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くみこ(FI)
イタリア・フィレンツェ郊外の田舎にて2006年8月生まれの子育てにに励んでおります。趣味は旅行・スポーツ 美味しいものを食べること!
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“どこか昔ながらの製法でやってるフラントイオ(オリーブオイル搾油所)知らない?” と、先日、アリリンママ からメッセージ あり。 それって、知ってるもなにも、 わが町にあるフラントイオやないの! 私も気になりつつまだ見学に行ったことがなかったので、 ご近所さんに昔の製法でやってるよね と念のために確認をして、 その日の買い物帰りにフラントイオに寄ってアポとり。 ・・・だってここほぼ毎日前を通るとこやし、家から徒歩5分(笑) そんなジモティーなフラントイオなんで、アポというよりも、 行きたい日にあいてるか確認ていうほうが正しい・・・ ふらっと行って開いてたら、ちょっと見せてね~で (ゆるゆる~) さて、そして子供も皆連れて行ってきました まずは裏手の坂道を上ったところで、オリーブがざーーーーーっと投入されるところ。 子供(特にJO)が落ちないか心配でしたが・・・ 写真では見えにくいですが、このオリーブが中心から吸い込まれてるの、分かりますか? ここから吸い込まれて、オリーブはオイルになる第一工程へすすみます! それが、中に入った時にある機械、じゃん! この筒からオリーブをゴーーーっと吸い取っていきます。 上までたどりつくと、下りながらジャバジャバと洗われて・・・ 最後には葉っぱと分けられて実だけに。 それから、また別の穴へと流れていきます・・・では、隣の部屋へGO が、隣の部屋のその穴の下になるであろう場所にもオリーブはなく、その代わりに・・・ おばーちゃん・・・いえいえ、 このフラントイオのオーナー です。 隣人いわく、90歳は越えている オーナーさん、しかしパソコンでバリバリ仕事中 これは隠し撮りしたので真剣な顔でしたが、感じの良いおばーちゃんでした。 元は貴族の家系でわが町の郡部にはヴィッラもお持ちだとか そしてゴロゴロと凄い音を出している、更に隣の部屋が目玉! そう、 “昔ながらの製法” というのは、オリーブをつぶす作業が・・・ 石臼!! 石臼って、2つを横に重ねてその間でつぶすものかと勝手に想像していたのですが 縦にゴロンゴロンまわっているのでビックリしました 隣で作業している人は、当然ですが遮音のためのヘッドフォンをつけています。 この作業、一体何をしてるのかとよく見ると、つぶされたオリーブペーストを ディスクの上にのばしては手前の柱に入れて重ねていきます。 これが柱の一番上まできたら、別の機械にセット! それをぎゅーーーーっと圧縮して、そこから実汁が出てきます。 それを受けるタンクは、さっきオーナーさんがいた真ん中の部屋。 タンクには遠心分離機が入っていて、水分(タンク左)と油分(タンク右)に分けられます。 そこから出てくるオイルの緑の鮮やかさといったら!! ここにパンを差し出して直で食べたいっ!! おそらくろ過された後、最後は、納品先?の人の容器に入ります。 アリリンママも言ってましたが、こういうフラントイオってかなり貴重な存在なようで 私も彼女も、以前に行ったことのあるフラントイオは近代的な施設で 最初に実を見たかと思ったらあとは全部機械の中、最後オリーブオイルになるとこだけ。 こうやって油っこい環境でその匂いと空気を感じながら その過程を全部見られるのはすごく興味深いものでした いや~目と鼻の先にこんなエエもんがあったとは、わが町もまだまだ奥深い!(笑) 実は我が家にも、前住人が植えていたオリーブの木が庭に2本あるのですが 引っ越した当時は実はつけず、でも3月に剪定としだすと 年々少しづつではありますが実をつけるようになってきました。 オリーブの実は苦くてそのままでは食べられないので、やっぱりオイルにするのが一番 この日にオーナーさんにその話をすると、10キロ実を持っていくと、 こちらのオリーブと一緒にオイルにしてくれて、1本オイルをくれるそうです。 まぁうちみたいな人は少なくて、この辺りでは一般家庭でも自分たちのオリーブ畑を持っていて 1年分のオリーブオイルをまかなっている人も少なくありません。 うちはいつになったら、その1本ができるかな~
最近のお気に入り♪ 2014.01.24 コメント(1)
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