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テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4775)
カテゴリ:妊娠・出産記録
15日のキリスト教の祝日では、
毎年おばあちゃんの山で家族集合だけれど、 今年は皆が私達の家に集合しました。 皆、マニーノに夢中~♪♪ そのせいか、普段はダンナとシフトを組んで 交代でご飯食べなくちゃいけない時が多いのに、 この日は昼食時間にぴたっ!とぐっすり! 16日から、ダンナが仕事復帰しました。 それが分かってるのか、朝食+身支度と、 昼食の時間に、起きてながらも、各1時間ほど 良い子にしてたマニーノ♪ きみは、何て親孝行なんや~~♪♪ ♪♪♪ 今回の写真 ♪♪♪ ひいおばあちゃんの胸に抱かれて・・・ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: もうろうとする中、ヌルヌルでほかほかのマニーノが、私のお腹にのせられた・・・お、重い! よく見えないと思ったら、裸眼だったので、ダンナに隣室から眼鏡をとってきてもらう。 ふにゃふにゃのぬるぬるの私達の赤ちゃん、さっきのさっきまで、私のお腹にいた赤ちゃん・・・ “はい、初乳をすわせてあげましょうね~”と、助産婦さんが赤ちゃんを私の胸の谷間にのせて 乳首を赤ちゃんの鼻に寄せると、ぱくっと食いついた!人間の本能ってスゴイ! ダンナも私も絶対感動で泣くと思ってたのに、何とも不思議な気持ちで、涙は出てこなかった。 つかの間のこんな不思議な時間の後、助産婦さんが赤ちゃんのへその緒の処理をしに行き、 ダンナもそれを見に行った。私は後産までスムーズにいかずに、もう1回いきむように指示され、 今回は、さすがに(汗)少しいきむと、胎盤やら何やらがザーッと出て行くのが分かった。 すると次の瞬間、股に激痛がっっ!!!! 会陰切開をしたところを、ドクターがもくもくと縫いだしたのだ!!!! 痛いーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!! と日本語&イタリア語で絶叫する私にビビッて、これが胎盤よ~これが卵膜よ~と 説明を受けていたダンナが私の脇に来て手を握ってくれるが・・・もう痛いのなんのって。 切るのは全身の痛みで全然分からなかったけど、縫うのはもうそこだけ激痛ビシバシ感じまくり。 あまりにも私が叫ぶので、処理を終えた助産婦さんがマニーノを私の胸にのっけてきた。 おお、じっくり間近で見る我が子・・・一瞬癒されたが、やはりこの痛みには耐え切れず更に絶叫。 切ったのは1箇所だが、うまく接合させるためにかなり縫ったよう。 それがやっとのことで終わると、陣痛室に3人でゆっくりと幸せな時間を過ごさせてくれる。 さっきまで戦場だったこのダブルベッドに横たわり、 2人の間にマニーノを寝かせておっぱいを吸わせる。 やっと、全てが現実味を帯びて分かるようになってきた。 ああ~9ヶ月(さらに+2週間とこの2日)待ちわびていたのは、この一時や・・・ と幸せな気持ちでいっぱい。 約2時間後、助産婦さんがやってきて病室に移動するための準備を始める。 マニーノはまだ外気に触れさせないように、カプセルに入れられ、私は立てるかどうか聞かれる。 この2時間ですっかり元気になったようだったので、まずは座って、うん、立てます、と言って ダンナと助産婦さんに両腕を支えられながら立ったら・・・目がまわり・・・ 次の瞬間、ベッドに倒れこんでいた。 ダンナに後で聞いたら、白目むいて全身硬直し、後ろにまっすぐ倒れそうになったらしい。 血圧は正常値なんだけど、やはり疲労困憊なのか? 足を上に上げて、超濃度の濃い砂糖水を飲んでみたものの復活できなかったので、 大げさながらも運搬用のベッドにのせられ、病室に帰ることになった。 陣痛室・分娩室エリアの大扉が開くと、待合ホールにつながる長い廊下の向こうから、 それはまるでドラマのワンシーンかのように、マンマとバッボが駆けてくるのが見えた。 マンマはすでに号泣状態で、マニーノのカプセルのガラスにひっついて、 アモーレ!テゾーロ!などを連発。そしてベッドに横たわる私に駆け寄って、 “よくやったわよ!ブラーヴァ、ブラーヴァ・・・(以後涙でよく分からず)” 病室は、母子同室なので、私とともにマニーノも運ばれ、一緒にベッドに横たわる。 母乳は最初が大事だから、とまた助産婦さんにおっぱいをくわえさせてもらい、 その様子をじ~っと見る私とダンナ・・・ そうしてるうちにあっという間に時間が経ち、待ちに待った昼食! 1時~の面会に、マンマ・バッボ・ルチア(義妹)、おばさんがやってきた。 もうすでにマニーノにメロメロ~&私が落ち着いた様子を見て安心したようだった。 助産婦さんが私の調子を伺いにやってきて、 “尿意は?なくても膀胱にたまるとよくないからトイレ行っておいで” 気分はすっかり良くなっていたので、歩いていけると思ってマンマとルチアに両脇を支えてもらい 廊下に出たもののまた目が回り・・・ 助産婦さんに車椅子を持ってきてもらって、ベッドに逆戻り。 じゃあ尿意がもよおすまで少し待ってから、という事で、面会時間が終わってから 助産婦さんが来て立ってみたが、またしても目が回ったので、 ベッド横にバケツを置いて、そこで用を足す始末。 夕方の面会時間、ダンナ&マンマ・バッボがやってきた。 ダンナもさすがに疲労困憊だったようで、実家に帰った瞬間ベッドに倒れこんで爆睡、 もう面会時間始まるからシャワーあびなさい、と起こすマンマに、 “マニーノはまだお腹でよく動くんだよ~”と、訳の分からん事を言っていたらしい。 (ダンナ曰く、爆睡しながらも、最後の2週間&出産のシーンがフラッシュバックしてたらしい) 初めてマニーノと2人っきりの夜。私の横ですやすや寝るマニーノをいつまでも見てたかったけど、 さすがに私も深い眠りに落ちていって、朝食の時間までぐっすり眠った。 朝の検診に来た助産婦さん、シーツを代えに来た看護婦さん?にまで “今日はアナタの立ってる姿が見たいわ!”と言われ、ダンナが持ってきてくれたボンボローネ (クリームの入りの砂糖をまぶしたパン:私の大好物)で力を蓄えたところでチャレンジ! 深呼吸をし、手すりにつかまりながら何とかトイレ成功!廊下であう助産婦さんたちに褒められる。 それからはマニーノの検診(先生におしっこひっかけたマニーノ!)、私の検診、 同室のネオマンマたちとおしゃべりしながら、あっと言う間に出産翌日は過ぎていった。 8月7日。早くも、退院の日である(爆) 朝に私&マニーノの最後の検診、小児科医さんから今度の検診やお世話についての説明を受ける。 昼食後、ダンナ&マンマ・バッボが迎えに来てくれた。 私も久々に普通の服に着替え、髪も結わえて荷物をまとめる。 マニーノも退院というのが分かったのか?その時間には寝て、泣かずにベビーベッドで寝てくれた。 マニーノをのせたベッドを持って、ダンナと病室から出て廊下を歩く。 ほんの2日前、陣痛で気が狂いそうになりながら歩いた、この廊下・・・ 今日はここから出て行く。 出産の瞬間も、その後の2日も感動はしてても涙は出てこなかったのに、 廊下から扉をあけて“外界”を見た瞬間に、すごい勢いで涙があふれてきた。 この最後の2週間、入院から今日までのいろんな事が頭の中をぐるぐる回って、涙がとまらない。 エレベーターの中で、ダンナも泣いて、2人で抱き合った。 マニーノを間にはさんで・・・ ~おわり~ ↑ 出産報告終了~全部読んでいただいた方、ご苦労様♪ぽちっと応援よろしく★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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