カテゴリ:囲碁
しばらく前に誘われて知り合いが開いた新しい碁会所を訪問して何局か打った時の話。
遠方から来たという人がいて、手合わせすることになった。 席亭がその人に対して、「9子でもいいけど、頑張って7子でやってみますか?」 と言ったのだが、その方曰く「~~プロと5子でやってるから5子で」とのことで5子で打つことにした。 このケース、若いころなら、盤上全ての黒石を取りに行ったかも知れないけれど、今はそんな事はしない。穏やかに打って10目以内の勝ちにするつもりで打ち始めた。 序盤、黒はとにかく安全に打って白が追いついて行く、思惑通りの展開だった。 ところが何故か中盤で突然黒が猛烈な打ち方をして来て、味悪く切り結んで白を取りに来た。白は筋に打っているうちに切り結んだ黒石が一本道で巨大団子になり、さらにシチョウで取れてしまった。取らずに打とうかとも思ったが白も切り結んでいるのでそうも行かない。 さてこうなると困った。周辺の黒石が薄すぎて、普通に打ったらズタズタになりそうだ。黒がつながるように、地ができるように打って、何んとか20目くらいの差の碁になった。感想では。例のごとく「ここで失敗しなければ、黒が良かったですね。」と述べる。 これで良かったのかどうか?、私もすっかり丸くなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 22, 2018 12:53:00 AM
コメント(0) | コメントを書く
[囲碁] カテゴリの最新記事
|
|