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(台北中央社)外交部(外務省)は7日、ロシアからの侵攻で国外に避難したウクライナ難民を支援するために開設した専用口座に約3億台湾元(約12億1900万円)の寄付金が寄せられたと発表した。早急に支援するため、まずは1億元(約4億円)をポーランド政府が指定する難民支援担当部門に寄付するとしている。呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)が記者会見で説明した。
外交部は2日、専用口座の開設を発表し、同日から寄付を受け付けている。期間は来月1日まで。口座振込またはオンラインでのクレジットカード決済で寄付できる。
外交部は7日、支援物資の寄贈受け付けも開始した。寄贈できる物資は発熱素材の衣料品や毛布、寝袋など指定された20品目の物資と14品目の薬品に限る。期間は18日までとし、台北市中正区の外交部西側門で毎日午前10時から午後5時まで持ち込みでの寄贈を受け付けるほか、外交部秘書処宛てに郵送での寄贈も可能。提供された物資はウクライナ近隣の欧州諸国に送られ、現地の団体を通じてウクライナ難民の支援に使われる。
(黄雅詩/編集:名切千絵)
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