相鉄線の最後の乗り潰し
昨日(27日)のこと。この日も晴れだった。私は午後になって出かける準備をした。そう、また旅するために。 午後1時過ぎに家を出る。そして銀行で金を補充した後(アルバイトのギャラが入ってた。やった!)、成城学園の駅に向かう。今回はここから湘南台→横浜→渋谷→成城というルートをとる。しばらくして13:38発の多摩急行・唐木田行に乗車。東京メトロの車両(6000系)だったので、遠く常磐線から来たのだろう(案の定、我孫子始発だ)。 登戸、新百合ヶ丘と停まるが、なぜ多摩急行は向ヶ丘遊園に停まらないのか?この駅には1時間当たり、急行が4本停まる。しかしそれ以外の急行停車駅は多摩急行含めて6本。なぜこれほど不平等なことをしているのか理解に苦しむ。いっそのこと、多摩急行は急行に統合されちゃえばいいのに。 そうこう景色を眺めてるうちに新百合ヶ丘に到着。後続の快速急行・藤沢行に乗りかえる。しかし多摩急行を降りた客がそのまま快速急行に乗りかえる…ということは、多摩急行は多摩線内では利用者少ないのかなあ…。 新百合ヶ丘を過ぎて、だんだん景色がのどかになっていく。東京都と神奈川県の間を行ったり来たりしていると、町田に着く。そしてこの快速急行は次の停車駅、相模大野から江ノ島線に入る(土休日の昼間は全部藤沢行)。相模大野の出ると、中央林間、大和、湘南台、藤沢の順に停まる。 江ノ島線に入っても快速急行は快調に運行を続ける。しかし終点・藤沢に近くなるほど乗客の数が減って行く(中央林間で田園都市線に、大和で各駅停車と相鉄本線にそれぞれ接続するのだから減って当然?)。私は湘南台で降りたがこの駅は、この後乗り継ぐ相鉄いずみ野線のほかに横浜市営地下鉄線も接続する一大ターミナルと言っても過言ではない。 ここから相鉄いずみ野線に乗りかえる。私は相鉄本線には2年前に初めて乗車したが(これも乗り潰し)、いずみ野線には一度も乗ったこともないのでこれを達成すれば相鉄線完全制覇となる。 さっそくパスネットを改札機に差し込んでホームに向かう。それにしても…非常に深いところにホームがあるもんだ。長い階段を2つ下りる。これはつくばエクスプレス(こちらも地下駅は結構深いところにある)といい勝負になるかもしれない!?ホームには14:30発の快速・横浜行が入線している。快速列車とは言っても、いずみ野線内は各駅に停まる。すると意外に結構客が入る。ここからだと横浜への最短ルートになるからだ。 本線との合流点となる二俣川駅まで、快速は順当に停まるが沿線はまだ開発途中と言っていい。まだ未開発地がたくさん見うけられた。平成の世に完成したいずみ野線だがこれからどんな発展を見せるのだろうか? 二俣川で海老名からの本線と合流し、一路横浜を目指す。二俣川を出ると鶴ヶ峰、星川、横浜の順に止まる。しかしそれほどスピードは出さない。カーブが多いのか、それとも前の列車がつっかえてるのか、よく分からない。分かりやすいダイヤの反面(10分サイクルで急行、快速、各停が1本ずつ)、これじゃあなあ…。15:00、終点の横浜に到着。私が驚いたのは正面の改札機の数。何と30基以上!まさに相鉄グループの総本山のシンボルとも言える。 ここ横浜からは東急東横線に乗車する。私にとっては久しぶりに東横線に乗車することになる。去年みなとみらい線が開通したことによって、これまた深い地下ホームに潜ってしまった。改札口からホームまで行くのにまた苦労したよ…。そして15:11発の特急・渋谷行に乗車する。菊名、武蔵小杉、自由が丘、中目黒、渋谷の順に止まる。 久しぶりに東横線からの車窓を堪能するが、元住吉付近が高架化工事中だったのが興味深かった。そういうことは前々から聞いていたが、まさかここまで工事が進んでいたとは…。いつ頃工事が完成するか見守りたいと思う。その後、武蔵小杉で目黒線と、自由が丘で各駅停車と、中目黒で日比谷線に接続し、終点の渋谷へ。ここ付近も地下鉄13号線の開通からしばらくして地下トンネルを掘るといわれてるが、果たして大丈夫なのだろうか…?元住吉の時と違ってここはいささか不安だ。 横浜から27分、15:38に渋谷に到着。ここで少し寄り道をする。道玄坂を過ぎたところにあるブックファーストに寄ったが、よりによってここに阪急電車のカレンダーがあった。私も「なぜ阪急!?」と思ったが、いつ頃だったがブックファーストは阪急グループだったということを聞いたような気がした。結局本を数冊立ち読みしただけで、何も買わないでそこを後にし、井の頭線の駅に向かった。 井の頭線は夕方4時半過ぎの時点ですごく混んでいた。いつでも混んでるのか、この路線は!そう思いながら、下北沢で小田急に乗り換えたのでした。ふう、なかなか疲れた。 今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。