碁の話題や、面白い体験談を中心に、医療や食についてのコラムもあります。 囲碁カテゴリでは、囲碁界の話題への感想や、私の対局や私が見た碁から印象深い局面を題材にそこから考えたことを紹介します。 当ブログの記事をトラックバックした場合は、必ず本文中にそのことを書いておきますので、それがない場合は私が飛ばしたトラックバックではありません。 ☆お勧め記事 盤上のドラマ 2005年 2006年 2007年~2008年 2009年~2010年 2011年~2013年 2014年~2018年 囲碁エッセー 2005年 2006年前半 2006年後半~2008年 2009年 2010年~2011年 2012年~2013年 2014年~2018年 囲碁ボケアカデミー賞 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 囲碁ボケ最終回 ☆記録 2006.8~9 わたいご記念リーグ戦 わたしのブログ囲碁よろしく選手権(わたいご)第一回記事選手権結果発表 わたいご記念リーグ戦 日程・棋譜・成績表 わ・リーグ結果発表 プロジェクトX世界に羽ばたけ!わ・リーグブロガー達の血と汗の物語(nipparat作 Voice of stone様編集) 2006.10 第11回パンダネット杯世界大会優勝を記念して<パンダの虎>襲名 パンダの虎空想図(はじめさん作) 2007.1.13 新囲碁でぼけろ(囲碁ボケ)開始 囲碁ボケランキング表 囲碁ボケ憲章 2007.2.16 タイゼムが囲碁ボケ後援 タイゼム賞制定 詳細 2007.8.8 日本囲碁ボケ棋院(NIBK)設立 詳細 2007.9.21 囲碁ボケ君 スーパー囲碁ボケ君キャラクター決定 囲碁ボケ君 スーパー囲碁ボケ君 はじめさん解説 2007.10.29 日中囲碁交流シリーズ週刊碁紙上で紹介される 2009.12.30 囲碁ボケオスカー像発表 囲碁ボケオスカー像
テーマ:囲碁全般
カテゴリ:囲碁
畑正憲氏と言えば、世間一般では動物と触れ合う時の笑顔がトレードマークと思うが、我々?には何といってもトップ雀士でもあり碁打ちでもある勝負師畑正憲になる。 いつでも動物と触れ合っている氏が、都会で勝負に明け暮れるイメージはあまりにかけ離れていて、実際どういう生活をしているのか不思議だった。そこの所は調べてもよく分からない。
畑氏の麻雀の技術書は、単なる技術指南でなく読み物として圧倒的に面白かった。対戦相手を観察する様子が生き生きと描かれて、エッセーのようだった。確率的研究が進んでいる中で、「畑正憲の精密麻雀」を超える名著はもう出ないかも知れない。 当時、日本棋院の雑誌棋道に掲載されていたエッセーは今でも強烈な印象が残っている。毎回、畑氏が出会った個性的な碁打ちが登場する。その多くは、頻繁に付き合った人ではないはずなのに、まるで親友かと思うほど、深く観察し考察している。特に思い出に残っているのは、碁会所では圧倒的に強いのに大会に出ると全く勝てなくなる碁打ちの話。普段4子置かせている相手に大会では必ず負けてしまう。そんな、碁打ちの悲哀を飲み屋で聞くのだが、その場に同席しているように迫ってきた。この登場人物と似たような人にはその後出会った。過去何度か登場したK先生だ。それほど悔しそうにしている様子には見えなかったが、年も離れている事もあり本心に触れることはなかった。 振り返ると、動物の気持ちが分かると言う畑氏にとって、人間の心を読むことも朝飯前のはずで、実は動物と勝負事は通じるものがあったのかも知れない。 青春時代の憧れの畑先生のご冥福をお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x
|
|