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2008年08月の記事

全17件 (17件中 1-17件目)

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ありがとう、50000アクセス！

今日は8月31日。夏休み最後の日です。　私自身も就職活動を続けていますが「自己分析とかやらなきゃ」と思っているのに、なかなか手をつけません。人間は楽をしたい動物ですけれども、楽して儲かるビジネスがあるという宣伝があったらそれは100%詐欺です。　どうしよう、今頃になって不安になってきた。　さて、本題。　この「Nishikenのホームページ」はおかげさまで昨日（30日）付けで50000ヒットを達成しました！　このブログを開設してから1278日目での達成です。　ありがとうございます！　夏休みの終わりになってオリックスの好調が続いています。ぜひプレーオフに行ってほしいと思います！（もっと欲を言うならば2位通過で、大阪ドームor神戸で主催試合を･･･）　これからもよろしくお願いします！

Aug 31, 2008

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オリックス、同率3位浮上!!

　ついにこの日がやってきた。オリックスは29日から北海道日本ハムとの３連戦を行っている。そして今日、早くも３連戦の勝ち越しを決めた。これで対日本ハム戦は11勝７敗。あと３つ勝てば、悲願の年間勝ち越しが決まる！　昨日はオリックスが全得点をホームランで稼ぎ、７－４で勝った。この試合のヒーローは浜中だと思う。先制された直後の1回ウラに逆転３ランホームラン、そして３安打と猛打賞である。今年、阪神から移籍してきたがはっきり言って使い物にならないと思っていた。しまいに夕刊フジに「オリックス、猛虎ブランド失墜か」と書かれる始末だった。しかし大石監督が指摘したように、1軍に復帰してから好調が続いている。　そして今日は昨日に続き、オリックスがホームラン攻勢。下山の先頭打者HRで始まり、ローズ、カブレラのコンビがアベックHR。今年10回目だそうだ。これで5回表で日本ハムの先発・八木をKOさせた。終わってみれば７－２で、山本が９勝目を挙げた。小松に続く２ケタ勝利投手が現実になるかもしれない。　今日勝ったことで、オリックスは日本ハムと並び、同率3位に浮上した。借金も「２の壁」を突破し、１まで減った。明日勝てば勝率5割、そして悲願の単独3位だ。　小松が10勝に到達したときはもちろんうれしかった。オリックスにとって日本人投手の２ケタ勝利は、ブルーウェーブ時代を含めると7年ぶりのことだそうだ。金子も２ケタはいけると確信している。２ケタ投手が3人もいると、隠れた投手王国になりそうな予感だ。　結局、パウエルは必要なかったじゃん（笑）。そしてパウエルは自分からSBでプレーしたいと言い出したのに、わずか１勝に終わっている。皮肉なことだ。　同率とはいえ、オリックスがAクラスに浮上するのは4月9日以来のこと。4ヶ月半かけてここまで盛り返してきたのだ。私が応援していた近鉄がAクラスに入ったのは2003年が最後。ブルーウェーブに至っては1998年の同率3位が最後である。合併球団として初めてのプレーオフ進出を目指してほしい。初進出争いで楽天に負けたらかなりの屈辱だ。

Aug 30, 2008

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新党「改革クラブ」結成！民主党から離反者が出る

　大江康弘氏、渡辺秀央氏など4人の参議院議員が新党を結成することが発表された。　党名は改革クラブ。メンバーは、以下の通り。　・渡辺秀央　（代表、比例区・2004年当選）　・荒井広幸　（幹事長、比例区・2004年当選）　・大江康弘　（国会対策委員長、比例区・2007年当選）　・松下新平　（宮崎県選挙区・2004年当選）　このほかにも姫井由美子参院議員（岡山県選挙区）も参加予定だったという。しかし今日になって新党参加を撤回し、民主党の参院議員として活動することを宣言した。これで新党・改革クラブは、政党としての要件を満たさなくなった（国会議員5人以上で構成されることが政党の条件である。よって当面は政治団体扱いである）。　とはいえ、姫井さんが参加するとは驚いた。私も全く想像していなかった。しかしよく考えてみたら、政治活動とは関係のないところで話題を集めていたりしたので、民主党内部で干されていたのは当然のことなのだろうか。いずれにせよ、自分の居場所を求めての離党だと考えられる。しかしこの離党すら考えていた行動に支持母体・連合岡山は怒り心頭だ。姫井さんに投票した45万人の有権者のほとんども納得しないだろう。　結党記者会見で語られた改革クラブの目標、および主張は次の通り。　☆良識の府・参議院を取り戻す　☆民主党はポピュリズム政治に陥っている　☆「民主党は間違っている」ことを何らかの形で証明したかった　目指す政策というより、むしろ参議院のあるべき姿を求めて民主党を離党したのである。民主党は代表選挙においても、今年4月の道路特定財源の問題に関しても、ポピュリズム的政治を行ってきたというのを批判したいのだろう。私もそれに関しては納得できる。民主党はそのような、非現実的な提案については直すべきである。　元々、参議院は「専門家集団」「数よりも理の政治」と言われてきた。専門家集団・参議院の姿を再び追い求めるべく、各党が議論を交わして「参議院は今後、どうあるべきか」を考えていくべきだ。この新党の問題提起は、果たして国民に納得され得るものなのだろうか。　年明けから政界再編だ、新党結成だといろいろとメディアが騒いでいた。私も「きっと自民党から離反者が出て新党結成という形になるのかな」と思っていたが、まさか民主党から離反者が出るとは予想していなかった。　臨時国会開幕を前に出鼻をくじかれた格好の民主党。しかし民主党は逆に吹っ切れたであろう。また、大江、渡辺両氏のような邪魔者が出て行ったことで結束力が強まったのではないか。彼らは民主党の方針にたびたび反発していた。　そんな中、大江氏に働きかけを行っていたとされるのが、二階経済産業大臣である。大江氏と二階氏は同じ和歌山県出身。政治信条も近いとされるといわれるので、二階氏が橋渡し役となっていたのは多くの人々が想像できるかもしれない。　そもそも衆議院、参議院にかかわらず比例区選出の議員は、有権者が政党に期待してからこそ当選できたのである（参議院・比例区は個人名でも投票できるが）。比例代表は有権者の期待に由来している。要するに、昨年の参院選で「民主党」と書いて投票した有権者に対する重大な裏切り行為だと思う。比例区選出の議員が離党したのならば、議員辞職が筋ではないか。　大江氏は約6万9000票、渡辺氏は約10万6000票をそれぞれ個人名得票で獲得している。要するに個人名が少ないので、政党に期待されたからこそ当選できたのである。このことをよく踏まえて行動すべきだった。　また、もう一人批判したい者がいる。荒井広幸氏だ。2004年参院選で自民党から比例区で当選したが（国政復帰）、郵政民営化を巡って自民党を離党・新党日本に参加。しかしそれから2年後には同党を離党するなど、政党渡り鳥の様相を呈していた。　かつて新進党の頃のようにいくつもの政党が集合離散となっていた状態とは違い、今は政治家の安定が望まれる時代だ。度重なる政党移籍では有権者は当然納得しないだろう。どうして移籍を繰り返すのか、ましてや比例区選出の議員が。私も到底納得できない。彼は次回・2010年の参院選では落選が確実になっているだろう。　荒井氏、大江氏、渡辺氏は離党したのだから議員辞職するのが筋である！　そして補欠選挙（あるいは次の総選挙）で選挙区から当選してから堂々と新党で政治活動すべきだ。　9月12日に臨時国会が開幕するが、果たして改革クラブは、そして二大政党はどう国会に臨むのだろうか。そして参議院の威厳は取り戻せるのか。今後の動向が注目されるだろう。

Aug 29, 2008

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南海と阪急の明暗（後編）

　昨日の前編では、主に南海について話を書いた。今日は阪急ブレーブスのその後について話をしたい。　阪急は巨人についで2番目に古いプロ野球チームである。阪急は'70年代後半にパ･リーグの盟主として名を馳せるが、'80年代になるとその座を西武に譲り、再び地味な球団になった。最後の優勝は1984年（日本シリーズでは広島に敗れた）。それ以降は低迷していたが、南海ホークスがダイエーに身売りされても「阪急は無事だろう。しばらく売却されずに続くだろう」と多くの野球ファンは予想していたらしい。　しかしその日は突然起きた。　1988年10月19日、阪急電鉄が突然、ブレーブスの売却を発表したのだ。売却先はオリエント・リース（現在のオリックス。総合商社ニチメンと三和銀行の共同出資により設立されたリース会社である）という大手ノンバンク企業である。これによって、ついに鉄道会社がプロ野球界を牛耳る時代が終わったのだ。　それと同時に山田久志、福本豊という阪急の黄金時代を支えた2人が同時に引退。10月23日。阪急ブレーブスとして最後の公式戦が西宮スタジアムで行われた。こうして阪急ブレーブスの50年以上の歴史が幕を閉じた。　時代は昭和から平成に変わり、日本プロ野球もひとつの時代が終わった。　オリックスに親会社が代わってからは、阪急時代の記憶が急速に薄れていった。チーム名もブレーブスから、ブルーウェーブに変わり、本拠地も西宮スタジアムから、グリーンスタジアム神戸になった。　そんな中登場したのがイチローだった。'94年にはシーズン200本以上の安打を打った。こうしてイチローは一躍、日本プロ野球を代表する選手になった。オリックスは震災が起きた'95年に優勝を果たし、神戸の人たちを勇気づけた。「がんばろう神戸」が合言葉になった。翌年には日本一も果たした。'77年以来19年ぶりの日本一である。　しかしイチローや田口が抜け、仰木監督も退任してからは急速にチーム成績が悪化。2002年には87敗、'03年には88敗、そして'04年には83敗。このように3年連続の最下位。阪急時代でも経験しなかった初めての屈辱だった。　最大の問題点は南海→ダイエーと違い、阪急時代の歴史を継承しなかったことだろう。先進性といえば聞こえは良いが、現在に至るまでオリックスには阪急時代のユニフォームの復活という話は聞いたことがない。　宮内オーナーも日本経済の再建に関する会合には積極的に参加するが、ブルーウェーブ再建には全く消極的だとファンからは捉えられた。そして「宮内オーナー、日本経済再建の前にブルーウェーブを再建せよ！」という横断幕が掲げられたこともあった。　宮内オーナーは財界きっての野球好きだと自称する。だが球団の歴史の重みというのを理解しているのだろうか？オリックスが2004年まで歩んできた歴史の重みを、どう感じたのだろうか？　私は球団合併について、オリックス・ブルーウェーブとオリックス・バファローズは全く別のチームだと考えている。　あるホームページでは、かつて阪急ファンだった人の球団売却についての声が書かれている。　　「信じられなかった。確かに、赤字球団。だが、阪急グループのシンボルは、このブレ－ブスと、宝塚歌劇団だったではないか。しかし、前オーナーから受け継いだこの時のオーナーはシンボルと考えてなかった。　阪急サイド、オリックスサイド、どちらが考えたか知らないが、パリーグの優勝チームを決める大事な日に、こんな発表し強烈な宣伝効果を狙ったことが、悔しい。長い阪急ブレ－ブスの歴史の中で最大の汚点であり、現場の選手、スタッフ、ファンを無視した野球を全く理解しない経営者たちの行動が、腹立たしかった」　現在のオリックス本社の球団に対する姿勢も、おそらくこのときから始まっていたのかもしれない。「プロ野球チームは、グループの宣伝材料に過ぎない」

Aug 26, 2008

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南海と阪急の明暗（前編）

　南海ホークス、阪急ブレーブスという名前が消滅して今年で20年になる。南海は1960年代から'70年代前半にかけて、阪急は'70年代にそれぞれ黄金時代を迎えた。特に阪急は'75年から4年連続リーグ優勝、3年連続日本一という偉業を達成した。　しかしメディアのスポットライトが当たることが少なかった当時のパ・リーグ。南海、阪急両球団とも他球団と同様、観客動員数の低迷に苦しむことになる。特に阪急の場合、ライバルの阪神が同じ西宮市をフランチャイズとしていたからなおさらだ。　かつて日本プロ野球界を支配していた産業は鉄道会社だった。プロ野球チームという最高のコンテンツがあると、ファンが自分たちの電車を利用して球場に来てくれるからだ。新たな乗客を呼べる事業だったのだ。しかしその考えもやがて通用しなくなってきた。　1988年4月。南海ホークスの川勝オーナーが死去。彼は「自分が生きているうちは、ホークスを売らない」という強い意志を持っていた。彼のおかげで南海ホークスが1988年まで延命できた。南海本社ではそれ以前から関西空港建設と連動していた難波駅再開発計画を進めており（昨年完成）、球団の人気低迷の時期と重なったので球団を売却するのには都合が良かった。　代わって就任した吉村オーナー（経理部出身）は、真っ先にホークスの売却に目をつけた。そんな中、ホークス買収に名乗りを挙げたのはダイエー。福岡にプロ球団を誘致する構想とリンクし、9月には双方の思惑が一致してホークス売却が決まった。　1988年10月20日。10.19の次の日だったが、川崎球場で南海ホークスとして最後の公式戦が行われた。15日の本拠地最終戦では満員のファンに囲まれて大阪球場を後にした。20日の試合は３－５で敗れた。こうして南海ホークスの歴史は幕を閉じ、福岡ダイエーホークスがスタートしたのだった。　現在の大阪ではホークスファンは大勢いる。私も昨年、大阪ドームや神戸スカイマークスタジアムへ観戦に行ったが、熱心なホークスファンが大勢いたのが印象的だった。それは福岡に移転してから親会社のダイエー、ソフトバンクが「関西でのファンのシェアを拡大したい」という思惑を持っているにせよ、過去を大切にしている証だと思う。　その証として今年、球団発足70周年を迎えたホークスは交流戦（阪神戦）、およびオリックス戦において南海ユニフォームを着用した。オールドファンにはたまらないファンサービスである。

Aug 25, 2008

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FA制度の大幅改定について

　今月、ラミレス（巨人）がFA権を獲得した。日本プロ野球において外国人のFA権獲得は3人目（ちなみにローズが2人目。彼は現在12年目）。ラミレスは8年目。昨年までならば2009年を待たなければならなかったが、そのFA制度が今年6月に大幅に改定されたのである。　まず、取得年数の短縮が第一として挙げられる。国内移籍に限って8年に短縮された。また、今年以降に入団した大卒・社会人出身選手については7年と、さらに短縮される。しかしメジャーリーグなどの海外移籍は従来通り9年が必要だ。　ラミレスと森野（中日）は上記の8年ルールでFA権を獲得したのだ。　しかし、これで問題が全部解決したわけではない。　今年6月のNPBと選手会との労使交渉では、年俸調停制度、ポスティングシステム（入札制度）の見直し、FA流出によって戦力が低下した球団の出場選手登録と支配下選手登録を拡大させる案は、継続審議となった。　選手会によると、FA権を獲得するまでの期間が長いとなると、FA権を獲得する頃、あるいはそれ以前にはプロ選手としての寿命が来てしまう。そのため、自分で選ぶことができた移籍先でもパフォーマンスを発揮できない、という。これがFA権取得期間の短縮を求めていた理屈である。　2004年～'05年の球界再編、'07年のクライマックスシリーズ導入、と変革が続く日本プロ野球であるが、果たして将来は機構面においてどんな姿になるのだろうか。

Aug 23, 2008

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野田氏、民主党代表選への出馬を断念！

　昨日の日記で、野田佳彦さんが代表選挙に出馬する意向を示しているという新聞記事を紹介したが、今日になって状況がガラリと変わったようだ。　野田さんは、代表選出馬の断念を発表したのだ。　残念なニュースだ。　鳩山さん、菅さんは小沢代表の支持で決まっている。岡田さん、前原さん、枝野さんも出馬しない。これによって小沢代表の無投票当選が確実視されている。　これが２大政党の一翼を担う政党の党首選挙のあり方なのだろうか？　もしここで野田さんが出馬を発表して、代表選挙で負けたらどうなっていただろうか？おそらく野田グループメンバーは次の総選挙での公認を取り消されることもあり得る。あるいは、役員改造という名の懲罰人事で閑職に飛ばされていたかもしれない。　そして野田さんの出馬を断念させた最大の声は次の通りだった。　解散・総選挙が迫っている。　政権交代に向けての最大のチャンスなのに、代表選挙でゴタゴタしている場合か。　つまり「代表選挙どころじゃない！」と言いたいのである。もし代表選で党に亀裂が走れば、10年前の新進党の二の舞を危惧する人々がたくさんいるのである。　小沢代表三選は、果たして賢い選択なのか。それとも愚かな選択なのか。　心配になってきた。

Aug 22, 2008

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民主党代表選、野田佳彦氏が出馬か？

　このブログでも何回か取り上げている、民主党代表選挙の様子。投票日は9月21日。これまで小沢さんの対抗馬は一人として発表されず、このまま無投票になってしまうのかと危惧していた。　民主党に小沢包囲網が進行中？（2月9日の日記）　民主党は代表選挙を実施すべきだ！（7月24日の日記）　しかし昨日や今日になって、野田佳彦元国対委員長が代表選出馬を検討しているという報道が流れた。以下は今日の日経新聞の記事。　野田氏、代表戦出馬の動き　民主、広がる波紋（日本経済新聞）　民主党の野田佳彦広報委員長が9月に予定される党代表選への立候補に向けた調整に入ったことで、党内に波紋が広がった。出馬を検討中の枝野幸男氏は野田氏支援に回る公算が大きく、複数候補による代表選の実施を求める「主戦派」では“一騎打ち”の期待が高まる。小沢一郎代表の優位は揺るがないものの、同氏陣営では選挙準備に入るなどけん制の動きも出ている。　野田氏は20日、水面下で調整作業を進めた。自らに近い中堅・若手議員でつくるグループ「花斉会」の幹事会を近く開いて意見を聞いたうえで、週内にも最終判断する。　もし野田氏が次の日曜までに、代表選出馬を正式に発表したら、民主党を巡る情勢は一気に流動化するだろう。他に河村たかし氏も水面下で出馬の準備を進めているらしい。利点としては「次の首相候補を選ぶ重要な選挙」として、自民党総裁選挙と同じように大々的に注目されるだろう。ましてや一般党員が参加できる代表選挙は6年ぶりだから、なおさらだ。　一方で、ただでさえ今もなお「寄せ集め集団」と揶揄される民主党の分裂の危機を指摘する人も少なくない。かつての新進党の二の舞である。仲間から退場勧告を受けた前原副代表はどう動くのか。結果によっては、彼が政界再編のキーパーソンになるだろう。　一方で同じ時期に代表選挙を実施する政党がある。公明党である。9月23日の党大会が投票日だという。しかし現職の太田代表以外に立候補の動きはなく、無投票当選が確実視されている。　しかし、民主党の石井一副代表も指摘していたが、公明党の人事はどこで決まるのだろうか？公明党は（一般党員が参加する）代表選挙を１回でも実施したのか？　2年前もそうだった。退任した神崎代表が太田氏を選挙前に後継者に指名。彼以外に立候補の動きはなく、そのまま無投票当選。新進党以前の時代でもそうだったという。これでいいのだろうか？これが「生活者重視の政党」なのだろうか？生活者と呼ばれる一般党員の声も代表選挙での対立候補を通じて反映させるというのも、代表選挙での重要な役目だと思うのだが？

Aug 21, 2008

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清原が引退を正式発表！

　昨日は清原の41歳の誕生日だった。　ちょうどかつての古巣・西武の本拠地、西武ドームで試合が行われていた。その開催前、西武球団が清原の誕生日祝いを兼ねて、球場のスクリーンに清原の西武での活躍を称える映像が流れた。私は西武時代の清原の活躍を知らない。　試合終了後だった。清原がオリックス球団の広報部を通じて、今シーズン限りでの引退を正式に発表したのだ。　「現役選手として最後の誕生日を西武ドームで祝えたことをうれしく思う」　というのが彼のコメントの趣旨だった。　やはりケガとの戦いには勝てなかったのだろうか。　3日の日記で書いたように、左ヒザの状態が予想以上に悪化していて本人も「これ以上、グラウンドに立つのは困難だ」と感じたのだろう。　残念です。できれば来年もグラウンドに立って欲しかった。　思えば私は清原を敵として、味方として見てきた。巨人を自由契約になり、オリックスに移籍したことによって、好感度が上がったことを覚えている。　考えてみれば、同年代の選手は続々と現役を退いている。清原もその時期が来てしまったのだ。今季、ファーストにはカブレラが入った。また、オリックスの内野手には嶋村、大引、森山など若い選手がたくさんいる。「もう自分の出る幕はない」と感じたのかも分からない。　私も、最後にもう一回応援に行けたらいいと思っている。　23年間、お疲れ様でした。

Aug 19, 2008

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将来のことで焦ってましたが･･･

　私は9日の日記で、将来のことについて苦しい胸の内を書きました。　それから来月末のTOEICに向けての勉強を始めましたし、就職活動も19日以降は合同企業説明会に積極的に参加したいと思います。　そんな中、昨日、ある人とお話することができました。将来のことについて真剣に考えている人々を応援するサークルのメンバーの1人。そしてその仲間でいらっしゃる就職・転職アドバイザーの方とお話できました。　その方はおっしゃいました。　「要するに、ここ（待ち合わせ場所）まで来るのに、親の金を使ってきたわけだ。どうだ、変だと思わないかい？21歳にもなって親に援助してもらってることを」　「極端な例として、家に帰ってみたら両親が死んでいた。明日から1人で生活しなきゃいけない。その場合、バイトなどの収入口がなかったらどうする？」　「自分の経験を積むためにも、バイトをしたほうがいい」　そういう言葉に動かされ、私は帰宅した後、すぐに近所のスーパーのバイト募集の広告を確認しました。そして「そこのスーパーでバイトをやってみたい」と言い出しました。しかし両親の反応は、びっくり仰天でした。　「どうしてもそこでやりたいのならば、別に構わないが、なぜ今なの？どうして去年の今頃やらなかったの？今は就活に集中するときでしょ」　「大体の学生だったら、バイトを3年生の春までやってお金をためて、そのお金で司法試験準備のための予備校に通ったり、あるいは就活をやるんでしょうが！違う？」　「もしバイト中に急に（就活での）面接のお知らせが来たらどうするの？新人だから簡単に休むわけに行かないでしょ」　と、たくさんダメ出しを食らいました。しまいには、　「あんたの経験値を上げるためにスーパーがあるんじゃないんだよ！！もし私が店主だったら、即刻断るよ！」　と言われました。私は大いに焦り、先の就職・転職アドバイザーの方に相談してみました。すると、次のような答えが返ってきました。　「別にアルバイトをすることは両親と相談して決めることではない。　そもそも、君自身が普段の生活費や交通費を親に負担してもらっていることをどのように考えているかが重要。　正しいか、間違っているか、そうであるべきか否かは、周囲の人間ではなく、自分が決めることだ。」　友人からも　「アルバイトをするかしないかを決めて実行するのは、自分自身だ。他人の意見に左右されず、自分の意思を貫いてほしい」　彼らが伝えたいことは分かりました。　「自分のやりたいことくらい、自分で決めろ」　ということです。　その晩、「自分のことすら自分で決断できない俺は大バカ野郎だ」と責めました。なぜ1年前にもっと考えておかなかったのか。やりたいことが見つからず、フリーターになって両親に迷惑かけるよりは、いっそのこと死んだ方がましかもしれないと思ったことすらありました。　今日の午前中、散発に行きました。そこの床屋さんとは15年以上の付き合いがあります。床屋さんに少し話してみました。　「人間、必ず決断のときが来るんだよ」　「まだ人生の第1章が始まる前なんだよ」　「俺だって今も、人生やり直そうかなと思ってるよ。生まれ変わったら官僚になりたいと思ってるよ（笑）」　そして決定的なアドバイスとなったと思うのが、次の言葉でした。　「今は就職活動に専念すべきだよ。むしろ内定をもらった時期が遅かったから、今の会社で良かったなあ･･･となるかもしれないよ。離職している人がたくさんいるんだからさ（入社後3年間で約35%の新卒社員が離職している）。」　心は固まったと思います。　いろんなアドバイスを参考に、自分の行き先について考えます。　他人のアドバイスを聞くのは当然ですが、何でもかんでも他人に頼ると、自分がいなくなっちゃう。教育実習で、研究授業の直前に言われたアドバイスです。それと共通するところがあったと思います。

Aug 17, 2008

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オリックス、借金を完済できるか!?

　「やったぞ、プレーオフが夢ではなくなった」　そう感じた3日間だった。　オリックスは札幌ドームで日本ハムに3連勝。早くも52勝目に到達した（'06年のシーズン成績が52勝だった）。あとは、千葉マリンスタジアムの試合（ロッテVSソフトバンク）の結果次第で、オリックスは単独4位に浮上する。　私が思うのは「それにしても、よくここまで這い上がることができた」ことだ。　今日の試合結果　Bs　1000110002 5　 F　0101000100 3　勝ち投手は岸田にではなく、川越についた。　加藤大輔は25個目のセーブ。昨年のセーブ数に届くまであと１つ！　今日のヒーローはカブレラ。5打数4安打3打点・ホームラン1本の活躍だった。　これで通算300本塁打まで、あと2本となった。　シーズン開幕前は相変わらずオリックスの最下位を予想する人が多かったと思う。実際、開幕前後は苦しかった。平野佳寿、岸田、デイビー、大久保という主力投手がキャンプ中に故障で離脱。パウエルも契約問題の末にソフトバンクに入団してしまう。投手陣に大きな不安を抱えたまま開幕を迎えた。その後、暫定的に中山と光原とをローテーションに入れた後、次のような先発４本柱が完成した。　金子千尋（７勝８敗、防御率3.96）　山本省吾（８勝２敗、防御率2.84）　小松　聖（９勝３敗、防御率2.66）　近藤一樹（６勝７敗、防御率4.12）　また、ビッグボーイズも開幕直後は絶不調だった。ラロッカが全く打てず。カブレラも打率は1割届かなかった。悲惨な状態だった。しまいにはラロッカは治療のため帰国。今シーズン終了後の契約更新は絶望的な状態だろう。　そして転機の日が来る。5月21日、コリンズ監督が突然辞任。大石ヘッドコーチが監督に昇格した。しかしそれからチームは性格が変わったように勝ち進んだ。岩本勉さんも「全然違うチームになったみたいだ」と今日の試合の解説中で語った。交流戦は負け越したものの、リーグ戦に戻ってからは勝ち越しの状態が続いている（大石監督の下で31勝26敗）。　コリンズ前監督について現場の状態を知らない私は「せめてシーズン終了後まで監督を務めるべきだった」と彼を非難した。　しかしそこには自ら辞任するほどの環境が作られていたのだ（6月24日の日記を参照）。　紆余曲折を経て、オリックスは今日、日本ハムに3連勝！4位ロッテとのゲーム差はゼロ。あとはプレーオフ圏内の3位に入って、出場権を得るだけだ。　追記。　ロッテが敗れました。　これによって、オリックスは単独4位浮上です！

Aug 15, 2008

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北京オリンピック、私なりの途中経過

　最近、ブログの更新頻度が遅くなってしまいました。申し訳ありません。ブログのネタになるものがなかったのと、就職活動で忙しかった。２つの理由で遅くなっています。　北京オリンピック、日本選手団は苦戦を強いられているようです。　柔道でも平岡が初戦で負けるなど、期待していなかったように感じます。　そんな中、北島康介が平泳ぎ200メートルで優勝、2個目の金メダル！やってくれました！　オリンピック史上初、2大会連続、平泳ぎで2冠達成だそうです。　おめでとうございます。　オリンピックに関連して、野球の星野ジャパン。　初戦はキューバ戦でしたが、２－４で敗れました（ダルビッシュが負け投手）。　開幕直前の強化試合の頃から、かなり心配していました。セ・リーグ選抜を相手に二桁失点の惨敗。川上が１アウトも取れずにKO。はっきり言って期待が失望に変わってしまいました。詳しいルールは分かりませんが、大会期間中のメンバー交代はできるのでしょうか？　しかし、星野ジャパンはまだ始まったばかり。リーグ戦は全部で8試合。様子を見ましょう。

Aug 14, 2008

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自己嫌悪中です･･･

　昨日から沈んだ気持ちになっています･･･。　5日にある会社の面接試験を受けて、その結果のお知らせが昨日来ました。　不合格でした。　しばらく冷静を装っていましたが、その夜、人格を否定されたような気持ちになりました。　とても興味を持った会社だったのに。初めて自信のある面接をしたと思ったのに。　面接というのは、ミスマッチ入社を防ぐためにあります。もし入社後に本人が気づいて離職してしまえば、本人にとっても会社にとっても不幸だから。そうだとはいえ「残念ながらご縁がありませんでした」という結果は･･･、その会社については受け入れがたい結果でした。　今日のお昼から、いろいろと両親に言われました。　「君はいっぱい勉強すれば素質があると思うのに、何でもかんでもイヤだと言ってきた。どうしてなのか、不思議に思った」　「君は何をしたいの？このままフリーターとして生活するわけにはいくまい」　「TOEICは？司法試験は？公務員試験は？考えたことある？」　そういう趣旨のことを言われました。　そして何よりも強く言われたのが、母親の次の言葉です。　「どうして教職の道に行こうとしないの？実習の結果も良かったらしいじゃん。君、教師に向いていると思うけどなあ･･･」　私は6月に教育実習に向かいました。最初は分からないことだらけで、クラス運営や授業運営で失敗することも多々あり、厳しく注意されることもありました。しかしたくさんの先生からいろんなアドバイスを吸収し、最後はうまくいくようになった。研究授業についても、校長先生や指導担当の先生からも高い評価をもらいました。意外な結果でした。　しかし、私は最初から教職の道に進むことは考えていませんでした。ただ単に、免許だけ欲しかった。そう考えてきた。理由は簡単。朝早く学校に来て、夜遅くまで仕事に追われる。自由な時間がほしい私としては、条件が違いすぎる労働環境でした。　私は高校生の頃から、「よく勉強できるようになった」と両親から言われます。中学のときに時々取っていた赤点がなくなり、私は気づかない間に学年でもトップクラスの成績を修めるようになっていた。特に3年生の世界史では定期試験で満点を2回も取った。そしてそれを武器にして大学受験し、最終的に現在通っている大学に合格しました。　「あの世界史のときのように、がむしゃらになって勉強すればお前ならきっと司法試験や公務員試験にも合格できると思うのに･･･」　両親はそう言いたかったのです。　ほんとに自分は何をしたいのか。何のために就職活動しているのか。　ますます分からなくなりました。　そして夕方、私は家事で大きな失敗をします。　母親の指示を聞いていなかったのか、指示を無視したのです。　当然、母に追求されました。　「なぜ指示通りに動かなかったの？」　これは私の悪い性格で、人の話を聞いていないことが多く、そのために大事なミスをしてしまうことが子どもの頃からたくさんありました。　私は母の問いに対して答えられませんでした。自分でも理由が分からなかったのです。　さらに今日、本屋で新しい就活本を買いました。　「なんとなく就活している君へ」（大和書房）　という本です。　その中で印象に残ったのは、次の文章でした。　「就職活動するために、やりたいことを考えるのか。それともやりたいことをがあるから、就職活動するのか」　私は前者の方でした。これまで受けてきた面接は10回足らずですが、会社にあわせて志望動機を考えてきました。まさに就活するためにやりたいことを考えている状況でした。これではその会社に無事入社できても、仕事内容で満足できるはずがない。すぐに離職してフリーター生活になってしまうでしょう。　その本を読んで決意したことは、自己分析からやり直そうということでした。　自分の過去の体験を紙に書き出して、「モチベーションの源」を探し出す。いろいろ書き出してみる。しかし、私の書いた「人生の転換期ともなった決断」には何の共通点も見出すことができませんでした。　すぐに挫折しました。　俺はますます自己嫌悪になりました。　自分は社会にとって必要のない人間だと思い込み、一瞬自殺も考えました。　昨年2月11日の日記　私が「死にたい」と思ったのは、上のリンク先にあるように、引越しのアルバイトで全く役に立てなかったことを後悔したからです。コミュニケーションも満足に取ることができない私は大バカ野郎だと思ったからです。　一瞬、そう思いました。　死のうと考えたけれども、踏みとどまった。鉄道ファンである私の理由は次の通りでした。　これからの1年間には関西で鉄道の新規開通が相次ぐ。京阪中之島線や阪神なんば線の開通、それに伴う関西の鉄道ネットワークの再編が期待されています。私はそれによって業界がどう変わるのか、自分の目で見たい。そう思っています。　鉄道が、私の生きるモチベーションになっているのかもしれません。　しかしそんなのでは子どもっぽい。　もっと過去を振り返ることが必要だと思っています。

Aug 9, 2008

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8月6日、9日のことを考えてみる

　今年も8月6日がやってきました。63年前の今日、広島に原爆が落とされました。放射能と猛烈な光、風、高温によって14万人とも20万人とも言われる人々が亡くなりました。　広島、長崎の原爆とは別件になりますが、私もYouTubeで飛行機から投下された核爆弾が爆発する瞬間の映像（冷戦時代の映像）を見てみました。目を覆いたくなるほどのまぶしい光が解き放たれ、強風が発生して建物や乗り物をなぎ倒す。おそらく人もこっぱみじんだったでしょう。広島、長崎で被爆した人々は、このような風景の中で被爆したのでしょう。　立派な建物だった広島の産業奨励館も粉々に破壊されました。これが原子爆弾（核兵器）の恐ろしさなんだ、ということを世界に教えたことになります。　しかし、原爆投下から今年で63年。被爆した人々の平均年齢は75歳を超えたそうです。かなり高齢化が進んでいます。原爆の体験を語り継ぐ人々の人口が減っています。　新しい世代を担う子どもたちによる平和宣言が今回発表されました。私たちも含めた多くの若い世代は、戦争を体験したことがありません。それによって、昨年は大学の授業の中で、若者の戦争に対する危機感の喪失、平和への渇望の喪失が取り上げられました。60年にもわたる平和の時代。確かに何も争いごとのない社会が理想だけれども、一部の人々にとっては「平和な時代＝刺激が足りない」と写ったそうです。　昨年の今頃、久間防衛大臣が「原爆投下はしょうがなかった」と発言しました。長崎2区選出の代議士である久間さんはこんな問題提起をしたんだと思います。　　もし原爆が投下されていなかったら･･･どうなっていたでしょう。おそらく日本軍は米軍との本土決戦に向けてラストスパートをかけていて、戦争はさらに泥沼化していたでしょう。そして実史よりも多くの犠牲者を出していたに違いない。あるいは一億総ざんげか。いずれにせよ、最悪の結末になっていたことは確かでしょう。　広島、長崎に原爆が落とされたことによって、何十万という人々の命が奪われた。それが一因となって日本軍は戦争継続を断念、降伏を決断しました。そして戦争が終わり、冷戦時代が始まった。そして現代日本の礎が作られました。久間さんはこのことを指して「仕方がないことだった」と表現したんだと思います。しかし結局は世論に理解されず、反発を招き、防衛大臣を辞任した。原爆投下の是非に関する議論自体がタブーとなっているこの状況を改善すべきだ、という意図かもしれません。　現在の平和国家・日本。そして平和憲法ともいわれる日本国憲法は、このような悲劇が二度と起こらないことを期待して制定されました。一度も改定されることなく61年が過ぎました。現在、自民党、民主党、公明党などと政党の枠を超えての憲法改定に向けて議論が進んでいますが、戦争などによって二度と多くの人々を不幸にしないために日本国憲法が制定されたことを念頭に置く必要があります。　今、日本は曲がり角に来ていると思います。次の60年に向けて。この核兵器のみならず、虐殺といった戦争の恐ろしさを次の世代に伝えるためにはどうすべきか。それを考えることが急務になっているような気がします。

Aug 6, 2008

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勝負は最後まで分からない！コヴァライネンが初優勝

　やはり勝負は最後まで分からない。そう教えてくれたハンガリーGPだったといえる。　王者ライコネンが予選6位スタート。決勝でも調子が上がらない中、チームメイトのマッサは予選3位からスタートし、ハミルトン、コヴァライネンのマクラーレン勢を後ろに控えてトップを独走していた。トヨタのグロックも4位を走行していたが、その後、ハミルトンの脱落により残り5周の段階ではマッサの優勝が確実になっていた。　しかし！残り3周になってマッサにエンジントラブルが発生！リタイアを余儀なくされる。これにはあっけに取られた。その後の記者会見でも非常に不満げそうな顔だったのは言うまでもない。代わってトップに立ったコヴァライネン。2年目のフィンランド人がそのまま最後までトップを走り切り、初優勝！　2位はグロック。こちらは初表彰台。トヨタとしても3年ぶりの2位入賞である。おめでとうございました！3位はライコネン。グロックを猛追したが、及ばなかった。　しかし今回のコヴァライネンの優勝は、棚ボタ的要素が非常に強い。そういう意味で、彼の真の実力が現れたとは言いがたい。次のヨーロッパGPも優勝、つまり２戦連続優勝することで、やっと「優勝を狙えるドライバー」と評価されるようになるのではないか。　現時点でドライバーズポイントのトップは、ハミルトン。3位まで10点差以内という接戦が現在も続いている。果たして次のヨーロッパGP（バレンシア市街地コース）はどんな戦いになるのだろうか？スペイン2箇所目のF1開催地、バレンシアはやはりアロンソカラー1色になるだろう。

Aug 5, 2008

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清原、ついに１軍復帰！だが･･･

　今日のホークス戦を前に、清原が1軍登録された。そしてついに今日の試合の7回ウラ、695日ぶりに1軍のグラウンドに立ったのである。私は試合の様子をYahoo!動画で見ていた。相手は南海ユニフォームの大隣。初球から思いっきり振っていった。そして結果は三振。それでも私はオリックスファンとして、清原が再び1軍の試合に出場できたことをうれしく思った。　私が清原のことを初めて知ったのは1998年、野球というスポーツ自体に興味を持った頃である。同年の夏休み、小学校6年生だった私は初めて野球の試合を見に行った。大阪ドームでの近鉄VSオリックス戦。試合は３－７で近鉄が負けたものの、私は直接聞いた近鉄の応援歌がかっこよく聞こえた。かなりかっこいい歌詞だったのを覚えている。それが、私が近鉄ファンになったきっかけである。　当時の私は清原＝巨人というイメージしかなく、西武の選手だったことは想像もつかなかったのが正直なところである。それから清原の存在を憎たらしいと思った。なんせ巨人のホームランバッターであるから。アンチ巨人の人々が憎むのは当然だったのかもしれない。　しかし2004年に入って清原は故障に悩まされるようになり、その年はわずか40試合出場（12本塁打、27打点）という最低の成績に終わった。2004年の巨人にはローズ、小久保、ペタジーニといった他球団から移籍してきた強打者がいた。清原は当時37歳。堀内監督は彼を構想外選手とし、彼は解雇されそうになった。ちょうど合併球団（オリックス・バファローズ）の監督に就任した仰木さんから「大阪に帰って来い」とオファーを受けて、本当に合併球団に移籍してしまうのではないかと世間は注目していた。しかし彼は「泥水を飲む覚悟」という言葉を残して巨人残留を果たした。スキンヘッドになったのはそれからだ。私が考えるに、それから清原の野球人生が大きく変わったような気がする。　翌年は96試合に出場。22本塁打を打ち、復活したように見えるが、夏休み以降は1軍登録を抹消された。そして10月2日頃だったか、シーズン終了を待たずに巨人から戦力外通告を受けた。その当時のメディアは、'97年にFAで獲得した大物選手の解雇を紙一枚で発表するなど、巨人の選手に対するそっけなさを批判していた、と私は記憶している。　私の清原に対する見方が変わったのはここからである。　2005年12月15日、仰木さんが亡くなった。（同年12月16日の日記）その数日後、彼はオリックス移籍を決意する。背番号は引き続き５。彼の強い意気込みを感じた。ちょうど私も2006年からオリックスを応援するようになり、「まさか清原を応援することになるとは･･･」と感じた。　2006年開幕戦（＠西武ドーム）、清原のユニフォーム姿を見た私は新鮮に感じた。今まで清原＝巨人というイメージしかなかったが、それが崩れたわけである。以下の表はその開幕戦（3月25日）のスタメンである。　（二）塩崎　（中）平野恵　（左）谷　（三）中村紀　（指）清原　（一）北川　（右）ガルシア　（遊）阿部真　（捕）日高　（投）川越　そしてこの日記には書いてないが、同年8月15日に私は千葉マリンスタジアムに応援に行った。スタメンに清原の名前がコールされたとき、私はうれしく感じた。レフトスタンドで他の人々に混じってオリックスを応援した。清原も応援した。もちろん初めてのことである。しかし結果は連続三振だったと思う。私の後ろから「お前、それでも4番かーーーっ！」という野次が飛んだ。大選手の宿命である。それでも私は初めて清原を直接見ることができてうれしかった。　2007年はシーズン開幕前に古傷の左ヒザにまたケガを負い、難しい手術を受けた。プロ野球選手で再起した者はないといわれる、軟骨を取り除く手術である。5月頃には「このままでは引退するかも分からん」という趣旨の発言もした。当時の私は衝撃を覚えた。そして昨年は一度も1軍の試合に出場できず。それでも彼は復活を目指してリハビリを続けた。　そして昨日、2年ぶりに1軍登録された。しかし昨年のよりもっと衝撃的な言葉を口にした。　「このままでは左ヒザが壊れてしまって、二度とグラウンドに立てないかも分からない。3日からの1打席1球を自分の野球人生の集大成だと思って、バットを振り込んでいきたいと思う」　事実上の現役引退発表である、といくつかのメディアは報じたが、まだ正式に引退発表はしていないから分からないというのが私のスタンスなので、できれば来年もまた現役のままいてほしい、というのが私の願いである。　すでに清原と同年代の選手はそのほとんどが現役を引退している。桑田さんが今年3月に現役引退を発表した。昨年には古田さん、佐々岡さん、吉井さん（現日本ハム投手コーチ）も現役を引退した。高津さんはヤクルトを退団し、韓国プロ野球で最後の現役生活を送っている。　ひょっとしたら、私が清原のプレーを見れるのは今日が最後かもしれない。でもまだ「さよなら」は言わないでほしい。私もできればもう一度、球場で応援したい。仰木さんは死ぬまで彼を誘ってくれた。仰木さんが叶わなかった夢、プレーオフ進出という夢を実現させるまで、引退しないでほしいというのが、私の清原選手に対する願いである。

Aug 3, 2008

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福田改造内閣、始動！

　昨年9月に発足した福田康夫内閣。しかしその閣僚の大半は安倍改造内閣から引き続き起用された者だ。安倍さんの突然の辞任により、緊急に組閣する必要があったので、福田さんは自分のカラーを出せずにいたのは仕方がないし、その辺りでは私も同情する。しかしずっと安倍カラーのままの内閣だったので、「福田さんは何をやりたいのか全くわからない」という批判が国民から相当あった。　そこで行われたのが、今日の内閣改造である。メディアの報道によると4日頃に実施されるはずだったらしいが、（１）消費者、生活者主役の国を作っていくためには性急な内閣改造が必要だ（２）4日が仏滅で縁起が悪い（３）このまま決断を先送りしていると、次の総選挙に向けて国民からの福田首相の印象がさらに薄くなる、などの理由から今日、行われた。　17閣僚のうち13閣僚が交代するという、メディアの予想通りの大規模な内閣改造となった。留任はわずかに4人、新入閣が5人。全体的にベテラン起用の印象が強い顔ぶれとなった。　発表された内閣の顔ぶれは以下の通りである。　福田改造内閣・閣僚名簿（Yahoo!JAPAN）　第一の注目は伊吹財務大臣、与謝野・経済財政担当大臣という人事だ。経済・金融関連の閣僚に中川秀直氏などの上げ潮派（増税に慎重）を排除し、増税派を起用したことだ。これで消費税増税についての議論が深まることが予想される。　しかしただでさえ物価が高く、国民の生活は苦しい。それに追い討ちをかけるのが増税･･･。もしそれが実現すれば国民の怒りはまさしく頂点に達するだろう。国民に対しての負担は増大させる反面、大企業に対しては税金の減免措置を取るという、矛盾した政策を取った政府の責任である。　第二に、郵政造反組の完全復活である。野田聖子さんが消費者行政推進担当大臣として入閣した。自民党役員人事でも、同じ造反組の保利さんが政調会長に就任した。これで郵政民営化に反対したものの、安倍首相の下で自民党復党が叶った人々の復権が果たされた、といってよい。　第三に、公明党からの閣僚人事。斉藤鉄夫政調会長が環境大臣に就任することになった。公明党は問題を起こす省庁の閣僚になることを嫌っていたという報道がある。だから夕刊フジなどでは「次の公明党出身閣僚は環境大臣が有力か？」と騒がれたが、予想通りとなった。　毎日新聞の報道によれば、公明党内部には「閣外協力に格下げすべき」という議論があったそうである。また、公明党が環境大臣というポストを選択したのも「厚生労働大臣や国土交通大臣と違って、政権への関与が薄くなったという印象になる」という判断によるものだったらしい。　これによって、自民党と公明党の溝が予想以上に深まっていると判断できる。本音をいうと、もし公明党が結成当初の理念を忘れていなければ、連立政権から離脱してもおかしくないと思うのだが。（1月4日の日記を参照）

Aug 1, 2008

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