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テーマ:エコライフの工夫♪(809)
カテゴリ:イタリア生活
今日はちょっとづつ整理中の子供部屋用の物を買おうと、マニーノを実家に預けダンナと IKEA へ。
第一目的のカーペットが見つからなかった (いや、見つかったけど高かったので検討中) ので 何か行くたびに買ってる 整理用の紙箱などだけを買って 食料などの買出しに IperCoop へ。 ここでは、先日チラシ裏面で見たお目当ての物をすぐにGET イタリアCOOPフィレンツェ版、 エコバッグ です。 イタリアでは(もう日本もですよね)、ナイロンの袋は有料で、だいたい3セント(約5円)。 これはCOOPフィレンツェの“l'ambiente in mente(いつも心に環境を)”プロジェクトの一環で プロジェクトの関連製品にはロゴ(私の買ったバッグでは左下)についているそうです。 COOPフィレンツェが1ヶ月に販売するビニール袋は約690万枚。 それは、96.6トンのナイロンの消費。 そして、156.4トンの二酸化炭素の排出。 この数字を変えるのにあなたも一役買って下さい、というのがCOOPフィレンツェのメッセージ。 下の写真・左が、こちらがそのチラシ。 小さくて見えにくいですが、私が買ったバッグでも他に緑・紫、トートタイプで緑・紫、 ワイン用で青・紫・黄色(mazzanaさんのブログで紹介されてます)、イス付(!)カートで赤・青など。 ちなみに私が買ったのは 85セント で、1回の買い物につき2袋使うとして28回で元がとれるし 更にちなみに、 1つ購入につき5ポイント 。これでエコに協力できるのなら言う事なし。 デザイン的にも悪くないし、中をご覧あれ! (大げさ?) 両端には、ボトルなどを入れる帯×4付。これならゴロゴロしなくて便利。 レジャーシートのような素材で、底のマチも幅広くて強い。ピクニックや海にも使えそう。 さて、ついでに他のイタリアエコネタを。 イタリアではもちろん、日本でもナポリのゴミ騒動は大きく報道されたようですが、 全イタリアがナポリみたいなわけでなく、州ごとに管理が違います。 我トスカーナ州は、なかなか頑張っている?いや、最近特に力を入れているのが伺えます。 昨年の年末、突然やってきた州からのとあるキット。 中身は省エネ電球×6個と水量調整部品×2。 “いつもお金とられてばっかりなのにね” とお隣のグラツィアおばさんと笑ってたんだけど、 こちらは無料で各家庭に配布されるとは、太っ腹! パンフによると、 電球は70%の電気消費量削減+通常の電球より5倍の寿命があり、 水量調整部品を蛇口につけると、30%の水量の削減になり、 このキットを利用することで年間0.11Tep(石油をトン換算した単位)の節約、 各家庭では約50ユーロの節約 になると言う。 年明けにもう1つ無料でやってきたのが生ゴミ専用ゴミ箱。 フィレンツェにいた頃にももらったので2つ目だからトイレ用にしているけど、 こんな事をしないと分別しないの と思うくらい、イタリアのゴミ分別意識は低い・・・ 写真右は、わが町の共同ゴミ箱 (ちゅうか我が家に一番近くていつも私が捨てる所) 。 イタリアでは、日本みたいに近所のある地点に指定された日に各ゴミを捨てるのではなく、 巨大ゴミ箱が町の各地にあり、各自が好きな時に捨てていき、数日に1回トラックが回収。 わが町では 一般ゴミ(赤い蓋)、有機ゴミ(茶色い蓋)、紙・ダンボール(奥の黄色い蓋)、 プラスチック・ガラス・アルミなど(一般ゴミ用の後ろの青い筒型)の4種類 。 私は製品の包装などでもできる限り分別するようにしてるが、日本では超当然 (各包装に各々の素材表記もありますもんね)でも、イタリアでは多分かなり頑張ってる 方だと思う。 うちの町は結構皆ちゃんとやっているけど、まだまだ分別意識はかなり低い。 例えば、うちの姑。すごく常識も道徳もあるのに、何故かゴミ分別はできない 姑の住むマンションのほぼ目の前にゴミ箱があるのだけど、何故か一般ゴミ用のみ。 でも、50m行くか行かないの所にもわが町と同じ4種類のゴミ箱があるし いつも買い物に行くCOOPの目の前だから分別してそこで捨てれば良いのに・・・できない 姑をかばうわけではないけど、偶然見たある方のブログでは、 イタリアでゴミ分別が始まったのは最近で、姑世代には “ゴミ分別の文化” がないのだと ・・・確かに若い人より、50代以上の人方が分別していない! 私がもう1つしている“ちょっとだけエコ”。 昨年末のTさん夫妻からのクリスマスプレゼントの中に、 こんなのがありました。 アクリル100%毛糸製・台所用たわし 。 毛糸1本は10マイクロン=0.01ミリで、たわしはそれが千本以上集まってできていて、 繊維にはカドがたった筋や溝が無数にあってそれが汚れをかきとり、 水を含むと適度な腰も出て洗いやすく、アクリルは石油が原料なので油汚れも落ちやすい との事。 ポイントは、食器用洗剤を使わなくても汚れがきれいに落ち、古くなれば壁や流し周りの掃除に、 更にグリル周りの掃除に、更に床掃除やお風呂などの掃除に・・・と使いまわせます。 実際、洗剤なしで落ちるかなぁ?と思ってた油ものもすっきり にはびっくり 今1個目なので食器でしか使ってませんが、古くなったら掃除でも洗剤なしで使ってみよう 問題は、頂く前に特価で買った食器用洗剤がまだ2本もあるんだけどね。ま、いっか。 最後にもっと大きなエコ話を。 エコにはダンナもかなり興味津々て、欲しい欲しいと言っているのが ソーラーシステム 国からは55%の補助金が、給湯用には州からも25%補助金が出る事を調べ、 ちょうど立ち話をしていた隣の隣のカルロが同じくソーラーシステムに興味を持って 見積もりをしてもらいに翌日やってくると言うので、ダンナも便乗して話を聞いてきた。 が、結論は・・・今回は見送り。 カルロ家の場合の見積もりだけど、 総額9千ユーロ=約150万円 75%補助が出るとしても、2250ユーロ=約30万円。 それだけならまだしも、メンテナンスなどの維持費も結構かかるようで、 家のローンがまだ17年も残っている私達には正直無理です 日本の家族はオール電化やガスの家で、製品もいろいろ出てて性能も良さそうだけど イタリアの場合はまだつける人もごくごく少数で製品も少ないし、多分、まだまだ高い。 ダンナが仕事で偶然知り合った研究者によると、 イタリアほど太陽が当たってる国はない そうなのに・・・。 国を挙げて頑張って普及させて、私達が買えるように頑張って欲しいもんです ← 超他力本願!? ↑ 皆さんも何かエコな事してますか?・・・ぽちっと応援よろしく♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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