日テレは中立ではない
去年、アメリカ大統領選挙の季節に、ワシントンポストとニューヨークタイムズといった、アメリカの大手新聞社が「ケリー候補を支持する」という記事を載せたことがある。 フジテレビの大塚アナが「日本では、マスコミの中立性が重んじられるんですが…」という趣旨の発言をした。確かに間違ってはいない。NHKも「中立、公正」がスローガンだし、テレビ朝日も公式サイトで「不偏不党の立場に立って報道し…」とある。もし、例えば日本のマスコミで「イラク戦争に賛成する」なんていう見解を発表したらどうなるだろうか?おそらく大半の国民は怒って視聴率がべらぼうに下がると思われる。 そんな日本のマスコミの世界の中、私は中学生の時に朝のスポーツ情報はいつも日テレで見ていた。野球の報道をする時は中立のかけらもないように思った。明らかに巨人寄りだった。しかもパリーグの詳しい試合結果は報道せず!当時近鉄ファンだった私は、日テレに若干不満があった。「なんでパリーグはいつも放送しないの!?」しかも「今日もジャイアンツが勝ちますように」とか言ってたし! 今はテレビ朝日、フジテレビのスポーツ情報を見てるが、明らかに巨人に大しては特別扱いしていない。むしろこっちの方が正しいと思う。私のようなアンチ巨人が日テレの野球情報なんか見たらキレるに決まってる。そういうこともあって、今の私が日テレを全くといっていいほど見ない状態(年に数えるくらい?)になったのかもしれない。