おはようございます。
秋池幹雄(090-9956-0480)です。
友人のコメントです。
現在の制度は、市長と市議会議員に市民は4年間白紙委任状を渡している状態です。選挙のときに当選すれば、市長と市議会議長が癒着すれば、悪いことができることがわかりました。
リコール(罷免)するためには、有権者の3分の1以上の署名が必要です。とてもハードルが高くなっています。疑惑があったときに、市民が参加して疑惑を晴らすことができる制度にしなければなりません。
4月19日の議会改革特別委員会で、この議論がなされるか、注目しましょう。
この制度があれば、疑惑が生じたとき「有権者の500分の1の署名で、議会政治倫理審査会を設置」「審査会には市民も参加し、問責権を与える」ことができます。
第三者委員会報告を市民も読みましょう⁉️
2017年10月30日上尾市西貝塚環境センターの業務に関する入札を巡り、当時の島村穰上尾市長と田中守上尾市議会議長が、官製談合防止法違反や公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕される事件が発生しました。
2018年4月までには、起訴事実すべてについて、全員有罪判決が確定しました。
この事件は、市長と議長という行政、議会のトップ二人が同時に逮捕、起訴され、有罪が確定するというものであり、二元代表制を根底から揺るがすとともに、職員までも巻き込む前代未聞の事態であり、市政に対する市民の信頼が大きく損なわれました。
島村穰市長 懲役2年6ヶ月 執行猶予4年 追徴金60万円
田中守議長 懲役2年6ヶ月 執行猶予4年 追徴金50万円
現金の授受を伴う接待で
元議長に対して、およそ7000万円を渡していた。
うち500万円は元議長から前市長に渡された。
元議長は明石産業(株)に便宜を図るよう直接職員に依頼した。接待の場に黙って連れてこられた職員は焦り、嫌な気持ちになったが、相手が議長であったため、席を立つことはできなかった。うかつな返事はできないと考えた職員は、お茶を濁そうとしたが、
元議長に恫喝された。
元議長の要求を受けて、当時のセンター所長が異動となった。
事件発生の温床となった、明石産業(株)社長、元議長、前市長の長年にわたる癒着関係については、事件発覚以前から噂されていたところであるが、
議会が然るべき対応をした様子は窺えない。
市政を負託された議会は、二元代表制の一翼を担うものとして、自ら選出した議長や行政に対し有効かつ適切に監視機能を発揮すべきであるが、
これが全く機能していなかった。
政治に無関心でいることはできても、無関係でいることはできません。