テーマ:囲碁全般(743)
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数年前のMさんとの出会いは不思議だった。 妻の店の常連客だった若いMさんは、担任ではないが子供の学校の先生だった。その縁で時々言葉を交わす事はあったが、お互いそれ以上の事は知らなかった。妻から、忙しい時に注文を忘れていて2時間近く?も待たされたのにMさんは何も言わずに待っていたと聞いた事があったが、本当に紳士で穏やかな人だ。
気配と言えば、以前新宿の駅前で大道詰将棋をやっていたのを見かけた時のこと。自分が解けるレベルではないとは分かったが、他のお客がポンポンと手を出す中でじっと盤面を眺めていたら、テキ屋のおじさんから「兄さんあっち言って!」と追い払わた事がある。競技違いだが、何か気配を感じたのだろう。
Mさん「え、いえ少しだけですよ。」 私「どのくらい、お打ちですか?」 Mさん「弱いですよ。学生時代に少し。nippartさんも打たれるのですか?段ですか?」 私「いえいえ私も弱いですよ。今度、打ちましょうか?」 と言うようなお互いの手の内を読み合うような、不思議なやり取りが続いて対局の約束をした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 12, 2020 07:50:25 PM
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