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カテゴリ:イタリア生活
まずは昨晩のお話から。
例によって例のごとくローマのロベルトも山に来ているので 彼と彼のいとこと4人でピアンカスタニャイオの行きつけのレストランへ。 例によって例のごとく、飲んで食べてしゃべって・・・ それからこれまた恒例のフィアッコレ(日本のどんと焼き?いやいや 薪を組んで火が町中のあちこちにともる?燃える?)を見に アヴァディア・サンサルヴァトーレへ。11時半に着いたのだが、もう火は かなり燃え尽きていて、フィアッコレ自体はイマイチだったのが残念。 とはいえ、街はきれいにライトアップされ、大勢の人が詰め掛けて賑やかだった。 大好きなヴィン・ブレ(ホットワイン)が奉仕で配られるので 2回も立ち寄ってゴキゲン~♪ 去年は12時のミサにも出たのだが、正直辛かったので今年はなし。 1時前には、おとなしく家に帰りました・・・ ・・・朝!“クミ、プレゼント開けるぞ~!”のダンナのささやきで目覚める。 こっちでは持ち寄ったプレゼントをツリーの下に置き、 25日の朝に開けるのが恒例。 中身は全部知ってるんやけど、やっぱ開けるのは楽しい! “来年はクミホ手打ちのパスタでクリスマスよ!”と ダンナ両親からはパスタマシーン! 引越してからは、打ちに打ちまっせ~(よく分からんが気合!) そして、こないだ選んだばかりのサングラス。おばあちゃんからはお小遣い。 もらったものを皆身に着けたり、試したり、でやんややんやしているうちに10時。 マンマとおばあちゃんは“大”昼食の準備に、私とダンナは親戚回りに行く事に。 ここVivo d’orciaはシエナ県南部のアミアータ山ふもとの 人口1000人ほどの小さな村。おばあちゃんは9人兄弟で うち7人が健在、6人がこの村にいる。 つまり、村中親戚だらけ!3年前に初めて来た時は宇宙人を見るような目で お年寄りの注目を集めたが、年に5回は来ているので、すっかり慣れたようだ。 どころか、実は結構有名人らしい、私・・・(あくまでこの村だけやけど) 親戚の家に行く道中も友達や遠い親戚?やらと立ち話しながら時間は過ぎ、 12時半!イカン!これ以上遅くなると、おばあちゃん怒る!ので小走りで家へ。 地域や家族にもよるとは思うが、何でイタリアってのはこう食べる事に関して こう大げさなのか?6人しかいないのに、おばあちゃん1キロ以上パスタを打ち、 大鍋いっぱいのラグーを仕込んでいた。見ただけでお腹いっぱい・・・。 メニューはクラッシックにクロスティーニ、ラグーのタリアテッレ、 詰め物をした鶏に、アンティチョークのスフォルマータ。 最後はもちろん、プロセッコにパンドーロ。 しかし、このパンドーロ、いつもと一味違う。 チョコクリーム瓶付で、ドルチェに目がないバッボが“ラ、ラララ~!!”と 切ったパンドーロ両面に塗りたくって皆に配る。あの、そんなに分厚くて しかもチョコこってり・・・しかし、“Forza(頑張れ)!”と 励まされては食べるしかない。こうして、いつものようにいつものごとく、 プランツォーネ無事終了。・・・お腹はちきれそう・・・ その後、残った親戚回りをし、夕食はスープとフルーツ。 雨と風も強くなってきたし、晩はいろんな映画もあるし、家でゆっくりする事に。 おばあちゃんファンのボノーリスの“Affari tuoi”が始まったと思ったら・・・ プツッと停電。すぐ戻ってきたが、またプツッ・・・と何回か繰り返し、 それからは待てど暮らせど電気は帰ってこない。外を見ると、外も真っ暗。 どうやら、村中ブロックアウトのようだ。マンマはもう寝るとベッドへ。 最後の望みをかけて待つも・・・2時間経過・・・どないなっとんじゃい~! とバッボが電力会社に電話するも・・・“○○をご希望の方は1を・・・”の アナウンスが流れ、押していくも最後は“何も選択されませんでしたので・・・” ・・・ツーツー・・・って・・・しかも、緊急24時間対応の番号なんやけどな~ “あとで文句言っても、クリスマスですからって平気でいいそうやなぁ~”と ぼやくのみ。すると、パッと電気がついた!・・・と思ったら、やっぱ消えた・・・ “ようやらんのや、奴らは・・・”と結局皆あきらめて11時前にはベッドへ。 クリスマスの夜は、ロマンチック・・ではなく、仕方なくロウソクで過ごし、 最後はフテ寝?ほんま、この国ったら、やっぱり侮れん! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.27 07:02:04
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