|
テーマ:イタリアの美味しい話(706)
カテゴリ:美味しいもの大好き
今日は夕方 から フィレンツェ・チェントロ へと繰り出しました。
目的は、ブログでもう2年半ほどお付き合いのある アユーシャさん 家族との夕食。 ヴェネツィアからはるばるフィレンツェまで2泊3日の旅行中に念願のご対面を果たしました! 待ち合わせはレプッブリカ広場。 暗かったけど、息子さんといるアユーシャさんはすぐに分かりました。 その後、ダンナさんと娘ちゃんにもご対面! ・・・が、マニーノはいつものモジモジ でダンナの股座に隠れるわ、 せっかくダンナさんがマニーノの分までメリーゴーランドの券を買ってくれたのに “乗らない” しかし、2人が楽しそうに周っているのを見たら、 “乗る!” ・・・どっちやねん! それでもまだまだ緊張して 心からは楽しめず、馬の上でも真顔やし それからヴェッキオ橋などを回って散歩 っても、実はおしゃべりに夢中 で、 どこ歩いたか正直あまり覚えてません ダンナも日本語ペラペラ&仕事経験もあるダンナさんと盛り上がっていましたよ 夕食の予約を入れたトラットリアは20時開店でまだまだ時間が早いので、 Chiaro&Scuroへ。 アペリティーボ 、久しぶりに飲みました! 妊婦につき、当然ノンアルコール 本当は日本食ブッフェのある木曜だったら最高だったんだけど(笑) マニーノは最初 “外!外行く!” と暴れていましたがお腹がすいていたらしく、 クロワッサンを与えるとおとなしくモグモグ・・・しかし vuoto(中身なし) をお願いしたのに、 もらったのはジャム入りで、そうとは知らず勝手に食べさせてたら ダラーーとたれたジャムがダウンジャケットに! うう~・・・ふいてもベッタベタ この辺りから、ネコをかぶってきたマニーノ&息子ちゃんがやたらと活発に~ 夕食が思いやられる そろそろ時間になったので、バスに乗って目的のトラットリア にGO このトラットリア、いつもの グルメ・ジョヴァンニに5年ほど前に ダンナと共に連れて行ってもらったところ。お互い家も近いので徒歩で現地集合、 そして太っ腹におごってもらい 、それから今年、通訳のクライアントさんと行ったのだけど この時はクライアントさんにおごってもらい ・・・実は値段がどれくらいか知らない というのも、トラットリアと掲げつつも店内も落ち着いているし、メニューも豊富で 盛り付けも美しく 味もとっても繊細~ 多少 高くても行く価値は大あり なんだけど。 でも スローフード協会のガイド“Osteria d'Italia” にも掲載されている= 会員のジョヴァンニに教えてもらったんだけど、 前菜からドルチェまで35ユーロ以内可能 (もちろんワインは含まず) という事なのでひとまず安心 5年前の感動 が忘れられないけど田舎に引っ越してからはなかなか、 どころかダンナ実家に近いので私達家族だけで食べに行くのはなぁって感じだったんだけど 私は運良く仕事がらみで感動再び~&ダンナはずるい~オレももう1回行きたい~ てな感じだったので、今回アユーシャさん家族にお付き合い頂きました。 まずは、私とアユーシャさんは前菜、ダンナ2人はパスタを。 私は7月に食べて、もっと食べたい!もう1回食べたい とうなった チンタ豚と白いんげん豆 チンタは cinta senese というシエナ特産の豚ですが・・・ アユーシャさん、 “え、え? Incinta cinese (妊娠した中国人)??” 爆笑 7月の感動そのままに、極上の旨さに再度感激 一方ダンナは ピエンツァのペコリーノチーズが入ったラビオリ を。 2つ私に残してくれてたのに、ダンナのも散々食べたくせに私のも1個半マニーノに食べられた アユーシャさんは定番・ Antipasto Toscano (生ハム、フィノッキオーナなどのハム類とクロスティーニ) 定番中の定番・肝パテを“もっと食べ続けたーーーい”とお気に入り。 肝パテは家でも作るし(我が家ではもっぱらダンナ作)、クソ田舎の極小スーパーの 惣菜カウンターでも市販品でも置いているほどふっつぅ~の品なのに、州が変われば当然なし。 逆にヴェネトでは“鱈パテ”が日本の佃煮のりのように冷蔵庫にいつも入ってるのが当然とか。 何より驚いたのが、 “カルチョーフィって生で食べるの レストランで見てびっくりした” “え、ピンツィモーニオとかで食べるでしょ そっちでも・・・” “ピンツィモーニオって何 ” ・・・えええええ ダンナさんにも聞いていたけど、ダンナさんも“何それ ” ほんま州が違えばこうも食文化も違うのか、を改めて痛感しました。 私は7月にチンタの前菜を食べた後はその後のパスタが辛くて残したのでオーダーしなかったのに 今回は食べつわり妊婦パワー?まだまだ足りなかったので追加でパスタをオーダー。 同じく前菜で様子を見ると言っていたアユーシャさんも追加オーダー(笑) 今年2度目の ポルチーニ!生パスタ・Fili d'oro(金の糸)のパスタ で頂きました そしてダンナのセコンドは、またしても チンタ豚のタッリアータ 妊婦は生肉食べられへんちゅうに、なんでそんなものをーーー!! こないだ もそうやったし、アンタ、嫌がらせかいっ!? とはいえ、外側の焼けてる所をつまませてもらったら・・・もう言葉がありません。旨すぎ。 アユーシャさん “何コレ?豚じゃないみたい?何だっけ、Incinta・・・だっけ!?” だから、チンタセネーゼだってば、アユーシャさんっ! 再度大爆笑 トラットリアに入ってからというもの、もう恥じらいもへったくれもなくなった わがマニーノと息子ちゃんもだんだんとボルテージ が・・・ 同じ年の子が同じような事をすると安心するのか? 食器を触るいや叩く、ナプキンを落とす、水をこぼしまくる、立つ、机にもぐる・・・ やっとこドルチェでうちの暴れん坊将軍はおさまりましたが=ドルチェ食べるから(笑) ドルチェは私が バヴェーゼのオレンジソースのせ 、ダンナが ダークチョコのトルタ 、 両方とも見た目も美しく、ほっぺがとろけ落ちそうな美味しさだったというのに・・・ 写真、撮り忘れた・・・いや撮ったのに誤って削除してしまった アユーシャさん、写真掲載よろしくです ちなみに、お会計は1家族当たり 65ユーロ 。普段の私達の外食平均よりは高いけど、 雰囲気の良さ、お料理のレベルの高さからして納得 の値段です。 あとオーナーのマッシモさんはじめ、カメリエーレの人も皆感じ良いのも好印象 Antica Trattoria Tre Soldi Via G.Annunzio,4/r Firenze Tel:39-055-679366 バスでは6番か20番。スーパー・リーデルや映画館の前あたりです。 予約がベター。金曜夜&土曜日は定休 ドルチェ後に落ち着かせる為に持ってきたミニカー&バイクを出して、 マニーノもバイクを貸してあげて息子ちゃんも超ご機嫌で遊んでたんだけど、 その遊びをやめたくなくって店を出る時に号泣 暴れてズボンまで脱げてました・・・ 何とかそれもおさまり、チェントロまでのバスが来た所でお別れ。 前菜後からテーブルで寝ちゃった娘ちゃんを抱えながら ヴェネツィア仕様・巨大ベビーカーを担ぎながらバスに乗って帰っていったアユーシャ一家。 ここまで来てもらって満足してもらえてたら良いんだけど・・・ ともあれ、例によって例のごとく、初対面とは思えない弾丸トーク であっという間でした。 次回はうちらがヴェネツィア ・・・だといいなぁ~ ↑ この次の週末もヴェネトからあるご家族の来訪です・・・ぽちっと応援よろしく♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[美味しいもの大好き] カテゴリの最新記事
|