県議選結果を考察してみます。(上尾市・伊奈町 埼玉県南13区)
県議選の結果が出ましたね。相変わらず投票率が低く、寂しいものでした。どうせ投票しても変わらない、意味がないと市民は考えているのでしょうか?これでは、何も変わりませんね。当選した候補者の方にはお祝いを申し上げるとともに市民に届く県議活動をお願いしたいと考えます。投票率の低さは組織票のままの結果となったようです。自民党の分裂と無所属候補の切込みが得票数を減少させたようですね。得票数順に考察してみますと、畠山 稔 氏 20,774 20,500の民主党の組織票のままのようです。石渡 豊 氏 19,038 19,000の公明党の組織票のままのようです。 清水義憲 氏 15,818 33,300の自民組織票が思うように得票出来なかったようです。2011.04.10島田正一氏 19,907 でトップ当選していました。推薦で、斉藤哲雄 氏 8,307 が同じ自民党から立候補したことの結果のようです。15,818+8,307=24,125 の得票です。前回2011.04.10の自民党の得票 19,907+9,819=29,726 約30,000票今回は、伊奈町の自民票約3,300が増加していますので、33,300から考察します。33,300-24,125=8,875票が、自民党から流出したことになりそうです。無所属の 秋山かほる氏が、5,598の得票でしたので、残る約3,300が自民党前回得票数から他党へ流出したようです。伊奈町 11,145 投票率 33.05%上尾市 71,771 投票率 39.35%82,916の投票総数です。【考察】現職のお二人畠山氏、石渡氏が再選されました。組織票に守られての勝利のようです。島田氏の後継である自民党の清水氏が得票絶対数を落としたものの秋山候補の出馬によりボーダーが下がったことで勝利を収めたようです。自民党推薦で立候補した斉藤氏が苦戦し得票が伸びなかったようです。約9,000票が自民党から流出したことが大きく影響したようです。同じ自民党から二人の候補者が出馬したことに対する批判がこのような結果として現れたのかもしれません。いずれにしましても投票率の低さは民主主義の義務違反です。しかし、このような市民であるほうが組織票選挙を展開できますので党派候補者にとりましては助かるでしょう。昨年は、兵庫県議会に始まり県議会の実情が市民へ伝えられたいないこと等問題化しています。また、知事選を意識したグループの政治スタンスにも市民の監視は必要なようです。市民が無関心、無責任であれば政治は暴走するばかりでしょう。本日当選された県議の方々の住民代表としての活躍に期待し、監視してゆきたいと思います。プロジェクト選択も県議会を改革に挙げていましたが県民のためにそして日本国のためにご活躍を期待します。今宵の考察はここまでとします。後日訂正が必要であれば修正します。以上