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2006年02月の記事

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改憲の国民投票で、選挙年齢が引き下げ？

　先日、自民党と公明党は憲法改正時の国民投票では、１８歳以上の人が投票できるようにしよう、と話し合ったそうだ。私としても「もっと若い世代に政治について興味を持つようになってほしい」という思いを持ってることから、この動きは歓迎したい。さらに今回の話し合いでは、改正案全体を国民投票で問うのではなく、テーマ別に問いたい、というそうだ。これも歓迎すべき点だ。下に取り上げるが、私も各テーマに関しては賛成・反対すべきところがあり、是々非々で対応したいと思うからだ。　去年１０月に自民党が発表した新憲法草案での最大のキーポイントは、自衛隊に代わって「自衛軍」の保持を明記し、集団的自衛権の行使や国際協力での武力を容認する－というものだ。　はっきり言って私は賛成できない。日本は６０年前に世界で初めて原爆を落とされた。その悲惨さ、および当時の国民の「もう戦争はこりごり」という感情もあって、現在の日本国憲法が誕生したとも言える。６０年経った今、状況はかなり違ってきているが、多くの国民の「戦争反対」という姿勢は変わらなかったし、平和を望んでいる（実際、’０３年のイラク攻撃を支持した人はほとんどいなかった）。　新憲法での自衛軍は国際協力の美名の下に、戦争に参加するのではないか、という可能性もささやかれるほどだ。　他のキーポイントは…　１：象徴天皇制の維持　２：国の説明責任や、プライバシー権、環境権といった新しい人権を創設　３：国や地方自治体に、社会的儀礼の範囲内での宗教活動を容認　４：首相権限の強化　５：憲法改正条件の緩和（３分の２以上から過半数賛成で可に）　といったものだ。　私が賛成する点は、１、２、４だ。特に２については、６０年の間にいろんな人権訴訟があって、さまざまな新しい人権が認められてきた。それを憲法に明記しないのでは、ずっと曖昧なまま…になってしまう可能性がある。いっそのこと、さまざまな法律上の解釈を憲法に組み込めばいいのだ。　いまいち賛成できない点は、３だろう。これでは今の小泉さんの靖国参拝が合憲となる可能性が出てくる（中韓がどのような反応をするのは、周知の通り）。　地方でも津地鎮祭事件が有名だ。最終的には合憲となったが、宗教行事に強制的に参加されない権利というのもあるはずだ（現憲法２０条に明記）。　諸外国ではアメリカやドイツなど各国の憲法では、積極的に「条文追加」のレベルで改正が行われているそうだ。さすがに６０年も改正しないままだったら今の状況に合うはずはなく、いずれは改正はやむを得ない時期が来るのではないか。　詳細は数年後に出てくるかもしれないが、仮に新憲法がこのような内容で、テーマ別投票だったら、ここは賛成、そこは反対、と是々非々で対応していきたい。

Feb 27, 2006

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来月のダイヤ改正で消える国鉄車

　来月１８日にはＪＲグループを始め、東武、東急、東京メトロなど全国の鉄道会社が一斉にダイヤ改正を実施する。　それに伴って、遂に長い間親しまれた２つの国鉄車両が消えることになる。　１つは首都圏でただ１つ残った、常磐線の１０３系。まずは山手線から撤退し（’８８年）、京浜東北線や総武緩行線、そして去年は京葉線や武蔵野線からも撤退した。１０３系は率直に言ってうるさかった。モーターが凄くうるさいのだ。同時期に作られた東武８０００系の方が静かだと思う。それにドアが急に閉まるのである。これでは怖い。しかし今度の改正で新車・Ｅ２３１系に完全に置き換えられることで、１０３系は首都圏から姿を消すことになる。　もう１つは東海道線の１１３系。私としても「東海道線といえば１１３系」と連想するほど愛着のあるものだった。１０年以上もそういうイメージが続いていた。しかしさすがに車体の老朽化は否めずに、これまた新車に置き換えられることになった。そしてこれもまた、今度のダイヤ改正で東海道線（ＪＲ東日本管内）から姿を消す。　しかし一方で北関東の１１５系（姉妹版。主に上越線、信越線、両毛線で活躍）は、まだまだ頑張るそうだ。　１１３系を置き換える新車・Ｅ２３１系（近郊型）はロングシートの車両が多く、つまらない。２階建てグリーン車だったら景色がいいのだが、私はケチなのでグリーン車にはなるべく乗りたくない。まあ奮発しようと思うときは別だが。　今度のダイヤ改正は、ＪＲ東日本と東武鉄道が協力して直通特急を走らせるなど、内容も劇的に変わる。果たしてどんなものになるのか、楽しませてくれる内容だ。

Feb 25, 2006

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八景島・シーサイドライン乗車記

　昨日の午前中は別にこれといった用事がなく、家でゴロゴロしていた。しかし午後には、そこで母に大事な用があるというので、邪魔にならないように私は出かけることにした。　　今回はシーサイドライン方面。私は過去に１回だけ乗ったことがあるが、それはもう約８年前のことで、しかも新杉田から少し先にしか乗車したことがないのだ。今回はここを攻めることにした。　12：50に自宅を出発。12：57発の急行・箱根湯本行に乗り、町田で下車。町田から横浜線に乗るものの、横浜線は次の電車が来るまでしばらく待たなければならない。横浜線はベッドタウンを走る路線とはいうものの、１０分間隔はちょっと開きすぎなのではないか、と思うこともある。　スイカ（ICカード）をチャージした後、13：35発の各停・東神奈川行に乗車。東神奈川から先は京浜東北線に乗り換えることになる。車内は長津田辺りから空いてきて、ちょっと待ったら座ることができた。新横浜、菊名と乗換駅が続くが、来月１８日のダイヤ改正からは快速が両方に停まるそうだ。まあ、深く考えれば、そんなに停車駅を増やしていいのかとも思うのだが、東横線との利便性を考えれば個人的には歓迎したい。　　東神奈川で京浜東北線の磯子行（14：05発）に乗り換え、横浜・関内方面へ。さすがに次の横浜駅は賑わっていたが、地下に潜った東横線の高架橋がまだ残されてるとは…何に活用しようと思っているのだろうか。桜木町まで廃止時のままだったような気がする。　関内を出ると横浜スタジアムを左手に見て、電車はいくつかのトンネルをくぐる。よく考えてみると、横浜は崖？の多い地域だ。京急線でも横浜市内ではいくつかのトンネルがあるのだ。しばらくして、終点の磯子に到着。磯子から先、大船までは１０分間隔。次の大船行がやや混んでいたので、果たして適当というのか、そうでないのか…。しかし次の新杉田では多くの客が降りた。まあ、私もその中の１人だが。　いよいよ今日のメインである、シーサイドラインに乗ることになる。ほんとに久しぶりで感慨深い。８年前に乗車したことは今も覚えている。途中の鳥浜で下車し、港を歩いたような記憶がある。　全線乗り通しの切符を買い、14：45発の金沢八景行に乗車。乗車率は低い方だ。果たして採算は取れているのだろうか？南部市場、鳥浜と、浜からやや離れたところを走るが、しばらくして産業振興センターや市大医学部といった埋め立て地を走り、そして八景島方面へ。そこは海がきれいだった。なかなかのものだった。　そして新杉田から２５分、終点の金沢八景に到着。こう見えてもまだ仮駅での営業らしく、将来の延伸に備えた高架柱が立っていた。しかし用地は全く確保されておらず、京急線の近くに延伸する可能性は全くといっていいほどないのではないか。私もシーサイドラインの駅から京急線までとぼとぼ歩いていった。　ここから戻ることにするが、とりあえず品川乗り換えの渋谷までの連絡切符を買う（710円）。しかし後から「スイカ使えばよかった…。150円の節約になったのに！」と後悔してしまった。　とりあえず金沢文庫まで各停で行き、そこから快特へ。15：22発の快特・青砥行（1500形8両）だ。「けっ、ロングシートとはつまらん」と思いながら乗車。結構な乗車率だ。上大岡、横浜と停車し、そして横浜からはおなじみの俊足を活かした高速運転。これには毎回乗車するごとに楽しみになってくる。そして横浜からわずか６分で京急川崎に到着。そして蒲田辺りでは高架化工事の影響もあって控えめのスピードだったが、それ以外では見事な俊足ぶりを披露した。「ああ、楽しかった（おい）。」　そして乗り換え切符を通し、銀行のATMで金を下ろし、コンビニで飲み物を買った後に山手線に乗車。結構混んでいた。目黒や恵比寿でも乗り換え客が多かった。そしてもちろん、渋谷でも…。やっぱり山手線は日本一の通勤路線だ。　その後は井の頭線、小田急を乗り継いで帰宅した。　今回、８年ぶりにシーサイドラインに乗車することができて、うれしく思う。今まで「いつか乗り潰したい」と思っていただけに。　これまで、まだ乗車記録がないのは総武流山電鉄に、関東鉄道竜ヶ崎線、そして東武鉄道の北関東ローカル線などがある。時間とお金があったら、他の路線の乗り潰しにも頑張りたい。

Feb 24, 2006

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竹島の日に思う

　今日、２月２２日は「竹島の日」だそうだ。昨年３月、島根県議会が条例で制定したものだ。「竹島はあくまでも日本の一部」と主張したいのだろうが、制定が決まったとき、韓国ではいっせいに抗議行動が始まった。そして「竹島の日」に対抗して、「独島の月」というのを制定したそうだ。　私は竹島の日について大反対である。まさに、私にとって「竹島の日」制定こそ、日本と韓国のこれまでの友好ムードをぶち壊した事件だ。これまで日韓共催ワールドカップや、ヨン様といった韓流ブームで、両国の間は近くなったと思っていた。繰り返すが、その友好ムードを見事にぶち壊したのは竹島の日が発端だ。　私は過去にもこのブログ（昨年４月２８日、８月５日の日記を参照）にて、「なぜ日本にとって、あんな小さい島が重要なのか」「あそこには韓国軍も駐留しちゃってるし、どうせ韓国領にしちゃえばいいのに」と主張してきた。そもそも日本は第２次大戦時の加害者だ。被害者に対しては十分な配慮をしなければならず、一触即発のムードは避けなければならない。　もう一度言いたい。なぜ、たかがあんな小さい島が重要なのか？２００海里云々という答えが出ると思うが、そんな漁業の問題についてはどうでもいい。他の所でやればいいではないか。　この竹島の日の制定以後、私は島根県という自治体が嫌いになった。これ以上、あんな小さい島のことで両国民は争ってはならないと思う。せっかくヨン様といった芸能人などの話題で盛り上がってきたのに、ああいうニュースでそういう雰囲気がぶち壊されたのは大変に残念だ。　　それに島根県の隣、鳥取県では悪名高き「人権侵害救済条例」なるものが制定された。これは簡単に言えば、主にネット上で反対運動が続いている、人権擁護法案の地方版のようなものだ。　これらのことで、山陰という地方は一気に嫌いになってしまった。

Feb 22, 2006

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三菱ＵＦＪに言いたい。

　三菱東京ＵＦＪ銀行の最終的なシステム統合が’０８年末までずれ込むことになったらしい。当初予定では’０７年末の目標だったために、最終的には１年遅れとなった。利用者はこの先２年半もの間、制約を受けなければならないことになる。　私はいっそのこと、もう遅いけど東京三菱銀行とＵＦＪ銀行は合併しなくてもよかったのではないかと思った。すでに三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループという共同持ち株会社を設立した段階で、合併するのは信託銀行と証券会社、それに他のグループ会社だけでよかったのではないか。銀行と信託銀行とで所属する金融グループが違うこともよくある話だ（例：三井住友銀行と住友信託銀行）。　もし仮に、銀行同士が合併しなかったら、例のシステム統合の難点は防げたと思うし、現段階のような面倒なことにはならなかったはずである（例えば、旧ＵＦＪ利用者は旧三菱宛に金を振り込むことができない）。　すでにグループ全体で旧ＵＦＪに投入されていた公的資金が、驚異的な速さで返済されているそうだ。改めて、何も銀行同士が合併する必要はなかったのではないかと、時々思ったりする。共同持ち株会社だけ作れば、それで十分だったのではないか。　まあ、証券会社や信託銀行は規模がもともと小さいので、合併しても支障はないように思うが、銀行、特にメガバンクの場合、システム障害が起きると影響が広範囲に広がることを予想する必要があり、やっかいなことになりかねないのでは。

Feb 19, 2006

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スーパーアグリ、ドライバー決定！

　先日、今年からＦ１に新規参入するスーパーアグリのドライバーが遂に発表された。佐藤琢磨と井出有治。もちろん５０年以上の長いＦ１の歴史の中で、１つのチームが複数の日本人ドライバーを走らせるのは初めてだ。　まずは佐藤琢磨。まあ当然の人事だろう。特に一昨年（’０４年）には表彰台にも登ったし、何かとチームを助けてくれるはずだ。とにかく今年もＦ１で走ることができて、よかったと思う。　次にＦ１初挑戦となる井出有治。日本国内でも有力なレースドライバーだということは知っていたが、個人的に「Ｆ１は大丈夫なの？」とか「ドライバーを日本人で固めていいの？」とも思った。まあフォーミュラ・ニッポンでもすばらしい成績を収めているとのことだから、期待してみたいと思う。　エンジンはホンダ、タイヤはブリヂストン、ドライバーは２人とも日本人、とオールジャパンで固めたが、果たして全部日本製で固めていいのだろうか、と少し疑問に思ったりもした。特に新規参入するチームにとっては、新人よりも実力者に頼ることが多いだろう。　ドライバー候補に、アンソニー・デビッドソンというイギリス人も上がったりした。彼はイギリスＦ３時代の琢磨のチームメイトだったし、去年も琢磨と同じ、ＢＡＲホンダのテストドライバーも勤めていた（現在もそのポストについている）。　しかし彼はテストドライバーとしての開発能力は高いと聞いているが、レギュラーとしての経験が少ない。そんな彼に名を上げるチャンスをあげてもいいのではないか？何でも地元製にこだわりすぎると失敗することもある。　その昔（約１０年前）、元Ｆ１チャンピオンのアラン・プロスト（フランス）がリジェチームを買収して、オールフレンチのＦ１チームを作ろうと企てた（ドライバーは必ず１人はフランス人、エンジンはプジョー）。しかしプジョーエンジンを獲得してからは散々な成績しか残すことしかできず、大口スポンサーも次々と撤退。遂に’０２年のシーズン開幕前にチームは債務超過で解散してしまった。　スーパーアグリは、少なくともプロストの二の舞にならないでほしい。　Ｆ１開幕まであと１ヶ月足らず。どのチームも準備万端で開幕戦で臨んでほしい。

Feb 17, 2006

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朝日新聞ファン宣言。

　朝日新聞。私が一番気に入っている新聞だ。私の家族が、今から１０年以上も前から朝日新聞と契約していたことから、私にとって朝日新聞は最も馴染みの深い新聞だ（なお、一昨年４月限りで契約を打ち切っている）。　　靖国問題などを取り上げては、小泉さんの外交路線をたびたび批判し、左寄りということもあって反米的なイメージもする。　つくる会の歴史・公民教科書の問題についても、それを徹底的に批判し、産経新聞と社説上で大論争を展開したこともある。　不祥事の続くＮＨＫの、従軍慰安婦がテーマの番組が政治家の圧力で差し替えられたと報じたとき、ＮＨＫや政治家から大バッシングを受けた。　去年の総選挙の際、新党日本を立ち上げた田中康夫・長野県知事に対する虚偽のメモでの虚報を報じて、世論から多大な非難を浴びた。　それでも私は、上記の事件を聞きながら朝日新聞を紙面で、またはネット上で読み続けて、擁護した。不祥事を起こしながらも、私が彼らの味方になる理由は、主に考え方が極めて近いことだ。小泉さんの靖国参拝や、つくる会の教科書に批判的で、かつて日本に攻め込まれた中韓を擁護している。　私は共産主義者というわけではないが、あの戦争は明らかに日本のやり方が間違っていたと思うし、被害国に対する謝罪の回数が、同じ戦犯国のドイツに比べて少ないのではないかと思う。日本の戦後処理はまだ不充分だ。　どんなにネット上などで非難されようとも、考え方が近い限り、私は朝日新聞を応援する。これからも朝日新聞ファンでいることを宣言する。

Feb 15, 2006

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バレンタインデーに思う。

　２月１４日はバレンタインデーである。しかしそんなことは私には全然関係ない。何年間も恋愛とは無縁だからだ。そう、私はそういう孤独な男なのだ。　「彼女欲しい！」と思ったときも勿論あった。特に大学のキャンパスの中で、イチャイチャしたり、おしゃべりしたりしているカップルを見ていると、不愉快な気分になる（ていうか、自分が努力しないだけだろ）。　昨年末、とあるチャットルームで、恋愛の成功の秘訣について「（他人に好かれるには）自分が変わらなくちゃダメ」「考え方を変えるとか」「相手に合わせること」と教えられた。しかし私は正直言って頑固だ。若いくせに頑固で、簡単に考え方を変えないのだ。この体質はおそらく変わらないかもしれない。　そもそもバレンタインデーというイベントは、とあるチョコレート会社が勝手に作った記念日だそうだ。それに最近のアンケートでは、約７０％の女性が「バレンタインデーは必要ない」と考えているそうだ。男である私も「必ずしもバレンタインデーは必要ない」と思っている。自分にとっては、女性からチョコをプレゼントされるというのは、無縁なものだからだ。　とあるマンガの中で、日付が変わる直前までチョコを待つという切ないことをしている男性がいる。もう呆れたものも言えない。

Feb 14, 2006

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皇室典範・改正案について

　ちょっと久しぶりの更新です。ネタ切れだったんで…。　先日の紀子さまのご懐妊はおめでたいニュースだった。私個人としては、男の子を出産されて後継ぎを何とかされてほしい…と思っている。　このニュースが飛び込んだことで、皇室典範の改正案についての議論が一旦ストップすることになった。当然の措置だろう。赤ちゃんが男の子か女の子か分からない以上、第１子の後継、女系天皇を容認する改正案を今の時点で採決するのは時期尚早だ。　個人的に私は女性の皇族の方が天皇になるのは構わないが、女系天皇には反対である。２６００年以上も続いている男系の血が途絶えてしまうからだ。平沼さん（元経済産業大臣）の言うように、こんなに男系だけで長く続いた王室は世界でも日本だけだ。その伝統を、結論を急ぐような拙速な議論で簡単に変えるのは、いかがなものかと思う。　ただ、もし仮に紀子さまが女の子を出産された場合（１１月頃になるだろうか？）、もう皇室に男の子が誕生するのは、私としては期待できないかもしれない。その時は最終手段として女系天皇を容認する改正案に賛成してもいい。

Feb 12, 2006

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神戸空港開港に際して

　いよいよ１６日に神戸空港が開港する。神戸は私の母の出身地でもあるし、私も何度か出かけたことがあるので、神戸には馴染みが深い。もちろん、今回の空港の開港も楽しみだ。約８年前は反対運動が盛んだったのに、「いつの間に！？」という感じにできていた。　その神戸へ羽田からバンバン飛ばすのが、スカイマークエアラインズ。７往復も飛ばすし（JALや全日空よりも多い）、格安運賃も設定する。それとほぼ同時に、同社は利益優先路線に転換する。現在、鹿児島や徳島、関空に飛ばしているが、４月にはこれらを全て廃止し、羽田から札幌、神戸、福岡、那覇への４路線に統一する。　以前には羽田～青森や、伊丹～札幌、伊丹～福岡も運行していたが、採算性がないと見切ったのか、いずれも約１年前後で撤退してしまった。これでスカイマークは「利益優先主義」と思われたのではないか？　スカイマークが撤退する空港の一つである鹿児島県は、同社が撤退することを嘆いていて、地元の南日本新聞も「今こそ信頼できる、別の航空会社を！」と主張していたほどだった。それほど反発を招いたそうだ。　　だが、今度こそ短い期間での路線の再編はこれで終わりにしてもらいたい。もし仮に、力を入れていくはずの神戸から撤退する場合、もう利用客や自治体から信用されなくなるだろう。　余談になるが、来月には新北九州空港の開港も予定されていて（厳密には移転だが）、新たにスターフライヤー航空が羽田～北九州に新規参入を果たす。スカイマーク、エア・ドゥ、スカイネット・アジアに次いで、規制緩和後に生まれる、４番目の新しいエアラインに期待したい。

Feb 8, 2006

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参議院の改革について

　去年の総選挙で、衆議院は自民党と公明党が３分の２を占めることとなったのは周知の通りだ。ということは「衆議院を通過した法案を参議院が否決しても、結局衆議院で３分の２以上が賛成してしまえば、法案は成立してしまう」という状態になってしまったのだ。これでは、一体参議院は何の為に存在しているのかわからない。　そこで、私はこういう状態ならば参議院を縮小すればよいということを思いついた。アメリカの連邦上院は全５０州の代表（１州につき２人）から成り立っている。日本の参議院も、衆議院が巨大化した以上、いっそのこと「４７都道府県の代表から成り立つ状態」にすればいいのである。　１つの県につき２人か４人で十分だ。衆議院が人口に比例して代議士を選ぶのに対して参議院議員は、例えば「東京都代表」でも「北海道代表」でも「神奈川県代表」でも１人当たりの力は変わらないことになる。　そうすることによって都市部の代表者による横暴（言いすぎかも？）が防げるのではないかと思う。　２人ずつだったら、全体で９４人。４人ずつだったら、１８８人。いずれにせよ、現行の２４２人から大幅に減って、小泉さんの提唱する「国家公務員の削減」に一役買うことになるのではないだろうか？

Feb 3, 2006

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祝・通算５０００アクセス！

　題名の通り、「Nishikenのホームページ」は１日付けで５０００アクセスを突破しました。これからもよろしくお願い致します。　今年になって積極的に日記をテーマに投稿したところ、その後の平均アクセス数が大幅に増えました。特に先月２８日の「無宗教の戦没者追悼施設について」は、当ＨＰの１日当たりの最高アクセス数となる７１アクセス達成に大きく貢献し、その記事についても大きな反響をいただきました。　みなさん、ありがとうございました。　改めて、私にとって靖国神社は中国や朝鮮半島の支配を指揮していた、Ａ級戦犯を奉っている神社です。故に小泉さんが参拝すると中国・韓国が反発するのも当然のことだと思うのです。　小泉さんの参拝を批判する中韓が悪いのではない、Ａ級戦犯を合祀した靖国神社が悪いのだと思います。

Feb 2, 2006

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駅員の態度について

　先日、とある鉄道系サイトを覗いていたらこんなのを見つけた。　２０年以上前の話になるが、首都圏の某大手私鉄の有人改札にて。駅名を読み間違えた客に対して、駅員は「それはな、○○○（正しい駅名の読み方）って言うんだよ！！ほら！」と怒鳴ったそうだ。余りにも失礼極まりない発言だ。客を何だと思っているのだろう。　もっとひどいのは、福井県の京福電鉄福井支社（現・えちぜん鉄道）。車内から風景を写真で撮っていた乗客に対し、対向列車の交換中に車掌が「撮ってんじゃねえよ！」と平気で怒鳴り散らしたそうだ。乗客は聞こえないふりをしたが、さらに車掌は「おい、聞こえねえのか！！」と怒鳴った。乗客は後日、京福電鉄に抗議文を提出したが、何の返事もなかったという。　何考えてんだ、この会社は！？上の首都圏の例よりもひどい。客を何だと思ってるのか。公共交通機関の意義を分かっていない。接客サービスのはずなのに、その言葉が存在しないようだ。　もともとこの会社、半年の間に２度の列車正面衝突事故を起こしたことで有名だが、それ以前にバス部門でも乗客が死亡する事故を起こして運転手も自殺したという事件を起こしたこともある。　　結局、福井支社は最終的には国土交通省から運行停止命令を受けて廃業したわけだが、ＪＲ西日本もびっくり？の利益優先体質のツケがこういう形が回ってくるとは…実に接客サービスを軽視してきた会社にふさわしい？結末だと思った。

Feb 1, 2006

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