Ogni giorno sara` sereno!

６月、イタリアは年度末の月。
この１０日ほどで、マニーノは実に ３つの年度末 を迎えました。

６月８日は、１０月から通い続けた プール最後の日 。
この日はゲームもあるというし、私もＪＯも皆一緒に見に行きました。



気分が高揚してると、無駄な動きがやたら多いマニーノ
体操しながらじっとしていない、一番右端

３月までは小さいプールで水に慣れること、水の中で動くことに慣れることをやってきましたが
５月からは大きいプール（足がつかない）でバタ足、クロール、背泳の練習も。



４月１カ月休んでしまったので、特にクロールはまだ苦手みたいだけど
背泳は、まず力を抜いてぷっかり浮くのはすごく上手。
腕の動きがまだ難しいみたいだけど、これから、これから

後半は輪っかなどを使った飛び込み ゲーム。
先生がこれらを持ってきた時の子供たちの興奮ぶりがめっちゃ可愛かった
飛び込みは小さいプールから習っているので、かなりサマになってる！



９月からも続けたい？と聞くと、ウン
喜んで行ってくれるのが何よりなので、９月からも頑張ってちょーだい！！



今年のレベルは、ＧＲＡＮＣＨＩＯ（カニ ）、修了書を頂きました。
いっちょ前に、イタリア水泳連盟のマークとかまで付いてます（笑）



そして１５日は、 幼稚園の年度末パーティ 。
年度末っていうか、マニーノにとっては 卒園 なんだけど、
こっちは日本の卒園式みたいなのはなし



イケ面・４人組

今年は何回か幼稚園に来てくれてたマウロおじさんのショーから始まり
子供はもちろん、大人たちもがっはがっは 笑わせてもらいました。



それから各クラスに入り、歌から始まり、先生のお話。
今年度は園児の数がトータルで規定数に満たなかったため、
年長＋年中の半分というクラスだたので、この後は年齢別に別れて会を続行。
それから、卒園証書 （日本ほど立派ではないけど） を受け取りました。
超ベテランのロレッタ先生 、年中の途中で相棒のロレーナ先生が産休・育休に入り
それから１年半はなんと３人（か４人？）入れ代わりの中、
最後まで彼女に見届けてもらえたのは、親としても本当にうれしかった。
証書を受け取る時、先生が “チュ～してくれる？” と言うんだけど
何人かは恥ずかしがってかチュ～しない子も・・・これはマニーノもしないかな と思ったら、
ちゃ～んとチュ～しました！成長したよのぉ～



続いて、１年間に使ったマテリアルや絵など成果がつまった箱を受け取ると



皆がロレッタ先生に抱きついていき ・・・この辺から、私も含め、感極まる親たち
年少からずっと、クラス全員が仲良く団結していると言われてきたのが
本当によく分かります。



みんなで大きくなったブルキーニ（芋虫クラス）、蝶になって羽ばたく時がきました。
とはいえ、小さな町なので小学校・中学校まで１クラスずっと一緒。
これからも皆仲良く、元気に成長する様子を見守りたいと思います。



３年前、初登園の日の朝・・・マニーノ、こんなにちっちゃかったのね～
このスモックを着て、３か月後にはＪＯが入園します。



そして翌１６日は、夏休み前の 日本語幼稚園最後の日 。
ここは日本の学期制と同じなので３月が年度末になるんやけど、
この日をもって、延長クラス（ひらがなクラス）を担当してくださっていた先生が
日本に完全に帰国されるということで最後だったのです。
保護者で相談して、記念にシルバーの写真立てをプレゼントし、皆で記念写真
いつも朗らかな先生が涙ぐまれるのを見て、私もなんだか感極まってしまいました。

このひらがなクラスが始まる時に保護者に少し説明があったのですが

“この年はまだ書けなくていいんです、ゆっくりと親しんで１年かけて読めればいいんです。
　来年からはいっぱいいっぱい書いてもらいますから、
　お母さんたちの書いて欲しい！気持ちもよ～く分かるんですが、今年は焦らずに”

その当時は書いて欲しい思いいっぱいで焦っていた私はドキッ
それから、壁に貼ってあるひらがなポスターを１人で読んでいるのを見て、
読めるのはもちろん、だんだんと勝手に書けるようになってくるのを見て
ああ、先生の言ってたことは本当やったなぁと感じていました。
だから、先生がいなくなるのはとても残念。
でもマニーノも私も教えを守って、焦らず楽しく日本語学習と向き合って行きます