2,012 回視聴 2023/10/10
子どもだけでの留守番などを放置による虐待と定める埼玉県の虐待禁止条例の改正案について、自民党県議団は10日、取り下げを発表しました。
9月定例県議会に提出されていた改正案は委員会を通過し、10月13日に本会議で採決する予定でしたが、批判の声が相次ぎ断念したかたちです。
改正案は、保護者らが子どもを自宅や車に残して外出するなどの「放置」を禁止していて、小学3年生以下については義務付け、小学4年生から6年生は努力義務と規定するものです。
県によりますと、10日午後2時時点で1007件の意見が寄せられ反対が1005件、賛成はわずか2件にとどまり、「埼玉県で生活を続けるのは難しい」「子育て世帯の声を聞いて議会に働きかけてほしい」といった批判の声が相次いだということです。
こうした事態を受け自民党県議団は10日、会合を開き、今定例会での成立を断念し改正案を取り下げることを決めました。
会見した田村団長は保護者らに課せられる「安全配慮義務」の説明が不足していたため、県民に不安が広がったと繰り返しました。
また、改正案の再提出については「考えていない。ゼロベースで考える」と述べるにとどめました。
一方、大野知事は「今回の提案の撤回は歓迎したい。議員提案条例のあり方を検討する時期にきているのではないか。埼玉県議会から全国をリードし、議員提案条例の手続きについて、提案していくのはいかがかと思う」と述べました。
★外山麻貴市議は、朝霞市駅頭などで朝霞市民へアンケートを実施し、改正案の取り下げを埼玉県議会へ打ち上げしていました。急な動きでしたのでそのような経路でアクションしていましたね。
これも朝霞市の自民、公明市議らからは、憎まれる理由のひとつなんでしょうね?