兄貴は背中を見せました。
感謝されて逃げた詐欺師ヘルパー。美貌と優しさが正規ヘルパーの規則以上の介護で、老人のこころを捕らえます。しかし、兄貴は許しません。悪いことをしたら、謝罪しなければなりません。感謝される詐欺師は許されません。きっちりと美貌詐欺師に、老人に謝罪させます。彼は、母の悪口を言ったことで、暴力を振るってしまった同級生の家の前で待ちます。友人が帰宅してきます。見詰め合う同級生同士。彼は、おもむろに左手のグローブにボールを叩きつけます。同級生は、グローブを彼に向けます。仲直り成立です。(任侠ヘルパーより)母は、病気の症状が出ます。よろけて、兄貴に寄りかかり、桜吹雪の刺青を見てしまいます。しかし、母は、既に兄貴を彼の父親として愛してしまっています。