|
テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4775)
カテゴリ:妊娠・出産記録
出産して10日ほど経ちました。
ここ2、3日は自分でもよっしゃ~♪てな感じで 体調の回復も著しく、おっぱい・世話全般にも慣れてきて ペースがつかめてきたし、親孝行なマニーノは、 時には5時間ほどまとめて爆睡もしてくれるので、 (それ以外は1~2時間おきに おっぱい・ぐずぐずの繰り返しもあるけど) PCに向う時間も精神的ゆとりもでてきました。 ♪♪♪ 今回の写真 ♪♪♪ ネオバッボが見つめる中、すやすやのマニーノ・・・ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: うなりながら陣痛に耐える時間がどれくらい続いたのだろうか。 日は変わったようだけど、どれくらい時間が経ったか分からない。 昨晩に叫びまくって入院し、すぐに分娩室へ運ばれた隣の女性が戻ってきた。 陣痛の合間に何とかカーテン越しの影を見ると、ダンナさんが赤ちゃんを抱えていた。 またしても、先を越された・・・いや、次こそは私の番だ!と思うようにする。 朝4時頃(だと思う)、この6時間ほど、何回も助産婦さんはまだ来ないの~と ダンナもベルを押すも、しばらく経って、ちょろっと来て様子を見ただけで もうちょっと、と去っていくだけ。 ここでこのまま産まれたらどうするんや!という怒りと同時に、 この痛みにいつまで耐えればいいの?もうアカン・・・と弱気にもなり始めるも、 叫ぶと羊水がザーっと流れていくのが分かったので、全部出きらないと・・・と さっきの言葉を思い出し、意図的に羊水が出るように何とか頑張る。 途中、トイレに行くのもダンナに支えられながら自力で歩くも、 トイレに着くまでに陣痛がやってきて倒れそうになるが、 ちょうど通りかかった助産婦さんにダンナの首にぶら下がって力を抜くよう指示される。 トイレも中にベッドがある広い方へ行き、中でも1人で陣痛に耐えながら用を足す。 ダンナがベルを押して、羊水がかなり出たと報告すると、やっと助産婦さんが来てくれた。 いつ陣痛室か分娩室に運ばれるのかと聞いたら、今満室なのよ、 今の人が終われば、アナタの番だからもうちょっと我慢しなさい・・・だと。 後で聞いた話、この晩から早朝にかけてはすごい出産ラッシュで、私で9人目だったらしい。 6時過ぎ、遂に陣痛室へ運ばれる・・・でなくって、自力で歩いてかなくちゃいけない。 次は私の番と言われた時に、マンマとバッボが駆けつけて、待合ホールにいたけど 私はフラフラになりながらも叫んで陣痛に耐えるのが精一杯。 陣痛室へ行くまでの廊下が、めちゃくちゃ長く遠く感じられる。 陣痛室はサーモンピンクの壁の暖かい雰囲気で、ダブルベッドが置いてあった。 そこにダンナと2人で倒れこむ。 昨晩に聞いていたように、ダンナ親戚の友人である助産婦さんがシフトにあたり、 挨拶と内診をしてくれる。 陣痛はもう1分間隔もないように思うが、これまた子宮口の開きは5cmもないという。 ここで、最後に点滴で促進剤を打つようの針ベースのようなものを右手首に装着される。 目を閉じていて他は何をされているか良く分からなかったが、 もう無事に早く出産させてくれるのなら、何でもしれくれ!という気持ちでいっぱい。 “もう少し頑張って”と言って去っていく助産婦さんに、もう我慢ならず、 “どこ行くんですかっ!?”と、叫ぶ私。 “す、すぐ戻ってくるから!”と返事が返ってくるも、全然戻ってこない。 7時過ぎ、だんだんいきみたくなってきた。子宮口は8cm。 いきみなくなってもいきまずに、自然に出てくるものは出す感じに、と指示を受ける。 子宮口9cmになったところで、いきみOKの指示が。 横向きで寝転んだまま、ダンナと助産婦さんの胸・肩に足を置き、いきむが要領が分からない。 助産婦さんが赤ちゃんの心音を確認しながら、何回かいきんだけどうまくいかず、 “アナタ、もうここじゃダメだわ、隣に移動するから!”と ダンナと何人かの助産婦さんに引きずられるようにして隣の分娩室へ移動。 もうろうとする中、よく雑誌やTVで見る典型的な分娩台があり、そこへのっけられ いきむ時は深く息を吸った後に、レバーを引っ張りながらアゴを下に向けて思いっきり、 大きいウ○コをするように、と指示を受ける。 頑張って指示通りにするも、赤ちゃんはなかなか出てこない。 私の股の前に、助産婦さん4~5人がいて、更にドクターが登場したのが分かった。 それでも彼らの会話は聞こえず、何かを打たれて、毛を剃られ、ここで切られたのが分かったけど ここでも、早く産んでしまいたい!もう何でもやってくれ!と思うだけで、 私へいきみの指示を出す助産婦さんの声しか聞こえない。 もう何が陣痛だか分からないほど全身が痛いし、出してしまいたい一心で頑張っていきんでると “陣痛の流れにそっていきまないと意味ないわよ!” “いつ(陣痛が)来てるか言って!!” ← もうタメ口で必死。 “(お腹に何かを当てながら)ほら、来たわよ!深く息吸って!私も上に乗るからね、ハイ!!” ・・・息を吸う時にかすかに目を開けてみたら、助産婦さんがバレーのレシーブのように 腕を組んで、お腹へ乗りかかる体勢をとっていた。 “よし!まだいけるなら短く息吸って!もう1回すばやく強くいきんで!” “よし、あと1回よ!頭が見えてきた!黒くて長い髪の毛がいっぱいよ!” 私は後でダンナから聞いたのだけど、ドクターが吸引機を赤ちゃんの頭につけて準備、 “よし!いきみなさい!!” ・・・・・オギャ~!!!! 大きな歓声が聞こえ、“やった、やった~!”とダンナの声が頭の後ろから聞こえたが 私は感動よりも、“お、終わったの!?”と一言言って、ぐったりと後ろに倒れこんだ。 入院してから最初の促進剤を注入し始めてから、約43時間後のことだった。 ~続く~ ↑ まだまだ続きが気になる方は?、ぽちっと応援よろしく★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[妊娠・出産記録] カテゴリの最新記事
|