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テーマ:ネコ様のげぼく(36)
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皆の者、初めまして。 もうじきお盆だな。 私は虹の橋よりアクセスちうの、ピーチと申す。 私が元気だったころ、げぼくがいた。 そのげぼくはふとどきにも、私の幼少の頃のあだ名である「にらたま」をHNに使っている。 まぁ、そのげぼくには大層世話になったことが記憶の断片にちらほらと・・・ 高いところに登りそこねた私のおしりを、そっと持ち上げてくれたり、やつあたりして引っ掻いても文句も言わず、少しでもごろごろと言ってやると飛び上がらんばかりによろこんでいたげぼく・・・ あのげぼくは、最期まで私の世話をしてくれた「うさこ」のことを、大事にしてやっているかのう。 うさこは、それはそれはかわいい、私の妹分だ。 何?うさこは人間だ? それでも妹分なのだ。 これはちょっと、げぼくの脳内を疑われるような出来事だが、この際、書いてしまおう。 私は自分の命があとわずかであることを悟った。 しかし、うさこを残して逝くのはあまりにも心配だ・・・ なので、げぼくの夢に潜入することにした。 少しでも私の死を覚悟していてくれれば、悲しみを半減できると思ったのだ。 以下、げぼくの夢 ~~~~~~~~~~~~~ 夢の中で、ピーチが光の玉と話しをしていた。 その光の玉はピーチに向かって 「おまえさんはもうじき死ぬのかい?」 と聞いていた。 ピーチは 「うん。もうじきね・・・」 と答えていた。 光の玉「あのこ(うさこ)が心配だね」 ピーチ「うん・・・」 ~~~~~~~~~~~~~ この夢を見たげぼくは、すぐさま、うさこに電話したそうだが、相手にしてもらえなかったらしい。 無理もないが。 そして、げぼくがその夢を見た半年後、私はうさこの腕の中でひっそりと息を引き取ったのだ。 虹の橋で、楽しくやっているから、そんなにあせって来なくてもよいぞ! うさこ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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